むーぱらプチオンリーお祝い企画
 

Kiss,Petting ,and Sex!

 

 

 

 

Kiss

 

 

 

顔を合わせるのは久しぶりで、だけど二人きりになる時間はなかった。

UFCの会場に移動する間もおれとロバートとの間にはガイがいて、もちろん3人でしゃべるのはいつだって楽しいけど、隣どうしでなけりゃこっそり内緒話もできない。

髪が伸びたロバートはなんだかやたら可愛くなってて、すごく似合ってる、って囁きたくてたまらない。

抱きしめて。それから、キスして……。

だけどロバートは、おれの視線なんかまるで気づいてなくて、これから始まる試合の話ばかりしてる。

こんな近くにいるのに手も握れないのは、辛い。

せめて目を合わせようとしたけどロバートは気づいてくれず、ガイの肩に手をかけたりしなだれかかったりして楽しげだ。かまってもらえないからってガキみたいに拗ねるわけにもいかないから、おれは必死で「試合が見たくてたまらない」って顔をした。まるっきり演技ってわけじゃない。リングサイドかぶりつきで試合が見れるのは嬉しいにきまってる。

でも今見たいのは、ロバートがおれにだけ見せてくれる表情なんだ。

 

 

 

 

 

 

これから試合が始まる会場で、まともな会話なんかできっこない。

目の前で叫んだところで、興奮した観客の声や鳴り響く音楽で相手の耳には届かない。

 

だから話をしようとおもったら、お互いの耳元に唇を寄せなきゃダメだ。ほかの場所でやれば親密な仕草だが、この状況じゃ初対面でもそうするしかない。

わかってる。

別に特別な意図なんてものはない。

そのぐらいはおれにもわかってるんだ。

だけど他の奴らと顔を近寄せて耳元で話を交わすロバートを見てると、なんだかだんだん「何でだよ」って気分になってくる。

おれは紹介されるまま握手をしていたが、頭の中はもうロバートのことでいっぱいだった。

おれとロバートのことを薄々勘づいてるガイは、おれたちが「いちゃつきすぎないように」自分が真ん中に座るに違いない。シートにつく前に、ちょっとでいいからロバートに触れたかった。

愛想よく握手を交わしつつ、おれは目の端で少し離れたところにいるロバートをちらちら見る。彼との間は少しずつ近くなっていて……、また一人、ロバートの耳元に唇を寄せる。ロバートがニコリと人なつこい笑みを浮かべて相手をみつめ、何か言った。

くそ。

おれは、ほんの少し残ってた理性をぐしゃぐしゃに丸めて放り投げた。

「ロバート!」

聞こえやしないけど、俺はおおげさなジェスチャーで彼の注意を惹くことに成功した。

なんだ?という顔の彼に、俺は身を乗り出した。

言葉を聞き取ろうと小首をかしげたロバートに、軽くキスをする。

唇じゃない。

唇の端をちょっと外したとこだ。

ロバートは一瞬目を丸くしたけど、すぐに笑顔に戻った。

笑顔だけど、目はちょっと「この野郎」ってかんじでおれをにらんでる。

このくらい、いいだろ?

どうせこの騒ぎの中じゃ誰も見ちゃいない。

心の中で、おれはこっそり言い訳した。

 

 

 

 

 

 

 

試合の後、おれたち3人は食事に行ったが、おれはあんまり飲み過ぎないように気をつけた。

もちろん隙あらば、って下心からだ。

彼はちょっと眠そうで、ときどき目をこすったりしてたが、自分からホテルに戻るとは言い出さなかった。

「送ってくよ」

そろそろ引き上げるというときにロバートに声をかけたおれに、ガイはちょっと微妙な顔をしたけど気づいてないフリをしてくれた。

目が閉じかけてるロバートはおれの肩を抱いて、「じゃあ、ベーカー街まで頼むよ。ワトスン君」と冗談を言う。

「着くまでは寝ないでくれよ、ホームズ」

冗談で返しながら、おれはちょっぴり残念だった。

この調子じゃ、着いた途端に眠ってしまうかも。だけど、しばらくぶりに彼のからだに腕をまわすとなつかしい匂いや感触がして、とてもじゃないが離れられなかった。

一緒に試合を見に来ていた彼の息子は、こっちの友人に誘われて食事の途中で出ていったし、おれも今夜は男ばかりで盛り上がる予定だから連絡しても無駄だって彼女に言ってある。

