王様と番犬

 

仕事あがりに、ちょうど廊下で一緒になった上司に誘われ、外へのドアを開けたチェイスは早い家ならば夕食が終わろうとしている時間だというのにまだまぶしい日差しへと目を顰めながら、その背中に従った。

チェイスの上司は、勤務中の態度に厳しくはないが、その成果に対しては恐ろしく高い水準で厳しく望むタイプで、勤務時間外に一緒に過ごす相手として気詰まりがないわけではない。

しかし、「(キムが)深夜シフトなんだ」と言った瞬間の僅かにチェイスの表情を伺ったジャックの視線は、チェイスに、彼の帰る家には、今日待っていてくれる人が誰もいないことを思いださせ、どうせ同じような空虚な空間へと帰るだけのチェイスに、もう少しよい部下の顔を続けせる気にさせた。

 

「何が食べたい?」

「そうですね、昼はパンだけだったんで、腹に溜まりそうなものが食いたいかな」

車に乗り込むなり、職場では許されない煙草を取り出し咥えた上司は、その匂いにだけでもほっとするのか、目を緩ませながらチェイスをみた。ウィンドを下げるチェイスは車のシガレットボタンをも自然と押しており、それにも上司は機嫌よさそうに唇を緩ませる。

「じゃぁ、中華だな」

 

結局、男二人では、一人の家に帰るのと変わらないテイクアウトのボックスからの夕食を終えるだけで、すぐに終わった夕食の後、チェイスはリビングでジャックと一緒にTVを見ていた。ジャックの家は、亡くなった夫人の趣味なのか、若い娘とその母親が好みそうな白く上品な家具で囲まれており、チェイスは、その親しみある雰囲気に、自分がここにいることをいつも場違いだと感じる。

それほど口が軽いわけではない上司は、ビール瓶に口をつけながら、黙ってフットボールの試合を眺めており、チェイスも、取り立てて話題にするようなことも思いつかないまま、その足元でうずくまるように、なんとなく試合の様子を追っていた。

まるで、ジャックとチェイスの力関係を示すかのように、ジャックはソファーに腰掛け、その上司から体ひとつ分ほど離れた位置でチェイスはソファーに肘をつくようにして凭れ掛かり、床へと座っていたのだが、それはこの家を訪れればいつものことだ。

こんなところを、飲み物を運ぶキムが見つければ、「パパ、ちゃんとチェイスもソファーに座らせてあげなさい」と恥ずかしそうに口を尖らすのだが、チェイスにはこの方がジャックの隣に座るよりも、ずっと気楽だ。

 

画面の中で、ボールが大きく伸び、いつのまにか試合の行方に殆どの意識を囚われていたチェイスも、ジャックがビール瓶を床へと置いたことには気付いていた。だが、腰を浮かした上司が動くのを、チェイスは新しいものを取りにいくのだと思った。

「少しだけ、……今、取りにいきます」

部下は、自分が立ち上がるべきだとわかってはいたが、ボールをどっちが取るのかが気になる。

チェイスが画面から目を離せずにいると、煙草の匂いがきつくなり、ジャックがすぐ側に近づいたのだとわかった。

ボールは屈強な6人に奪い合われており、チェイスはそちらへと目を向けたまま、床から尻を上げようとする。

「今、……っ!」

目をTV画面に貼り付けたまま立ち上がろうとしたチャイスは、ソファーについた手をいきなり払われ、バランスを崩した。

ジャックが、チェイスの胸倉を掴み上げている。

何が起こったのかと考える前に、咄嗟に肘が出て、ジャックの胸を打とうとしたが、ジャックは、難なくチェイスをソファーの上まで引き釣り上げると覆いかぶさるようにして、押さえ込む。

