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強者の支配

 

アナキンは、格子越しにオビワンを見つめた。

「君への褒美は、本当にこれでいいのかね?」

アナキンの隣に立つ、この星の将軍が通訳を介して、アナキンに尋ねた。

将軍は、壮年のごく逞しい男だ。

顔に大きな傷がある。

将軍は、その顔に似合わぬ困惑を浮かべて、若いジェダイを眺めた。

「こちらでいくらでも世話をさせて貰う用意もあるのだ」

将軍は、犯罪者を捕らえるため、この星に降り立ち、すばらしく強大な力を見せたジェダイが、年嵩の男をこの部屋へと拘束することを望んだことに、未だ納得がいかなかった。

「我が星の奴隷達を、何人でも用意させてもらうぞ?」

「いいえ」

アナキンの師匠は、この星の脾女達が着る衣装に替えられ、両手を拘束されていた。

師匠は、屈辱に、気丈な目が潤んでいた。

格子の隙間から、オビワンが、アナキンを睨む。

アナキンは、ごくりとその目に喉を鳴らした。

「十分すぎるほどです。将軍」

アナキンは、使い慣れぬ言葉を間違うことなく伝えようと苦心している通訳や、将軍の視線にたじろぐこともなく、衣装の下から伸びる師匠の足をじっと眺めた。

オビワンは、着慣れぬ衣装に足下がはだけてしまっている。

たっぷりと白い肉のついた太腿まで丸見えだ。

先ほどまで、神経錠で、拘束されていたというのに、きっと、逃げようともがいたのだろう。

アナキンの視線に、師匠が、肌を隠そうと動きの鈍い足を引き寄せる。

「くどいようだが、本当に、こんなことでいいのかね? 我々が君を歓迎する意志を疑って欲しくはないのだが」

「いいえ、本当に、これでいいのです。ご存じない我々の風習を押しつけますことを申し訳なく思うのですが、これは大事な儀式なんです。これを怠るわけにはいきません」

交わされる会話に、通訳は、四苦八苦している。

この星は、独立宣言を行っており、他の星々との交流が極少ない。

共通語を話せる人間も、殆ど居ない。

この星の人間は、闘争心が異常に強く、力というものを信仰していた。

そのトップに立つ男は、強かった年若いジェダイを歓迎している。

「そうなのか。ジェダイというものは、不思議なものだな」

この星を訪れたジェダイは、アナキンたちが初めてだった。

だから、アナキンは、何もかも自分のいいようにジェダイというものを説明した。

「たしかに、そそる男ではあるが……」

将軍の視線が、格子の中のオビワンの身体を舐めていく。

アナキンは、この国の王であり、将軍でもある男に、十分な笑みを浮かべた。

「ご協力に感謝しております。申し訳ありませんが、私は、このパダワンを躾なければなりませんので、そろそろ」

アナキンは、遠慮深く廊下の向こうへと視線を投げかける。

「将軍の元へは、後ほど、また、ご挨拶に伺わせていただきますので」

聡く、賢くなければ、この星で将軍になど上り詰めることなどできなかった男は、師の手助けを何もできなかったパダワンが罰を与えられるための頃合いなのだと、すぐに察して、踵を返した。

「ああ、では、また、あとで、珍しい話を聞かせてくれ」

慌てたように、通訳が後を追う。

「はい。将軍」

アナキンは十分な礼を尽くして、頭を下げる。

 