つまり、朝まで一緒にいようとおもえばいられるんだ。

彼が眠いなら、なにもできなくてもいい。

ただ彼を腕に抱いて、感じていたい。

まるでガキみたいな気恥ずかしいことを考えながら、おれは彼をホテルまでエスコートした。

「ねむいぞ、ワトスンくん……」

「もうちょっとだから、」

寝ぼけまなこの彼のかわりに部屋のドアを開き、ベッドまで連れていって……。

「っ、ロバート」

不意にキスしてきた彼に、おれは驚いて顔を離した。

「なんだ、イヤなのか? さっきまで餓えてますって顔してたくせに」

さっきまでの眠そうな顔が嘘みたいに、彼は目をキラキラ光らせておれをからかった。

「……ひどいよ、ロバート」

「あんなところでキスなんかするほうがよっぽどひどい」

「だって、ロバートが他の奴らといちゃいちゃするから、」

「おまえだってしてただろ」

「おれのはふつうの挨拶だよ」

「俺のだってふつうだ」

「そりゃ、ロバートはふつうにしてるつもりかもしれないけど、されるほうは違うかもしれないじゃないか」

ぶっ、とロバートが吹き出した。

「なんだそりゃ。俺がフェロモン垂れ流して歩いてるとでもおもってんのか、おまえは」

「垂れ流してるよ、絶対」

「ああもう、おまえはほんとに、」

ベッドに寝転がったロバートは、おれの胸ぐらをつかんで引き寄せると頭を胸に抱え込んだ。

「ちょっ、ロバート!」

「ジュード。おまえ時々信じられないくらい可愛い」

「……ガキくさいって言いたいんだろ」

「ちょっとな。で、どうする? おとなしくおねんねするならパパが抱っこしててやるぞ」

「……眠れるわけ、ないだろ」

おれはロバートの腕を解いて、彼にくちづけた。

今度は、唇に。

すぐに彼もその気になって、おれたちは甘い気分に浸る余裕もなく激しく舌を絡め合わせた。

 

 

 

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Petting

 

 

唇と唇が離れると、ロバートの口はただ吐息とときどき声を漏らすためだけに薄く開かれ、ジュードの唇は肌に沿わせるための道具へと変わる。

耳たぶを軽く噛むのをジュードは許されていたが、跡を付けるのは服で隠れる場所だけと決まってる。

だから肌に吸いつく時も決して強くはせず、ただそっと充てるだけというのが暗黙の約束だった。

ジュードは、ロバートの唇がキスによってぷっくりと赤く膨らむのが好きだから、キスマークを付けて怒られるなら、その分存分にキスしたいと思っていた。

 

鎖骨まで唇を這わせたあと、再びロバートの口を制しながら本領発揮しだしたのは2本の手と、10本の指。

抱きしめていた背中から腰、臀部へとマッシングするように手で揉みしだくと、ロバートの身体から力が抜け、リラックスする。

親指の付け根の膨らみ部分で、背中の腰の窪みを押すと、背中を気持ちよさそうに反らせる様は、まるで腰をジュードの方に突きだしているように見えてイヤらしい。

ぷくりとした乳首も開いた胸の上で小さいながらも主張していて、ジュードの舌を誘ってるように見える。

ロバートも、自分がジュードの目にどんな風に見えるのか分かっていて、わざと淫らなポーズを取ったりするのを楽しんでいた。

その力強いながらも優しい手がロバートは好きで、うっとりとした笑顔をジュードに見せて、優秀なマッサージ師にキスのチップをあげることも忘れない。

「ジュード、腕を上げたな」

 

