こぶた部屋のりんたさんの「 淫 乱 たいちょー」の ひと言にきゃーきゃーしちゃって書きなぐってしまったものです……。なので、書きたいところだけ書いてて、ホントにヤマもオチありません。それでもよろしければ、読んでください。スミマセン。
「淫乱隊長3題」
1
盛り上がった白い尻肉から続く、なめらかな背中のスロープが突き上げのリズムで揺れるのを眺めながら、焦らすように浅い部分ばかりを責め続けていると、はっ、はっと、短く息を吐き出すゲープの眉がせつなく寄り出す。それでもまだ腰の振りを浅く留めたままでいると、シーツを鷲掴んだ手の甲にはかすかな苛立ちが見え始め、汗をかいた背中がもぞりと動いて、突き出された尻が焦れたように左右に揺れる。
「……デミア」
「ん?」
首をねじるようにして、振り返った顔は赤く上気していて、怒ったように眉間に皺が寄っていても、茶色い瞳は潤んでいるし、揺さぶられる度に、喘ぐように短く息を吐き出す食いしばった歯の口元は腫れぼったい。ゲープは、気付いていないようだが、この時、ゲープは僅かにシーツへと胸を擦りつけるように身体を動かしている。その無意識がやたらとエロい。その上、シーツを掴んでいたはずのゲープの両手はそろそろと自分の尻へと伸ばされて、ぎゅっと尻山を掴むと、ぱっくり尻を左右に大きく開いて突き出す。
小さな口を懸命に開いて、太いペニスを咥え込んでいる穴が丸見えだ。
引き抜けば、更に太くなっている雁の張り出しに赤い粘膜がめくれあがるのすら見える。
「もっと、奥まで入れろってか?」
口では「もっと」が決して言えないくせに、チーム50の隊長の行動は、時々びっくりするほど大胆で、
そんなことをたら、デミアがどれほど興奮してするかも知らないで、開いた尻を持ち上げまでして、もっと奥まで突っ込んでくれという催促をしてみせる。
デミアは、腹がゲープの尻の谷間を擦るほど深くペニスを突き入れた。
「っはぁ、あ!」
2
疲れて不機嫌そうだったゲープを気遣って、短く済ませたセックスの後、長い間、ゲープがバスルームに戻ってこなくて、心配になったデミアは、小用を済ませがてら様子を見に行ったのだ。気遣い以外全く意図のなかった行動は、ためらいがなく、バスルームのドアを開けた後、カーテンを開け放つまでの間、デミアの動きに切れ目はなかった。
「ゲープ?」
どうかしたか?と、尋ねるつもりのデミアの声は、同じことようにもう一度ゲープの名を呼びながら、全く違った響きになっていた。
「ゲープ!?」
デミアの突然の来襲に赤かった顔を凍りついたように強張らせたゲープの片手は湯の噴き出すシャワーヘッドを握っている。そしてもう片方の手の指は、自分の尻の穴の中へと突き立てられている。
確かに、セックスした後だ。ジェルで濡れる中を洗う必要はあるかもしれないが、今日はゴムを使ったのだ。根元まで指を突っ込む必要なんてないはずで、しかも二本も入れた指で広げた穴の中へとシャワーの湯が当たるようにして、刺激する必要なんて全くない。
擦りつけでもしていたのか、壁のタイルに押しつけられたゲープのペニスは完全に勃起している。
「……満足、してなかった……とか?」
聞いた途端、そんなことを言われたのがよほど悔しかったのか、ゲープの目が険を浮かべて一気に潤んだ。
シャワーの湯先が、肉付きのいいゲープの尻の谷間を打ち、白い太股を伝い落ちている。
「あの……悪ぃ。……俺、てっきりゲープは、今日はしたくねぇのに、付き合ってくれたんだと思ってて」
デミアは、着こんだシャツが濡れるのも構わずバスタブの縁を乗り越えると、背中からゲープを抱きしめ、自分のパンツを片手でずり下げた。反り返るように飛び出してきたもののいいところは、ゲープ相手であれば、いつでも勃起できるところだ。
「言ってくれれば、何回でも頑張ったのに」
硬く勃起したものをゲープの尻へと押しつけながら、強張ったゲープの唇に強引に口づける。
ゲープがそんなことを言えないのは百も承知だ。
ぬとりと先の濡れたペニスを掴み、上下に軽く扱きながら、キスを繰り返す。だが、機嫌を損ねてしまったのか、幾ら舌でノックしてもゲープは唇を開かない。やりたいくせにと、すこし意地の悪い気持ちが湧き、デミアは、硬く勃ったものを尻の穴へと押し込むのではなく、まず、股の間で動かすようにした。そんな動きにもゲープが身震いする。デミアは、ゲープの指に沿わせるように小さな穴へと強く硬いペニスを突き刺し始めた。
「切れるといけねぇから、指、抜けよ。どうしてもってのなら、そのまんまにしててもいいけど」
指はもうほとんど抜けていたけれど、耳を噛むようにして囁く。奥までズシンっと突きいれられたゲープは壁に反り返った身体を押しつけるようにして、あっと、声を漏らした。