「アナキンっ!」

二人きりになった途端、オビワンは、自分を見下ろす弟子に怒鳴りつけた。

「アナキンっ! お前何を考えているんだ!」

アナキンは、口元に笑みを浮かべた。

「マスター。身体の調子はどうですか?」

渡されていた鍵を使い、アナキンは、格子戸をくぐる。

アナキンの師匠は、格子戸の嵌った一室に監禁され、両腕を拘束されていた。

身をよじるたびに、着慣れない衣装の前が開いていく。

師匠は、それを直すことができない。

「随分、動けるようにはなったようですね」

オビワンは、アナキンの視線を避けるように、足を重ね合わせ、大事なところを隠そうとした。

だが、その姿は、やたらと隠微だ。

この星の美意識に適ったこの部屋の調度のせいかもしれない。

影を落とすシェードの光は、オビワンの身体に微妙な陰影を付ける。

アナキンは、もはやすっかり足下のはだけてしまった師匠を見下ろした。

「色っぽいですよ。マスター」

「アナキンっ! すぐに私の拘束を解きなさい」

「だめですよ。マスター。この状況を十分に楽しんでからでないと」

弟子の口元には、楽しげな笑いが張り付いている。

「アナキンっ! お前、あんな誤解を振りまいてどうすんだ!」

「いいじゃないですか。もともとジェダイが一度も立ち寄ったこともないようなこんな辺境の星、我々が振りまいた誤解が解けるのなど、きっとあの将軍が、暗く冷たい寝床にお眠りになった後、100年もたってからに違いないんです」

今回ジェダイ師弟が降り立った星は、独自の世界観を持ち、他の星々との交流を断っていた。

この星は、自国のなかでの、争いに夢中だ。

「もし、この星が、自分たちの方針を変え、他の星々と交流を始めたらどうする気なんだ!」

こんな状況だというのに、オビワンは、銀河におけるジェダイの評価を心配した。

アナキンには、そんな師匠がいっそかわいらしい。

「その時は、その時でしょう。いいじゃないですか、風変わりなジェダイの噂がまたひとつ増えるだけだ」

「アナキン!」

また、オビワンが怒鳴る。

アナキンは、師匠をたしなめた。

「マスター。賭に負けた人が、後からごちゃごちゃ言うのは、負け犬の遠吠えって言うんです」

「しかし……」

「マスター。全然、あなた俺に適わなかったんですよ? 半日も早く、俺は、あの犯罪者を捕獲した。そして、あなたは、半日後、どうなってました? この星の兵士ドロイドに囲まれて、手も足も出なくなっていた。助けたのは俺だ。全く、今回は、マスター、あなたの負けでしょう? そもそも、賭をしようと言い出したのも、あなただし」

アナキンの言葉に偽りは含まれなかった。

賭を言い出したのは、オビワンだ。

辺境の星に逃げ込んだ犯罪者を捕獲するのは、もはや簡単な仕事のはずだった。

長く続いた追跡の、ほんのちょっとした楽しみのはずだった。

しかし、オビワンは、情報の少ないこの星の状況を師匠は見極め間違えた。

そして、弟子は、いつもながらに、とんでもない腕前を見せ、宇宙塵の間を飛んでみせたのだ。

「この星は、勝ったものが偉いんです。勝ったものの言葉だけが真実であり、……マスター。残念でしたね。一度でもこの星にジェダイが来ていれば、まさか、年上のパダワンをもつジェダイなどという存在は、さすがに通らなかったでしょうに」

この星では、歳は関係がない。

強ければ、十の子供でも、将軍になった。

奴隷という制度も、未だ残る。

弱ければ虐げられる。

「マスター。あなたの命、俺の一言で、どうにでもなるって言う状況、ちゃんとわかってますか?」

アナキンは、瞳に獰猛な脅しを含ませ、未だ虚勢をはる師を見つめた。

「アナキン、お前、何をする気だ……」

オビワンは、繋がれた手のまま、ジェダイナイトを睨み上げた。

「それはね。マスター。賭を始める前に、もし負けたらと、あなたがちらりと思ったことをするんです」

 

アナキンは、部屋に置かれた調度品を調べ始めた。

部屋の中は、不思議な調度で一杯だ。

どこか郷愁をそそるようなセンチメンタルでいながら、しかし、甘ったるくはない数々の調度は、アナキンの心を擽った。

この星の美的感覚は、とてもクールだ。

「マスター。この部屋、大事な奴隷の躾を施すための部屋だそうですよ?」

アナキンは、コルサントでは見かけない古風な形の物入れの引き出しを開ける。

「俺が、あなたを助け出し、このパダワンに、ちょっとした罰を与えなければならないって言ったら、ちょっと誤解されてしまったようで、この星のそれ専用の男が、あなたに罰をくれそうになりましてね」