最初の最初、本当に初めてロバートを抱いた時の余裕のないガッツきぶりといったら、今まで散々重ねてきた経験なんか1つも発揮できないほどみっともないものだった。

破れんばかりに服を剥がし、かろうじて穴を解したが、ロバートに伺うこともなく突っ込み、揺さぶるだけ揺さぶった悔しい思い出が蘇る。

もう30代後半だというのに、10代の初体験の時より酷かった気がする。

 

「初めては誰だって何かしら失敗するもんだろ、ロバート」

「まぁな。だからこそ相手の経験が大事なんだよな」

ジュードの乱暴さは、ロバートの経験によって、大惨事を避けられた。

おかげで年下の男は、ロバートの過去の男に嫉妬はするが、どこか感謝もしなければならない苦々しい状況になる。

ジュードは、拗ねたようにロバートを睨みつけるだけで何も言えなかった。

ここまで綺麗な造りをした男が拗ねる姿は、ロバートからすると随分と可愛らしい。

抱き合う瞬間は今でも余裕がないくせに、ベッドに入るとすっかり落ち着いて物事を進めるようになってきたジュードに、ロバートは機会を得るたびに初回の話を肴にこうしてからかって楽しむのだ。

 

だが、それに騙されてはいけないことを、ロバートは身をもって知っていた。

ロバートの言葉遊びにも慣れてきたジュードは、口では勝てないと分かっているから、行動で対抗する。

今日はどんな手で自分を追い込んでくるんだろう……身構えた瞬間、突然下着の上から性器を軽く包まれた。

濡れた布の感触にロバートは自分の身体が酷くジュードの手に飢えていたことを示すようで、妙な恥ずかしさを覚える。

目の前の男の唇は濡れて暗くなった部屋の中で、浮かび上がっている。

その両端がくいっと上がると「ロバートは、前よりリラックスするの早くなったよね」と嬉しそうに感想を零した。

悔しいがその通りで、今も早く男の手を直に感じたいと腰が前に突き出るのを止められない。

「ジュード…」

「うん」

分かっているよ、とばかりに下着の足の付け根から手が突っ込まれると予想できた快感に酔いしれる。

だが、妙に片側に偏った形で外気にさらされているのが落ち着かなくて、下着を脱がせてほしいと頼むと、鈴口に人差し指の先を立てられて、思わず身体が跳ねた。

「っ?!」

「今度さぁ…水着着て、プールでしよ」

「この状態を見て、そんなこと考え出すとは…おまえの変態さを甘く見てたな」

「安心して。ロバート限定だから」

「どうだか。だいたい、そこは『安心しろ。私は医者だ』だろ」

呆れ顔の年上の様子にクスクス笑いながら、ジュードは今度こそ願いをかなうべく下着を脱ぐのを手伝った。

「明日、おまえ早いんだろ?」

「6時起き」

「じゃあさっさと済ませよう」

まるでジュードの都合を考えているかのようだが、訳すと「我慢できない。さっさと突っ込め」となることをジュードは知っている。

入口に当たっていた固い一物が、前のめりにジュードがなると同時に侵入を始めた。

ロバートは深く息を吐きながら襲ってくる快感を享受する。

出来れば相手にも気持ち良くなって欲しいが、口髭を蓄えたワトスン顔の男が、歯を見せてにっこりと笑ったのを見て、そんな気遣いが無用だとロバートは知った。

 

 

 

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Sex

 

ジュードの腰には、ロバートの足が絡みついていた。揺さぶられる人は、せつなげな息を吐きだしている。ぴったりと嵌まっているあそこは、もう全く外に出ている部分がない程で、身体の中を、奥まで開かされているロバートはちょっと苦しそうだったが、足は、ジュードの腰に、しっかりと絡みついていた。

