E−510 さくらそう撮影(マクロ撮影)

さくらそう撮影のようなマクロ撮影では、どこにフォーカスを合わせるかで、写真がまるで変わってしまう。

花芯にピント 花びらにピント 花びらの先端にピント

このピント合わせが難しい。オートフォーカスで「花芯にピント」を合わせようとすると、「花びらの先端にピント」が来てしまったりして苦労していた。

E−510で解決
液晶を使ったライブビュー機能の素晴らしさ
1.この機能のおかげで、思った所にピントが合わせられる、少し視力に自信が持てなくなった者にとってはありがたい。

2.ブレを嫌う3脚撮影で、ファインダーを覗くのは、意外に体に無理をかけてしまう、昨年はE−300で撮影でしたの で、この機能が使えず腰を痛めてしまい回復するのに1年を要してしまった。今年はライブビューのお陰で腰は快調。
3.さくらそうの花の色は大変微妙な花色なので、可能な限り色温度を正確に合わせ、露出補正をライブビューで確認できるのがうれしい。
4.ピントの深度も一応確認できるが、何しろ画面が小さいので、参考程度。

この機能のおかげで、撮影枚数を1/3に減らすことができた。去年はピント、色温度を変えて何枚も撮影していたので15日で10000駒を超えてしまったが、今年は4,000駒で済んだ。花が風で揺れるので、風が止まった瞬間を狙うがそれでもかなりのコマを撮影。さらにコンピュータの性能を上げたので、RAW撮影が実用的になった、撮影時に色温度を調節しライブビューで確認しながら撮影し、色の印象をメモしておき、RAW現像時に色温度の微調節をコンピユータで出来るのが良い。しかし色の人工的再現には限界があるので、このことを頭に叩き込んで作業しないと、おかしな色作りになってしまう。