引き出しの中には、アナキンには、用途すらわからないような淫具が、綺麗に整理されていた。

本当に、ここは、それ用に作られた部屋なのだ。

何人の奴隷が、ここで調教を受けていったのか。

「さすがに、それは、まずいんでストップをかけたわけなんですけど、マスター。この際、しっかり仕込んで貰っときたかったですか?」

アナキンは、その中から、全く用途の分からない、グロテスクな物を取り出した。

オビワンの目が、見開かれた。

「嫌?」

オビワンは、震え上がった。

「仕方がないなぁ」

今度、アナキンは、自分で用途がわかり、オビワンでも耐えることのできそうな淫具を一つ取り出す。

本当は、最初から、これが本命だ。

アナキンの手には、直径が2センチはあるパールがいくつも連なる淫具がある。

「罰を与えるために、ここをお借りしたんですから、マスター。すこしは、いつもと違うことをしないとね」

「アナキンっ!」

「この位だったら、平気でしょ? マスター。あなたは、負けたんだから、つべこべ言わない」

アナキンは、オビワンの背後に座った。

後ろから師匠を抱きしめ、その襟を崩すと、胸に手を忍ばせる。

師匠の胸は、ドキドキと大きく音を立てていた。

ぬくもりに、アナキンは、あのぞくりとした瞬間を思い出す。

「マスター。あなた、死んでしまうおつもりだったんですか?」

アナキンが、オビワンのフォースを感じ、その場所へと駆けつけた時、この師匠は、戦地の中で、数十体物ドロイド兵に囲まれていた。

師匠の姿がはっきりと確認できないほど、たかっていたドロイド兵。

アナキンは、師匠の胸毛に隠れる小さな乳首をくびりだし、つねる。

「……っっぅ……」

「死んでしまえば、こうやって、ここを弄って貰うこともできなくなるんですよ?」

「……んんっっ」

オビワンの目元が赤く染まった。

「……アナキン、この星は、なんの条約にも加盟していないんだ。いきなり戦闘に持ち込むことなど」

「そういうきれい事は、言うべき時と、場所をわきまえてから言ってください。ここは、どこも彼処も戦地だ。マスターのやり方で、やってたら、十命があっても足りない」

この星に降り立とうとしたアナキンは、スターファイターを狙撃された。

それを回避したアナキンは、その場を占めるドロイド兵をレイザー砲で一掃し、それでもまだ、生き残るものたちをライトセーバーで切り捨てた。

その日一番の虐殺者だったのは、アナキンだろう。

賭の商品に釣られ、逃亡者を追うアナキンは、自分の生命保証を揺るがす存在に対しては、遠慮なく刃を剥けた。

この星がどういう場所であるのか、瞬時にアナキンはわかった。

死を賭した任務になど、欠片もロマンを感じない男は、容赦をしなかった。

それを、この星の一番強い男が聞きつけた。

故に、今、この場が与えられている。

アナキンは、潰したオビワンの乳首を、指先でゆるゆると撫でた。

師匠の口が小さく開く。

「……っぁ……」

師匠の乳首は、すっかり腫れ上がっていた。

アナキンに嬲って欲しいと、ぷくりと、立ちあがっている。

小さな声が聞こえて、アナキンは、口元に笑みを浮かべた。

「マスター、ご自分がどんな目にあうか、すっかり楽しみに待ってらっしゃったみたいだ」

アナキンは、小振りな乳房ほどもある師匠の胸肉を手の中に収め、もみしだく。

「違うっ!」

「でも、この場所で、ずっと拘束されていて、俺を待つ間、いろんなこと考えたでしょう? こんな部屋ですからね。一体、俺のいやらしいマスターが何を楽しく想像していたのかと思うと、恐い。恐い」