汗に湿る身体を抱きしめ、ジュードは、ロバートに口づける。

「好き」

身体の中の快感を追うことばかりに夢中になっていたロバートが、目を開き、緩く笑うとキスを返してきた。柔らかい唇が、ジュードの唇を追いかける。

ジュードは、腕の中の身体がシーツか浮かんでしまう程、抱き込んだ。そのままキスを繰り返す。下腹にロバードの尻の丸みを感じられるほど深く繋がっている部分の熱い奥を、硬いものを小刻みに動かして、ぐっ、ぐっと擦ってやれば、くっついたままの唇が、声を上げたがって離れようとする。だが、ジュードは、ロバードの頭の後ろへと腕を回して逃げられないようにすると、キスを求めた。

口を開けさせ、口内を舐め回る。ロバートは、目を瞑ってしまっていいなりだ。汗をかいた尻が、もぞもぞと動くが、大人しくジュードを受け入れている。ぬるついたロバートのあそこは、きつくジュードに絡みつき離そうとしない。狭く濡れた肉襞は、軽くペニスを引き抜こうとするだけで、きゅっと締まる。

 

 

「俺に、触ってくれないか? ……できたら、やりたい……んだが」

ドアを閉めると、ずっと俯いていたロバートがやっと顔を上げ、たっぷりとした睫毛の下から、ジュードに求めた。

ロバートには、たまに、調子の悪い日というのがあり、撮影現場にいる間は、それを押し隠して陽気に振る舞っているが、それでも、さりげなく、いつのまにか、ジュードのすぐ側に身体を寄せている。待ち時間の椅子からはみ出した肘だったり、立ち位置を確認するために寄せる顔が近すぎだったり、気がつけば、ロバートの身体が自分に触れていて、ジュードにはその日がわかる。

だから、現場から引き揚げ、部屋のドアを開ければ、やはり、疲労したロバートが上目づかいに見つめてきて、やっぱりそうだと思う。

「抱きしめていいの?」

ジュードは、自分がそうしたいからするのだというように、引き寄せたロバートを、大きく広げた両手の中に閉じ込めた。ジュードの腕の中に収まると、ロバードは、溜めこんでいたものを吐きだすように、長く息を吐きだす。ジュードの肩に頬を乗せて、まるで人形のようにただ抱きしめられたままだ。

「疲れたの?」

「……ああ」

力の抜けたロバートの身体が重い。

「なのに、俺にセックスさせてくれるの?」

目の中を覗き込むと、年上の強張ってしまっていた、頬の皺がやっと緩み、かすかに笑う。

「俺でよければ」

殆どの日を、ロバートは、ひたすら陽気に過ごすが、たまに、どうしようもなく落ち込むのだ。そんな時ロバートが必要とするのは、優しく触れてくる相手だ。

ジュードは自分から顔を寄せてキスした。

「お前、優しいな」

 

 

ジュードはロバートの胸にぴったりと胸を合わせ、隙間なく身体をくっつけたまま、ゆっくりと揺すりあげていた。

はっ、はっと息を吐きながら、身を捩るロバートのやわらかな、汗で湿った髪をジュードは撫で上げた。額に口づける。ロバートの目尻が涙の雫で濡れている。

片足だけを抱き込んで、卑猥に濡れた尻肉の狭間をぐちゅぐちゅと突き込んでやれば、ロバートがしきりに身をよじる。ぽっかりと開いた口が、高い音を出し喘ぐ。

「いい? ……いいの?」

さらに、腰を突き出しながら、抱いた身体を見下ろせば、びくびくと震えるほど硬く勃起したものの周りに鬱蒼と繁ったアンダーヘアーが汗でしっとりと濡れ、張り付き、淫猥な眺めだ。だが、はちきれそうに膨張した亀頭の窪みからは、とろとろと透明な液体が溢れだしていて、それをジュードの腹や、自分のものへも零しているから、ダークブラウンの体毛の濡れた原因が、汗だけとは言い難い。せわしなく息をするなめらかな腹は、ジュードが奥を抉るように腰を突き出すたび、酷く力が入った。