動けなくされた直後、チェイスは自分の身に起こったことの全てが、気難しく口元を引き締めた上司によるものだとわかりと、笑おうとした。

「……どうしました?」

しかし、部下がすばやく新しいビールを持ってこなかったという程度ではない厳しさで、ジャックはチェイスを見下ろしており、じわりと焦るチェイスの頭では、めまぐるしく最近のミスが甦る。しかし、そのどれもが、自分のせいではない。

「離してください」

シャツの首元を掴み、不当に締め上げてくる上司を睨み上げるチェイスは、低く言った。

「離してください。ジャック」

 

野生動物のごとき鋭い勘で行動を起こすジャックは、必ず牙の先に血まみれの結果を引き摺って帰ったが、まだ誰の瞼も開かず、世界に何が起きているのか誰にもわかっていない時点で、一人、沈黙のまま動き出すため、気がおかしいのだと捕えられがちだった。

そして、チェイスも、他の多くのものが言うように自分の上司がクレージーなのではないのかと疑うことがあった。

重苦しく口角を下げたジャックがチェイスを見下ろしている。

「離してください」

ジャックの側に居、その行動の結果を目の当たりにすることも多いチェイスは、ジャックの正しさを知っていたが、それでも、独走し、甚大な被害を作り出すジャックに、とうとういったのかと腹を括ることがある。

 

自分を締め上げる上司が、何を考えているのかわからないチェイスは、認めたくはないが確かに脅え、他のCTU職員たちがそうするように、心の中でジャックをきちがいめ!と罵った。

しかし、まだ、チェイスはジャックを信じていた。

画面からどよめきが聞こえ、大きな歓声が部屋に溢れる。

「ジャック。手を離してください」

チェイスは、もう一度警告したら、自分の上に圧し掛かるクレージーな上司を、どうにかして蹴り上げるつもりだった。

 

しかし、警告を無視し、軽く口を開いた上司の顔が近づいてくると、殴るつもりなのかとチェイスは身構えた。思い切りもがき取り戻した両腕で顔をガードしようとしたのだが、ジャックの手がチェイスの腕を捕え、肘を無理やり開かせる。

まだ顔は近づく。

「ジャック、何をっ!」

怒鳴るチェイスの口をジャックが覆った。

部下は、キスされているのだとは、気付かなかった。

噛み付かれ、きっとジャックに唇の肉を食いちぎられるのだと、必死に顔を振って逃げる。

もし柔な学生程度であれば手首の骨が砕けるだろう程の力で、ジャックはチェイスの手をソファーに押し付けている。

「ジャァック!!」

離れた顔は、深く思いつめたような顔つきだったが、押さえ込まれた拘束から逃げ出すことのできないチェイスは、反撃を狙って湧き出すアドレナリンの興奮に視野が狭まり、ジャックの顔などまともに見ていなかった。

蹴りだそうとしたチェイスの足は、太腿へとジャックの膝がまともに入り踏みにじられる。

骨折とまではいかないまでも、固い膝の骨で横臥する大腿骨を強烈に圧迫され、チェイスは呻く。

軍を始めとして、厳しい訓練を受け、CTUの現場捜査官までたどり着いたチェイスは、自分の手首を、ジャックが一まとめにして扱うことに、腹が焼けるような怒りを覚えた。

暗く思いつめたような表情のジャックは、チェイスの頬へと手を伸ばそうとする。

今度こそ殴られるのだと、チャイスは奥歯を強く噛んだ。

 

さすがにこのあたりでチェイスも、何かのミスを責めるためにジャックがこうしているのだとは思わなくなっていたが、その代わり、クレージーな上司が、きっと余人の思いも付かぬ何かに気付き、その情報をチェイスが持っているのだと決め付け、情報を引き出そうとしているのかと思っていた。

しかし、穏やかに話し合うという手段もあるというのに、いや、チェイスが慕っていることなど知っているだろう上司は、協力を求められれば、チェイスがよろこんで手を貸すだろうことだって知っているはずなのに、最初から吐かせるといった態度で臨み、チェイスは裏切られた思いだ。