アナキンは、師匠の身体を自分へと抱き込んだ。

割れた裾から覗く太腿へと手を這わす。

師匠の肌が泡だった。

オビワンの目は、床に置かれたパールが一連となった淫具をちらちらと気にしている。

「マスター、早く、ほしいんですか?」

アナキンは、太腿を撫で上げ、裾をすっかり絡げてしまう。

ペニスがむき出しになり、オビワンが頬を染めた。

ペニスは、濡れて大きくなっている。

弟子の視線に、オビワンのペニスがぴくりと震えた。

オビワンは、恥ずかしそうに顔を伏せる。

だが、期待して恥ずかしがっているわけではない。

いくら賭に負けたとはいえ、そんなことをされてしまう自分を恥じているだけだ。

しかし、アナキンは、うそぶいた。

「困ったな。こんなに期待されちゃ」

アナキンは、胸への刺激に、頭を擡げた師匠のペニスを手の中に握った。

しっかりと手の中に握り込み、先端から、根本まで、まんべんなく刺激する。

「……んんっ」

割れた裾は、臍へと続くオビワンの淫毛を隠しはしなかった。

師匠の腹が、焦ったような息づかいに何度も膨らみ、へこむ。

「マスター……」

アナキンは、師匠をもっと自分へと凭れさせた。

バランスを崩したオビワンは、大きく足を開く。

アナキンは、その股ぐらに手を突っ込んだ。

ざらりと生えた毛を辿り、小さく窄まる肛門に指を押し当てる。

「ねぇ、マスター、あなたの準備がすっかり整ってるって聞いたんですけど」

アナキンは、師匠の耳を噛んだ。

「ねぇ、一体どういうことなんですか?」

つぷりと入れたアナキンの指先が、濡れる。

アナキンは、顔を顰めた。

しかし、アナキンの師匠は、弟子どころの騒ぎではなく、思い切り顔を歪ませた。

突然、火を噴いたように、オビワンが怒鳴る。

「アナキン、お前がさせたことだろう!」

この不満を一体どこに隠していたのかというほど、激しくオビワンは、弟子を責める。

「お前が、あんなことをさせるなんて!! させるなんて!!」

アナキンは驚いた。

「えっ? 俺は、別に……」

「私は、見も知らぬ男達の前で、すっかり腹の中のものを全部出すことを強要された! 中に、わけの分からない薬を塗れと言われた!」

オビワンが、怒鳴る。

アナキンは、あまりの内容に、凍り付いた。

「……マスター、あなた、それ、本当にやったんですか!」

アナキンは、激しい怒りとともに、師匠を揺さぶった。

「あなた、何を考えているんです!」

オビワンは、振り返り、弟子を睨み付けた。

「国交のない国の住人を斬りつけるわけにもいかない。しかも、こっちは、神経錠で、すっかり参ってるんだ。一体どうしろと……」

「それだからって、余所の男の前で、腹の中のもんを全部ぶちまけて、あそこを丸見えにして、指まで入れて!」

「お前……」

まるでオビワンがいけないとばかりに、責める弟子に、師匠はうなり声をあげた。

しかし、弟子の怒りはそれを上回った。

「マスター!! 信じられない!!」

アナキンは、今にも誰かを斬り殺しに行きそうなほど、怒りに燃えた目をした。

「……いや、だから、それは……」

オビワンが唇を噛んだ。

「アナキン、お前が指示したんだと……」

「そんなことするわけないでしょ! マスター、あなたを人前で晒し者にするなんて!!」

アナキンは、きつく師匠を胸の中へと抱きしめた。

弟子は、しゃにむに師を後ろから抱きすくめる。

「マスター。あなたの経験が、あなたにどんな考えを抱かせるのか存じませんが、俺は、あなたを誰かと共有して楽しむ趣味など全くない。それこどころ、本当は、人前にだって出したくないのに!」