ジュードは、続けざまに、素早く腰を打ちこんで、熱く濡れた肉襞の間を押し開き、ロバートを頂点のすぐそばまで連れ去る。

「あっ! あ! あ!いく、いきそう……だっ」

いきなり高みへと押しやられ、悶える身体には、びくびくと力が入った。だが、そこで、いきなりジュードは腰を浅く使う。

「そう?」

強い刺激がなくなって、切羽詰まるほどだった緊張がロバートの身体から消え去る。ジュードは、喘ぐロバートの様子をよく見ながら、ぬるつく狭い肉路の中を緩く、浅い、抜き刺しを繰り返した。そして、激しかったロバートの呼吸が収まってきたところで、また、焼けつくほど強い挿入を、続けざまに繰り返す。

「っ、あああ! あ! っんんん!」

何度も繰り返すと、全身でロバートがしがみついてきた。くしゃくしゃのシーツの上から浮き上がった身体が発熱したように熱い。

「気持ち、いい?」

射精寸前の高い快感を何度も味わうロバートは、顔に強く皺を寄せ、懸命に首を振る。ぐちゅぐちゅと数度、強く腰を突き入れるだけで、ロバートはがくがくと身体を震わせる。

「もっと?」

だが、もう加減して浅い抜き刺しだけにしてみても、それにも、ロバートは、身を捩って悶え、ダメだった。

「あ、もっと、……んっ、我慢、できっ」

いや、いやするように、ロバートが頭を左右に振る。

「あ、いいっ……いい、ジュード、んっ!」

全身を絡め取るようにロバートの手足が、ジュードに絡みつき、ジュードは、気持ち良く年上をいかせてやるために、奥まで蕩けた肉襞にすばやく腰を打ちつけた。パンパンと、尻肉に下腹が当たる音がする。

「いくっ、……いくっ、ジュードっ!」

「ロバート、ジュードにされるのが大好きって言って」

ジュードは、きついほど突き上げる腰の動きとは別に、優しくロバートの顔を見つめている。

「好きっ、……ジュードにされるの、っ好き」

ジュードは、何度も、ロバードの頬へとキスを繰り返す。

「俺も、ロバートのここ、大好き。すっごく気持ちいい」

それから、喘ぐのに忙しい唇にもキスをして、息を奪った。触れた頬がやわらかで、とても気持ちがいい。

「俺に触って欲しいって言って。たくさん、セックスしてほしいって」

「触って、ジュード、触って」

「俺も、たくさん、ロバートに触りたい。ねぇ、セックスもたくさんさせて」

「あっ、もうっ、……あ、いくっ、いくっ!!」

ぎゅっ、ぎゅっと絞り込むようにきつく、ロバートの尻には力が入り、ぬめった肉襞がジュードを締めあげた。熱い飛沫が、ジュードの腹へと降り注ぐ。

ジュードは、はっ、はっと息を荒く喘いでいる口をキスで塞いだ。

「……っ、ん、い、くっ!」

 

 

「ロバート」

なかなか、ロバートが目を覚まさない。

たっぷり眠ったくせにと、苦笑しつつ、揺り起こそうとすると、だるそうに腕を上げたロバートがジュードを手招きする。

「キスしてやるから、大人しくしろ、ジュード」

寝乱れたシーツの中で、柔らかな唇が、手抜きなキスをジュードにくれた。そのキスに笑いながら、ジュードはロバートを抱きしめる。

「元気になった?」

「あそこがか? ……ほら、触ってみろ。もう、勃たないぞ」

もう、ロバートは昨日を覗かせない。

ジュードは苦笑し、眠そうで、怠惰な唇にキスした。

「優しいジュードが好きって言う?」

「言わない」

だが、ロバードはキスし返してきた。

 

 

END

 

 

書き手は、

 

キス……りんたさん(こぶた隊長

ぺティング……埜埜さん(Prisonniers

セックス……冬花

 

でしたvv