 

手首の痛点を押さえチェイスに抵抗を許さぬくせに、近づく上司の右手が思いもかけぬほど、遠慮がちに頬に触れてきて、思わずチェイスは瞬きした。だが、まだ、チェイスはジャックを睨み続けていた。

「何も話しませんよ」

チェイスの言葉に、一瞬、上司は怪訝そうな顔をみせたが、暗く思いつめたような目でチェイスを見つめる上司の手は、頬を離れ、無言のまま部下のベルトに掛かった。

 

外部に分かりにくい拷問の方法として、確かにそこは、究極だ。

しかし、良識ある人間ならば、人間の尊厳そのものを脅かす生殖器官を痛めつけるような方法は、まず取らない。

チェイスは、やみくもに足をばたつかせ、ソファーのクッションは、ぎしぎしと悲鳴を上げながら、連打されつづけた。

「ジャック!!」

暴れるチェイスの手首はソファーの上に浮いたが、それは、すぐさま元の位置へと押し戻され、ジャックを殴ることはできなかった。

ジャックの右手が、無理やりチェイスの下着を下ろす。そして、位置を変えたジャックは、チェイスのみぞおちへと膝をのめりこませた。

吐き気が込み上げ、チェイスは顔を顰めた。しかし堪え、自由になった足を捻り、ジャックの腰を蹴る。

同時に、チェイスは下半身を大きく振ることでソファーを倒し、危機を逃れようともがいた。

がたがたと大きくソファーが揺れはじめると、ジャックの手がチェイスの喉を圧迫した。

 

「ジャック! 何を!」

首を絞められ、殺されるのだと、チェイスは歯を剥いて暴れた。

実際、チェイスの首に掛かったジャックの指に加重がかけられる。

「……チェイス」

ジャックの顔がまた近づき、チェイスはきつく目を瞑った。

口で、酸素を求め開いている口元を覆われたが、手首を磔にされたまま、首を絞められる自分の失態に、チェイスの中には、怒りばかりだ。

じわりと膝にかける体重を増やし、部下の内臓にかかる負担を増やした上司は、濃いブラウンの体毛で覆われた下腹から、力なく垂れていても逞しいペニスを引き出した。

握りつぶすつもりかと、チェイスはジャックを睨み付ける。

しかし、睨んではいても、生殖器官へと加えられる加虐に、チェイスに浮かんだ隠せない脅えを、上司は薄く笑ったようだ。

からかうように軽く扱かれ、チェイスはなんとか、ジャックを突き飛ばそうともがく。

しかし、座り心地のよいソファーは安定までよかった。

近すぎる位置では、横臥したままのチェイスの膝がジャックを掠めても、それが与えるダメージが小さい。

上司の手によって扱かれるものは、闘争本能を刺激され溢れ続けるアドレナリンによる興奮も手伝い、チェイスが悔しさに奥歯を噛んでいるというのに、勃起していった。

そんな自分をあざ笑うジャックが、いつ、尋問を開始し、そこへの攻撃を始めるかと、チェイスは覚悟を決めていた。けれど、チェイスは、こんな非人間的な方法を簡単に使おうとする上司に、どんな目に合わされたとしても、決して口を割らないとも決めていた。

 

チェイスの勃起を掴んでいた上司の手が離れた。

チェイスがいよいよ、ジャックが拷問を始める気かと思うと、やはり上司はその手をまた部下の首へとかけ、強く押さえつける。

「大人しくできるか? チェイス?」

酸欠による苦しさの中で、チェイスはジャックを睨み続けた。

けれど、急激に意識が乖離し始め、ジャックの手が手首を離れても、チェイスは動くことが適わなかった。

チャイスは重い腕を振り上げ、ジャックに殴りかかったつもりだったが、実際、手はソファーの上でピクリと動いたに過ぎない。

 