師匠の肩へ顔を薄めたアナキンの歯が、ぎりぎりとオビワンの襟を噛みしめた。

オビワンの襟が乱れる。

師匠は、首もとに吹き付ける殺気に身を竦めた。

「マスター……触らせはしなかったでしょうね?」

「……ぁぁ」

オビワンは、弟子の怒りに飲まれ、小さな返事をした。

弟子の眉がつり上がる。

「はっきり返事ができないってのは、どういうことです? マスター!」

アナキンは、大きく師匠の足を割った。

まるで赤ん坊のおむつでも取り替えるように、師匠の足首を持ち上げ、オビワンを恥ずかしいポーズに縫い止める。

師匠は、弟子の胸に為すすべもなく抱き込まれ、もがいた。

しかし、弟子の腕は強く、しかも両腕を拘束されたままなので、バランスを取ることも難しい。

アナキンは、尻を晒した師匠の足を片腕で抱き込み、身体ごと拘束した。

師匠は、曲げた膝で、弟子の腕を打ち、逃げようともがくが、義手の腕は、もとより痛みなど感じない。

アナキンは、師匠の尻孔に指をねじ込んだ。

「……っぅっ!」

腕の中のオビワンの背中が反り返る。

「この中を誰かに触らせたかと、聞いてるんです。マスター」

アナキンは、先ほどオビワンの口にした薬のせいか、柔らかくほぐれた穴の中で、二本の指をぐりぐりと回した。

オビワンの鍛えられた体を抱き込んだ姿勢で無理矢理指を回すのだ。

尻孔に入れられた指先は、奥へ行くほど、描く円が大きくなる。

強引に奥を拡張され、オビワンが悲鳴を漏らした。

「……っひっ!」

「柔らかいですよ? そんなに苦しくないでしょう?」

アナキンは、また、指を回す。

意識してアナキンが、オビワンの前立腺を掠めた。

師匠の柔らかな両太腿の間で隠れていたペニスが、ぴくりと跳ねる。

「塗った薬、やばいのじゃないでしょうね? マスター」

アナキンは、こんな状況で、反応の良すぎる師匠の状態に顔を顰めた。

しかし、抱きしめた身体は、特別におかしな身体リズムを刻みはせず、しいていうならば、飢えている時の師匠はこんな反応を示す。

すっかり顔を赤くしたオビワンは、分からないと、しきりに首を振った。

師匠の目には、弟子に対する脅えがある。

だが、感じてもいるのだ。

「まぁ、俺の大事なパダワンだ。と伝えてあるんですから、無理なことはしないでしょう。と、いうことは、マスター、随分長いこと待たせたから、すっかり待ちきれなくなっていたということですか?」

アナキンは、淫乱な師匠のために、床からパールを取り上げた。

 

 