湯で温まった柔らかな肉壁をずりずりと擦るように硬直を引き抜けば、ペニスを頬張った小さな口から、湯がびちょびちょと溢れだす。
ずんっと突き入れると、ぶちゅりと卑猥な音がした。
「シャワーなんか使ってゲープがオナってたせいでこんなやらしい音がするんだぜ?」
きゅっと強くゲープが尻を締めてきた。壁についた手を強く握り、目も強く瞑っている。
「お湯でやるのと、俺のとどっちがいい?」
3
やりたくなった時のゲープはわかりやすいといえば、わかりやすいのだ。
ちらちらとこちらを見る回数が増えてきて、しかも、目が合えばすぐそらされる。それなのに、側に寄ってくる回数が増える。それも、肌が触れるほどの距離だ。
今日は朝から、不満そうな顔をしていた上、側に寄ってきてはやたらと細かいことにまで注意してきて、やたらと気を惹くような行動ばかりをしていたたから、今晩はやりたいって気分なのかとは思ってはいたが、ソファーの上へ鞄を放りだしざま振り返ると思い切り抱きすくめられて、ぶつけるように唇が合わされ、デミアは笑ってしまいそうになった。
かぶりつくようなと言えば聞こえがいいが、無理強いするように唇を押しつけるだけの隊長殿の手は、下手なキスをしながら、着々とデミアのズボンのベルトをはずし、色気もそっけもなく開けた前から下着の中へとずぼりと手を突っ込んでくる。その手が、思わず縮んでしまいそうなほど冷たい。なのに、ぎゅっとペニスを握ると、さっさと勃たせろと言わんばかりにせっせと扱き出す。
「ゲープ、」
笑いながら手が冷たいと抗議しようとしても、その気にさせるための卑猥なキスをしているつもりのゲープは、ぐっと唇を押しつけ、デミアがしゃべるのを許さなかった。まだ外気を残すほど冷たい手をしているくせに、ゲープは舌を捩じ込むようにしてデミアの唇を割り、目元を赤くしたエロ顔で自分の股間をデミアの足へと摺り寄せる。
「……硬ぇ……」
押しつけられたジーンズの表面は冷たいというのに、その中はひどく熱い。デミアは、ジーンズに包まれたゲープの大きな尻を鷲掴むとぐいっと引き寄せた。やたらとせわしなく舌を動かすだけのゲープからリードを奪いながら、包み込む柔らかな手の中に自分の腰を突き出す。
「こんななんて、いつから勃たせてたんだよ。お前?」
からかったら、ごつんと音がするほど勢いで頭突きを食らった。痛みのあまり思わずしゃがみ込みたくなったが、ゲープは掴んだペニスから手を離さない。だからデミアが、かちゃかちゃと音をさせて、きつそうに前を勃たせているジーンズのベルトを外しはじめると、ゲープは自分から腰を捩ってずり下げるのを手伝った。
ここまでの間、ゲープの欲求の切実さを伝えるように唇は一ミリだって離れていない。
デミアは、まだ離れ難そうにしているゲープの胸をどんっと押し、ソファーの上へと突き飛ばした。
「っ……!」
大きく足を開いたまま見上げてくるゲープの目が、もの欲しそうに濡れている。その目に激しく興奮しながら、デミアはゲープの腰から毟り取るようにずるりと下着をはぎ取った。互いの息が荒い。
ゲープの下半身は丸裸だが、上はまだジャンパーまで着こんでいる。
きつく縮れた陰毛の中から天に向かってそそり立つものを掴んで扱き始めると、ソファーの背もたれから身を起こしたゲープが、手を伸ばしてくる。無言で扱き合っているのが照れ臭くて、デミアはゲープの耳に唇を寄せた。
「早く欲しいんなら、舐めねぇ、ゲープ?」
だが、ゲープはそれよりももっとすごかった。床についていた足をソファーの上へと角度を広げながらあげる。その上、尻を軽く浮かした。これを、首まで真っ赤にして、頑なに顔を背けながらやるのだからたまらない。
「くそっ、全く、お前はっ!」
緊張に身体は硬くなっている。それでも、したいとゲープの股間のペニスは硬く勃起している。開かれた股の間の暗がりでは、うっすらと生えた短い毛の先で、小さな穴がもの欲しげにきゅ、きゅっと窄む。
デミアは、自分で舐めた指を、握らせたままのゲープの唇の中へと押し込んだ。熱心にゲープが吸いついてきて、これが自分のペニスだったらどんなにいいかと、デミアは激しく興奮した。
十分に濡れた指を、白いゲープの尻へと近づける。ひくつく小さな穴は、指の進入にびくんと震えた。
「指、冷たいだろ?」
目を瞑り眉を寄せたゲープが小さく横へと首を振る。
「お前の中は、すっげぇ、あったかい」
じわじわと肉壁の中を進ませていた指を、根元近くでぐいっと突き刺す。跳ねたゲープの身体の股間では、とぷりと先走りというには濃い液体がペニスの先から溢れ出た。強引に中を広げるように指先を曲げて引き抜き始めても、ゲープは眉を震わせるだけで、文句を言おうとしない。
白い腹の忙しげな呼吸は、デミアの興奮を後押しする。
「そんな風に煽んなって、今すぐ入れたくなっちまうだろ……!」
欲望に任せて書いててすみません……;▽;