デジカメで文献を複写する
アルバカーキで知り合った素適なおば様から、文献を複写するのにデジカメを使いたいのだけれど、?
とメールを受け取りました。
就学ビザで、お一人アルバカーキに居られ、ニューメキシコ大学の学生、博士論文にトライしている方で50才くらいの方かと思いましたら還暦を過ぎていると聞きびっくり。
いただいたメールは
複写はデジカメの最も得意とするところです。フイルム式カメラでは大きな一眼レフ出なくては出来ませんでしたが、デジカメではコンパクトカメラで簡単に複写が出来ます。
フイルム式カメラでは撮影範囲が1メートル〜∞でしたが、
デジカメはマクロモードがあり0.07メートル〜∞間でと近接の撮影範囲が広がりました。
これはCCD(撮像素子)がフイルムに比べて小さいので、レンズ設計の自由度が広がったからです。
では早速文献の複写にトライしてみます。
カメラの取り扱い説明書を複写してみましょう。大きさは右側のタバコと比較してください。
カメラをマクロモードに設定します。
ファインダーのはじのほうにお花マークが出ます。
ズーム付のカメラでしたら、少しズームをしてください。三倍ズームでしたら中間くらいがいいでしょう
カメラを写したい文献の正面にすえます。
手ブレを防ぐためにストロボを使います。ストロボボタンを押して強制発光にします。
カメラの背面にある液晶を見ながらレリーズすれば完了です。
ファインダーで見ると複写撮影のときは正確に位置が決まりません。
私が撮影したカメラはオリンパスのC−755です。このカメラはファインダーに液晶が使われているのでファインダーを覗きながら撮影が出来ます。
ファインダーの液晶式は今のところ若干タイムラグがありますので動いてる被写体を追いかけるのには難点がありますが、文献の複写には全く問題ありません。
将来、さらに液晶が細密になり、応答スピードが速くなると、素晴らしいファインダーが実現できる可能性があります。
余分なところを切り取ります。