アナキンは、師匠を床へとうつぶせにさせ、その尻孔に放ってあったパールを入れ始めた。

白い尻の盛り上がりの狭間で、小さく窄む薄赤い穴は、糸に連なったパールを一粒、また一粒と飲み込んでいく。

「……ア……アナキン」

今、幾つ目なのか、オビワンは、分からなくなっていた。

下腹が重く、苦しい。

声を出したことで、ごりごりと腸の中で、パールが擦れ、オビワンは、また、一つ、声を上げた。

「……んんっ!」

つい、尻に力が入り、それがまた、中のパールをオビワンに知らしめた。

腹の中が、重苦しく切ない。

「んんんっ……っぁはぁっ……っん」

オビワンの背中には、じっとりと汗が浮かんでいた。

入れられた最後のパールは、尻孔を押し上げて、そこを膨らませているに違いなかった。

それどころか、もしかしたら、薄く口を開け、中のパールを弟子に見せているのかもしれない。

オビワンは、苦しさを堪え、尻に力を入れ、締めた。

中のパールが、また、ぞろりと動き、オビワンの内壁をごりごりと押す。

「……っぅん……ん……ん」

アナキンは、額に汗をにじませ、伏せている師匠の背中を撫でた。

師匠の顔は苦しげに歪み、続くいたぶりに耐えているせいか、すっかり赤くなっている。

小さな乳首は、つんと立ちあがった形のままで、元に戻ることもない。

「苦しくなってきましたか?」

アナキンは、震える尻を観察しながら、また、一つ、師匠の中にパールを押し込んだ。

押し返してくる力が強い。

アナキンの判断では、もうこれ以上、師匠には、無理だった。

オビワンの白い尻が震えていた。

だが、果たして、ここで仕込まれる奴隷は、どれほどのものまで飲み込むように調教されるのか、オビワンの尻から垂れるパールは、まだ、数を残している。

しかし、アナキンの師匠は、最早、だらしなくも尻孔が開き始めていた。

押し出されるパールが、半分ほども顔をだしていて、師匠は、小さな卵でも産み落とすような状態だ。

「まだ、幾つも残ってるのに。仕方のないマスターだ」

アナキンは、師匠の尻からしっぽのように垂れ下がるパールの先についたわっかに指をかけた。

あまりに師が苦しそうに呻くので、一つ、二つ、パールを引き出してやろうと、指先に力を込める。

「……っっはぁああ!!!」

オビワンが叫んだ。

オビワンは、ずるりと引き出されるパールの感覚がたまらなかった。

必死に閉じていた肛門をパールが擦っていくのに、排泄欲が刺激され、下腹に力が入るのを止められない。

つい、オビワンは、力んでいた。

「……んんっ、あぁぁぁぁ!!」

ずるずると、パールが勢いよくオビワンの肛門から飛び出した。

アナキンが、顔を顰める。

「誰が、そんなに出していいって言ったんです?」

かろうじて、最後の一、二個が、オビワンの中に残った。

師匠は、目から涙をこぼし、はぁはぁと、せわしなく息をする。

アナキンは、ぶらぶらと揺れるパールの紐を引っ張った。

オビワンが、唇を噛みしめ、尻穴を締める。

それでも、パールは、顔をみせた。

ぽこりと、一つ、パールが抜け落ちる。

「マスター。力を込めて。そんなだらしない尻じゃ、みっともないですよ」

叱るアナキンの声に、オビワンが、悔しそうに呻き、尻孔を、きゅっと締めた。

最後のパールは、締まったオビワンの尻の中へと飲み込まれた。

アナキンは、引き抜こうと、入れていた力を抜く。

「そう、できるじゃないですか。今度こそ、お行儀よく、飲み込んでくださいよ」

弟子の言葉に、オビワンは、ぎょっとした。

しかし、アナキンの手が、もう一度、パールを師匠の腹へと納めていく。

ぐちゅりと、尻が音を立てる。

 

 

