雑言の大地
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  1月14日   飛翔への可能性、または雑言。
我々の考えること、感じること、書物に記されるすべてのことについて、私たちは日常、そのすべてに意味合いをつけて、自己や、他人にさえも解釈させられるようにしておかないと、皆がそうしておかないと、どうも気が済まないらしい。いまの私には、そう感じることしかできない。創作を形作るなにがしかが湧き出る源泉の上から、日夜、上記のしがらみによって、蓋をされている状態であるようだ。真実を見据え、それを文章にて描くにあたって、意味合いなどからの逆算的発想は、創作の妨げ以外の何者でもない。その作品の意味合いなどを論じるのは、受け取り側の第一人者である(その立ち回りを行うのが、その著の作者ではないということが、人の能力の限界を感じさせるといっても構わないが!)批評家にさせておけばよい。糞くらえだ!自己が自己であらんとする、人が猿から進化した中で、体毛や四足歩行などよりも、もっと早く決別すべきであった、貧困な動物的意思。その一点にのみおいて、少なくとも私は、人が行うべき「精神の飛翔」を、妨げられた。


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