飛行機

日記



                  8月25日 晴れ

着いたーーーーーー。

成田空港でボブ・サップに遭遇し、運がいいのか悪いのかわからないけど、とにかく出発。飛行機は15分遅れ、乗ってすぐに寝る体制。昔はなんでも珍しくて起きていたが、もう慣れたもの。飛行機の中では不安というより期待ばかりで楽しかった。ホストファミリーに会うこと、自分の部屋が用意されていること、友達に会えること、学校の友達ができること。すべてが楽しみだ、まあ寝不足はしかたないんだけど。

朝8時半にロサンゼルス空港に着いて、これまでにないくらいスムーズに入国審査を抜け、学校の出迎えを待って合流、車中で少し話ながら(英語)40分ほどしてHuntington Beachへ。地図を見ていただけあって、通りの名前から方向がわかる。「たぶんこっちでしょ?」(英語)とか言いながら着いた。チップを渡して、いよいよホスト宅へ。あら?学校のことについては一切何も説明がない。明日何時からとかテストがあるよとか、学校への行き方とか、自分で学校に聞けってか?これがアメリカ、自由の国、自分のことは自分でやる、なのかな。まあ事前準備バッチリの自分には問題ないけどさ。

Nice to meet you!出てきたのはホストマザーのDoと日本人留学生TA彼はこの家に3年もいるんだって。それで家のルールの説明を受けた。彼女の英語はすこーしだけ訛りがある感じで、普通のスピードでしゃべっているが、でも80%以上は理解できる。冗談の言いどころもわかるし、非常にフレンドリーに話が進んだ。なんだ、自分できるじゃん英語(笑)、Doもほめてくれた。外人に話かけることに抵抗はないからね。おみやげを渡して、すごく喜んでくれた。

Doは離婚してて、今は一人でこの家にいる。息子娘はそれぞれ別のところに住んでるんだって、なんだー一緒に遊べると思ったのにー。でも、娘のLynは結婚してないみたい。来週来るらしい、楽しみー、30代だけどね。そして噂のフレンドリードッグ、ZOOK(スーク・シベリアンハスキー)、でかいけど超かわいい。写真などは近日

部屋は広いが、当然ベッドと机以外は何もない。そっか、ホテルじゃないんだからね。しかも大部屋をTAとセパレートという感じで、完全に個室ではない。音などを気にせず生活してきた今までと違い、いかに生活音をたてないかも重要だ。ルームメイトとはある程度のドライさが必要で、相手がどこに行こうとも何をしていようとも、ほとんど気にしない関係でいないといけない。

MSに電話して来てもらい、まず携帯屋へ、お古の本体をプリペイド式に変えた。使い方を覚えないと。かけるボタンと切るボタンが逆なのよ。それで予約しておいたレンタカーへ、学校の近くなのでまず学校を見てから行った。レンタカーはスーパーチープというところで、ほんとに安めなのだが、その分車はボロいー。スズキのスウィフト、MSの後に着いて運転、まあ左ハンドル右車線でもすぐ慣れるが、ハンドルが重いー。標識通りでも走っているスピートが早いので(50マイル、80キロ)、道を覚えないと大変だ。アメリカの道はすべて名前が付いていて、ほぼ直角に交わっているからわかりやすいことはわかりやすい。まずインアンドアウト(日本読み)のハンバーガーを食べに行った。注文の英語がわからない、あやうくオニオンなしにしてしまうところだった。トマトをダブルにするなど、MSに助けてもらった。うまい!日本だと1000円クラスの大きさがセットで6ドルだもんね。

MSの住む高級マンションに行き、とりあえずメールを出してみた。学校のERさんに電話、試験は金曜でもいいとのこと、なんだー、試験に合わせて来たのに、そんなもんか。MSの車を置いて、近くのハンティントンビーチ(写真)へ。ほほー、これはすばらしいビーチ、ザ・西海岸って感じのきれいなビーチだ。日差しも気持ちいい、これは最高。

家の電話については、TAの電話回線を2つに分けて使わせてもらうことにした。もちろんお金は払うけど、これでなんとかなるな。夕方に少し寝たが、それで一気に疲れが表面化した、起きるとだるー。

Doは非常に自分のことを気遣ってくれるし、とても親切だ。整理整頓して常識的に生活していれば、非常に快適なのではないだろうか。生活基本情報については、アメリカ生活のコンテンツで書きます。

MSの仕事が終わって8時ごろに迎えに来てもらった、眠いし疲れてるけど、もうちょっとがんばる。トーランスへ向かい、えるかにょと会う、2年半ぶりかな、それでアメリカ出張中のOに電話して、ガーデナのトウザイプラザで会った。おおー、マジでロスで会えたよ、カゼを引いて大変みたい。みんなでLee's TOFUに行ってスンドゥプ(豆腐のチゲスープ)を食べる、おいしかった。Oとは土曜日にまた会うことにした。帰りに日用品を買いに行って戻ってきたらもう0時、すぐに寝た

英語が聞き取れない→躊躇する→我慢する→何もしたくなくなる、という構図はよくわかるな。日本人ならカタコトの外人さんに親切にするだろうけど、アメリカで日本人はマイノリティだし、差別もないわけではない。強い意思で行かないと負けちゃう人もいるだろう。今日思ったこと「自分から望まないと、何もお膳立てされていることはない」、「きれいな発音の英語なら聞き取れるが、街の人の英語は聞き取りにくい」親切、不親切ではなく、自分のことは自分で要求する、という精神だ。アメリカではよく言われることだが、初日からそういうことに気づく。この精神は忘れないように

明日は車で学校に行く練習だ!

前の日へ次の日へ
8月へ

飛行機