オビワンは、先ほどと同じ数だけパールを飲み込まされた。

腹の中が重い。

そして、甘く、しびれている。

息苦しくて、師は、あえぎ続けていた。

「マスター。こっちに尻を寄越して」

師は、弟子の顔を跨ぐように言われた。

オビワンの目の前には、弟子のペニスがそそり立っている。

オビワンは、弟子にペニスを舐められながら、自分も弟子のペニスを口に含んだ。

腹の中をパールに刺激され続け、オビワンの身体は、考えがまとまらないほど、熱くなっている。

師匠は、弟子のペニスを素直に口に含んだ。

自分から口内へと擦りつけてしまう。

アナキンが、オビワンに命じた。

「マスター、中のパール。一つずつ、ゆっくり、一つずつ、出してください。さっきみたいにみっともない真似したら許しませんよ」

オビワンは、どうして、自分が従ってしまうのか、理解ができなかった。

一つには、この部屋の異様な外観がある。

格子戸の嵌った部屋の中は、囚われているのだという弱い心をオビワンに呼び覚まし、この星でただ一人、オビワンを知る弟子に縋ってしまう。

この星では、力を見せつけたアナキンの言葉だけが信じられており、オビワンの命すら、弟子の手に握られていた。

オビワンは、嫌々をするように頭を振りながら、下腹に力を入れる。

「……んんっ」

一つだけ、パールを産み落とすというのは、力加減が難しい。

「頑張って。マスター」

もう、随分機嫌を直した弟子が、オビワンを励ます。

オビワンが、アナキンに従うのには、先ほどの理由以外に、賭に負けた以上、弟子の言い分を利かなければならないということもあった。

オビワンとアナキンの間で行われる賭の結果に、アナキンはいつも公正な態度で望んだ。

オビワンは、自分だけが、ずるをするわけにいかないと思う。

「んんんっ……っぅぁ!」

だが、実のところ、自分の取り扱いを人の手にゆだねたのだとばかり思っていた弟子が、烈火のごとく独占欲を見せたのが、オビワンの心を解していた。

オビワンは、弟子にペニスを舐められながら、下腹に力を入れて力む。

「……っんっ……っんっ……」

甘い声で、唸るオビワンの尻で、ぽこりと一つ、パールが、肛口をくぐった。

師の腹の中は、パールで一杯なのだ。

激しい排泄欲がオビワンを襲う。

続けてパールを産み落としそうになり、師匠は、きゅっと肛門を締めた。

「そうそう。上手。じゃぁ、もう、一つ」

次のパールが、ちらりと顔を覗かせ、アナキンは、ぺろぺろと師匠のペニスを舐ってやった。

ひくひくとオビワンのペニスが揺れていた。

「っんんっ!!」

しかし、それがいけなかったのか、師匠は、続けて二つ押し出してしまう。

「っんんっ!! っんんっ!!」

オビワンは、内壁を抉っていくパールの感触に、どうしようもなく身をよじった。

狭隘な淫道は、すっかりパールに占領されていた。

ころころと中で動くパールが、絶え間なくオビワンの感じるところ押していく。

オビワンの腰が揺れる。

「……っはっぁ……ん」

「マスター、だらしがないのは、前だけにしといてくださいよ」

アナキンは、オビワンのペニスから細い線となって漏れ出す先走りを口で受け止めながら、にやにやと笑った。

銀の糸をひくいやらしい液が、絶えずとろとろと師匠のペニスからこぼれ落ちている。

アナキンは、それを口で受け止めながら、余分に押し出されたパールをもう一度尻の中へと押し込んだ。

直腸のなかに、ぐりゅりとパールが押し込まれる。

「……っぅぁは、……アナキン……」

オビワンは、もうたまらなかった。

今、入れられたパールに押され、中のパールが、オビワンの性感帯の調度上へと移動した。

今、オビワンは、絶えず、前立腺を押されているようなものだ。

師匠は、弟子のペニスに鼻をすり寄せ、馬鹿みたいに尻を振った。

もう、許して欲しかった。

師は、こんなおもちゃではなく、本物で、満たして欲しいのだ。

「何? マスター、おねだりですか?」

真っ赤に頬を染めたオビワンが、目を閉じたまま、弟子のペニスをしゃぶり尽くしていた。

最早なんのてらいもない。

せわしなく追い立てようとする師匠の態度に、弟子は、口元を緩めた。

弟子の手が、師匠の尻から垂れ下がるパールを掴んだ。

「マスター……」

甘い声で、師匠の注意を引き寄せた弟子は、振り向いた顔ににっこりと笑顔を浮かべ、思い切り、パールを引き抜いた。

「ひっ……んんっ、……はぁあっ……ぁぁあああ!!」

ずるずるずるっと、オビワンの尻から、パールが引き抜かれる。

ぼこぼこと音がしそうな程の勢いで、尻の穴からパールがこぼれ落ちた。

内壁を激しく擦り上げられたオビワンは、その力強い衝撃の甘さに、大きく目を見開いてしまい、口も閉じることなど適わなかった。

涙と、唾液が、顔を伝っていく。

堪えることのできなかった射精が、弟子の胸にぶちまけられ、そこをすっかり汚している。

オビワンは、弟子の腹へとばたりと落ち、そこで縋り付きながらも、まだ、震えた。

弟子の太腿が、師の涙で濡れる。

「……んんっ……んんぁ……」