苦しさに浮かんだ涙ではっきりとしない視界の中では、ジャックが着ていたTシャツを脱ぎ捨て、自分のベルトを緩めていたが、焦るばかりで動けぬチェイスは、ジャックが何をする気なのかわからなかった。

 

首にかけた片手を離さぬまま、自分に馬乗りになる上司のものが、勃起しているのを見て、チェイスは、ジャックが本物のサディストだと絶望した。

拷問者は、痛ぶることのできる獲物を見つけ、喜んでいるのだ。

だが、たとえ、殺されたとしても、こんな不条理な状態で、何の情報も漏らさないとチェイスは、口を硬く引き結び自分を奮い立たせていた。

ちらりと、ジャックの視線がそんなチェイスを伺う。

膝立ちになったジャックは、強引に尻をチェイスへと押し付けはじめた。

チェイスは驚愕する。

肛門のきつい肉輪が、チェイスの先端へと押し付けられ、強引に落とされる尻に、じりじりときつい肉をこじ開けていく。

ペニスの先端が肉の中に埋まることに、快感がないわけではなかったが、こんな悪辣なやりかたまでして、自分をからかう上司のクレージーさに吐き気さえ込み上げたチェイスは、飲みこむそこがぬるつき、熱く蠢いていることなど、気付きもしない。

チェイスは、ただ、クレージーな上司のこんな後のない楽しみに付き合わされる自分は、確実に後数時間後には、口を割らされ死体されるのだろうと、自分の実力のなさをひたすら呪っていた。

腰を落としていくジャックは、少しつらそうな顔をしていた。

 

全てを治めきったジャックは、天上に向かって長くため息を吐き出した。

ジャックにとって、これは慣れた行為ではない。

しかし、入れただけでも、ジャックは、射精しそうなほど興奮した。

ゆっくり動かし始めた腰を浮かせば、疼く肉の中を、ごつごつと硬い勃起の傘で掻き出されるようにされれば、ぞくりと快感が腰から駆け上がる。

きついそこは、激しくすれば、きっと傷を負うと分かっていたが、ジャックはやっと手にいれたかわいい部下の逞しいものに興奮を煽られている。

腰を浮かすジャックは、ずるずると抜け出いくものから与えられる快感に、喉を震わせた。

腰を動かせば、早々に、ペニスは精液を吹き上げそうになり、ジャックは根元をぎゅっと掴む。

 

狭隘な部分をチェイスのペニスに抉らせ、目を瞑ったクレージーな上司の唇が吐き出した言葉を、驚愕の思いでチェイスは聞いた。

「……好きだ……、チェイス」

 

覆いかぶさる体と唇が近づいてきていた。

だが、まだこれをサディストである上司の演出の一部だと思うチェイスは、ある覚悟を胸に、わざと優しくジャックの唇を吸い返した。縋る部下が、告白の言葉に一縷の望みにかけ態度を変えれば、あざ笑う顔をジャックが見せるかと思っていたのに、懸命な様子で舌を絡めてきて、チェイスは驚いた。

興奮に赤い顔をしたジャックは、何度もチェイスの顔を撫で、焦った様なキスを繰り返す。

「チェイス……、チェイス」

いつまでも、ジャックはその態度で、チェイスは状況の把握に戸惑う。

「ジャック……?……あなた?」

チェイスがじっと見つめれば、チェイスのペニスを咥え込んだまま、自分勝手に尻を振っていたジャックは、ばつが悪そうに床へと視線を落として目を反らし、さらにチェイスを混乱させた。

しかし、いくらチェイスが問い立たずよう見つめても、上司の口はそれ以上開かれず、また、ジャックは、繋がった腰を揺すり始めた。

警戒心の捨てられないチェイスは、いつジャックの態度が豹変するかと息を詰めながら、ゆっくりと手を伸ばし、引き締まった筋肉が覆うジャックの腰に触れた。

濡れて腫れぼったくなったジャックの目が、ちらりとそれを見咎めたが、上司は、吐き出す息に乾いた薄い唇を短く舐めただけで、また、腰を上へと上げていく。

「……ジャック、……これって?」

中を濡らすジェルを硬い張り出しにすべて掻き出され、また、挿入と共にそれがじゅぶりと中へと押し戻さるのに、ジャックの腰は震えている。

 

