13日目 9月29日(土)  
タイトル 光あふれる世界 天候 晴れ
出発地 根室市
道の駅「スワン44ねむろ」
到着地 幕別町
道の駅「虫類」

4:30 起床。昨夜も冷えた。
朝食もそこそこに出発する。

4:58 花咲灯台、着。
行き止まりの駐車場から灯台を見下ろすと、海鳥が乱舞していた
朝の冷たい空気を頬に受けながら朝焼けに染まっている花咲灯台へ近づく。

眩しい朝日
すぐに
灯火は消灯した
 

6:24 落石岬灯台入口にある車止めのゲートに到着。

車はここまで
 
 
木道を歩いていく
 

地上からかなり高い位置に丸太を並べた木道は数百メートル続いた。
靴をぬらす心配はない。左右は赤エゾマツの林、なんとなく太古の雰囲気を感じた
不思議な空間を抜けると、広々とした草原に出る。
そして目の前に太平洋が広がっていた。

長い木道を抜けると
灯台があった

 

開放感あふれる至福の時間を過ごす
ここ離れたくないぞぉ〜! と思わせた落石岬灯台を私は決して忘れないだろう。

後ろ髪引かれる思いで落石を出発し、次に目指すは霧多布岬だ。
道道142号線を西に向けて走る。
このルートは一時的に根室本線と並走し、浜中町に入ったあたりから海沿いを走ることになる。
立派な道のわりには人工物が少なく、爽快な気分でこの旅最高のクルージングできた。
自身、生涯ベストテンに入る道といってもいいだろう。

浜中町といえばモンキーパンチ〜♪ などと呟きながら走っていると・・・
いきなり鹿が横切った! あ〜びっくりした。心臓が止まるかとおもった。

8:51 湯沸岬灯台(通称・霧多布岬)着。
最高の青空と雲に恵まれ光あふれる世界を感じる。
早く撮らねば・・・天空に広がりつつある個性豊かな雲の群れが
青空を制圧する前に・・

へたっぴーな写真で恐縮です
 
 

花咲灯台、落石灯台、湯沸岬灯台の3灯台は共に赤白ストライプで
姿形も少なからず似ているといってもいいだろう。
そして灯台巡りの先輩であるCHANKEさんが80年代に撮られた写真は貴重だ
この3灯台もそうだが、在りし日の灯台と現在の灯台とを見比べることができるのは嬉しい。

11:29 昆布森漁港の駐車場、着。
地形図によると昆布森灯台へは昆布森トンネル付近から伸びる道がある。
それに従い、トンネル入口へ行くと斜面を登っていく急階段があった。
それを登りきると、道が無くなった(泣)。
この旅唯一の突入を開始する。
ほどなく吹きっさらしの尾根に出る。草木は低いのでやや安心する。
とりあえず灯台の方角に向かって尾根づたいを登る。
しばらくすると砂利敷の広場に出た。昆布を干すための広場だろうか。
ふと見ると車が停まっていた。な〜んだ、車で行ける道がちゃんとあるじゃん。

11:50 昆布森灯台、着。
海面上は見事な青空だったが、灯台後方の山側から雨雲が迫ってきた、あわわ・・
帰路は車道だと遠回りになりそうだったので、来た道を引き返す。
小雨が降ってきたが、漁港に着くころには止んでいた。

この日は休日。釣り師で賑わう漁港の駐車場でかきめしを堪能する。

厚岸駅で買った
かきめし \950
 

13:20 釧路埼灯台、着。
この灯台は釧路港船舶通航信号所の建物と一体となっている
ユニークな灯台だ。

13:45 釧路和商市場で海産物の土産を買い、実家へ宅配する。
市内のGSで給油後、釧路を後にし国道38号線を白糠方面へ向かう。

釧路の町を抜けると
雨が上がった
 

ラジオからは自分にとってはなつかしの日高晤郎さんの声が!
前に聞いたのは、たしかシドニーオリンピック開会式の翌日だったな〜。

16:12 十勝大津灯台、着。
すっかり日が西に傾いている。十勝大津港を四角く回りこむ直線道の先にある。
取り付きダート道の入口にはゲートがあり、車では進入できなかった。
灯台周辺では野付埼灯台で煮え湯を飲まされた羽虫の大群がまたしても
まとわり付いてきた。
灯火撮影をあきらめ撤収する

この地は2003年9月26日に発生した十勝沖地震による影響を受けた。
当時の痛ましい912号線の陥没状況はらいとはうすさんの旅日記を参照されたい→
4年後のいま、912号線は復旧され、国道336号線までつながっていた。

この日の車中泊は道の駅「虫類」に決め、
国道336号線から道道319号線(生花大樹線)で虫類へ。
例によって町内のセイコーマートで食購後、
17:50 道の駅「虫類」に到着。

道の駅「虫類」
木々のライトアップが
きれいだった
 

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