衝撃の強さに、もう、パールはなくなったというのに、ひくひくと肛口が動く。

中はまだ、パールの動きを忘れず、蠢き、オビワンに尻をよじらせた。

「自分だけ、いっちゃって」

アナキンは、師匠を押しのけ、その口元にペニスを近づけると、まだ喘ぐ師の口に含ませた。

「今すぐ入れて欲しいでしょうけど、お仕置きです。しばらく、そのはしたない尻を抱えて我慢しなさい」

師匠は、悲しそうに目を潤ませて、弟子を見上げた。

アナキンは、師の柔らかな唇に、ペニスの先を押し付ける。

オビワンは、弟子のペニスに舌を這わした。

先ほどの強い快感のせいか、その動きは弛緩している。

舌先が、ぴちゃぴちゃと、ペニスの先端を舐めていた。

弟子は、師匠を押さえつけ、強引に腰を動かした。

オビワンが、苦しそうにもがく。

「早く欲しいんでしょう? 少し我慢しなさい」

アナキンは、オビワンに煽られていた熱を放出するために、師匠の口を自由にした。

オビワンの口から、飲みきれない唾液がだらだらと伝う。

それは、髭を濡らし、首を伝っていった。

師匠は、必死に喉を開いて、弟子のペニスを受け入れている。

苦しさのあまり、引きつったように締め付ける喉の奥の熱が、アナキンにつよい性感を与えた。

アナキンの中に、どくりとこみ上げるものがある。

「マスター、目を閉じて」

声を掛けると、勢いよく、アナキンは、師匠の口からペニスを引き抜いた。

まだ、オビワンの口が半開きのままのうちに、アナキンは、師匠の顔へと精液をぶちまける。

「……マスター……」

かすれたアナキンの声が、師匠を呼んだ。

とっさに閉じられた師匠の睫を、半透明の精液が、ぽたりと重く汚している。

いや、睫だけでなく、オビワンの顔全体が汚れていた。

肩で息をするアナキンが、師匠に少し苦しげな笑いを向ける。

「マスター。お口のまわりが汚れていますよ」

アナキンの言葉に、なんと、オビワンは、べろりと舌を伸ばした。

舌の届く範囲についた弟子の精液を師匠は、舐め取る。

アナキンは、その蠱惑的な舌の動きに、陶然となった。

「飲みたかったんですか? マスター?」

師匠は、顔を伏せた。

「きっとそうするんだと……」

「そうしてあげてれば良かったですね」

アナキンは、他の部分についた自分の精液を衣でぬぐい、オビワンの上にのしかかった。

「すみません。マスターのご希望を聞きもせず」

アナキンが、師匠の足を抱える。

弟子は、待ちわびている師匠の奥を、まだ硬いもので抉った。

「……んんっ!! っぁああっ!! ア・ナキンっ!」

師の足が、弟子の腰に絡みつく。

 

 

二人は、この国の将軍の前に立った。

「もう、帰るのか?」

今日の将軍は、戦地に赴いてはいなかった。

それよりも、将軍は、この年若いジェダイの強さの秘密が知りたかった。

この星において、強いことはなによりも、すばらしい。

アナキンは、そつなく笑顔を浮かべた。

「はい。任務も終わりましたので」

「また、という、機会はないのだぞ?」

将軍の言葉を、通訳は、必死になって伝えていた。

随分若い頃に覚え、そして、ずっと使わずにいた共通語だ。

これからも、この星にいる限り、使うことなど滅多にない。

「いいえ、将軍、また、犯罪者が、この星に逃げ込むことがあるやもしれません」

「その時まで、私が生きていれば、会えるかもしれないな」

閉鎖するこの星は、地表全てが戦地なのだ。

しかし、将軍は、鷹揚に笑う。

「ええ、きっとお会いできるでしょう。その時も、また、二人で参ります」

アナキンの言葉に、将軍の視線が、年上のパダワンに当てられた。

「これは、本当に役に立つのか?」

ドロイド兵に囲まれ、窮地に追い込まれていたオビワンは、将軍にとって、何の価値もなかった。

この立派なジェダイから、いくらかの指導を受けたらしいオビワンは、肌の色が火照り、たしかにそういった価値ならば将軍にも認めさせたが、それ以外の用途があるようには思えなかった。

この星において、弱者は悪だ。

アナキンは、師匠の肩を抱いた。

「いいえ、将軍、このパダワンは、とても役に立つんです」

アナキンは、絶やさぬ笑顔で、将軍に請け合った。

将軍は、つまらなさそうに、幸福に笑うジェダイを眺めた。

「ジェダイというものは、わからん。わたしなら、そんな男は、奴隷にする」

「たしかに、それも魅力的な案ではありますが」

オビワンは、この場で自分が取るべき態度を知っているので、アナキンの言葉に逆らったりはしなかった。

この場において、ドロイド相手に醜態をみせたオビワンの言葉になど、何の価値もない。

アナキンの笑みはますます深まる。

「将軍、あなたの協力に、深く感謝しております。あなたの星に、いつまでもフォースの導きがありますように」

ジェダイの師弟は、犯罪者を捕獲し、遠い星からの帰路についた。

戦闘に明け暮れるあの星が、元老院議会に議員を選出したという話は、未だ、ない。

 

 

 

END

 

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