まだ自分の置かれた状況に疑いを抱いてはいたが、ずるりと尻からペニスを引き抜き、その快感に震えているジャックの腰骨へと両手をかけたチェイスは、腹を括り、思い切り上司の腰を引き寄せた。

「……っぅ!」

きつく締まる濡れた場所をこじ開け進む感触は、たまらないよさで、チェイスの口からも思わず呻きが漏れた。

肌に指の跡がつくほど強く掴んで、何度も腰を突き上げてやれば、がくがくと首を振るジャックが、自分の拳を噛むようにして、声を殺している。

拳を噛む口からは唾液が腕を伝い、チェイスの胸へと落ちる。

「……っ、……っは、……! ……っ」

いつ起こるわからない国家の有事のため、いつだってベストの状態にある上司の体は、ぬるついた気持ちのいい部分で、キュッ、キュッとチェイスを締め付け、その感触は、かつてチェイスが味わったセックスの中でも一番の位置に置かれるべきものだった。あまりのよさに、チェイスは、まるでジャックの尻を突きやぶろうとしているかのように、激しく腰を突き上げ、ペニスを突き刺す。

「……っぁ……っ、!!……っは」

揺さぶられる上司の顔は、汗で濡れ、痛みを堪えているというには、セクシーすぎる目の色をして、顔をぐしゃぐしゃに歪めている。

興奮の熱に浮かされたように、チェイスは口を開いていた。

「ジャック、俺も、……俺も、あなたのこと好きです」

言ってから、チェイスは、それは本当のことだと気付いた。

噛み付くように覆いかぶさってきた上司と熱いキスを交わしながら、濡れて漣のように震えている箇所へと何度か腰を叩き込めば、ジャックはチェイスにしがみついたまま、ビクビクと体を強張らせ、ぶちまける。

 

 

「……本当に、好きかな、俺?」

チェイスが射精し終われば、きまづそうな顔をしたジャックは、のろのろと部下の体から降りようとし、ずるりと抜ける尻へとまだ精液を搾りだしたチェイスは、上司の首を掴んで引き寄せると、むさぼるように口付けた。

チェイスの興奮は、一度目の射精を上司の尻の奥へと叩き付けたことで、さらに高ぶっていたのだが、しかし、遠慮がちに舌で応えてくるジャックは冷静さを取り戻し、もう後悔しているようだ。

 

「悪かった。……チェイス」

伏せられたジャックの瞼には、重苦しい苦悩が圧し掛かっており、手で胸を押されれば、想像したこともなかったセックスに巻き込まれ、興奮していただけのチェイスは、もう無理やり上司を押し倒すほどの気分はない。

 

客室を使えと言ったジャックに、ここでいいと言ったチェイスは、いつもどおり、言葉が少なすぎ分かりがたい上司のことを考えながら、一人、ソファーの下の定位置に座り、光る画面をぼんやりと眺めていた。

ジャックは、本当におかしいのかもしれない。

しかし、チェイスだって、あれほど感じていた怒りは、おどろくほどよかったジャックの体に、いつのまにか後回しにされ、そのまま投げ置かれてしまっていた。

こんなに簡単でいいのかと、チェイスは自嘲したが、けだるい体は満足で暖かい。

立ち去る前、視線の強さで誰をも黙らす上司が、不器用そうにチェイスに気遣う視線を向けていた。

 

「好き、だよな。……確かに」

チェイスは、照明も消えたTVの光だけの暗闇のなか、ソファーの足元に座り続けた。

 

 

END

 

いたいけなチェイスを蹂躙するジャック(萌)