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レイジのその他の社会活動

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Rock For Choice

1991年秋にL7が設立した、女性の墜胎の自由を保護する団体。
レイジはこの活動を支援し、"Rock for Choice"のアルバムにも参加している。
チャリティー・コンサートを行い、「男女平等権利擁護団体」へ寄付をして、中絶に反対する団体から圧力を受けている医者や女性の健康問題を保護する国立健康機関の資金となった。

Fair (Fariness & Accuracy in reporting)

メディアにおける偏った内容、見方による一方的な報道がされている場合、そのマスコミに対し正確な報道をするように促し、事実を指摘報告する団体。
93年のロラパルーザに出演したときに歌詞検閲団体PMRC (Parents Music Resource Committee) に抗議をするために口をガムテープでふさぎ、胸にPMRCの4文字を刻み込み全裸で登場し、そのまま演奏をせずに舞台を降りたという有名なエピソードが思い出される。

Lenard Peltier

レイジはネイティブ・アメリカ住民の活動家であるレナード・ペルティエに対しても、釈放を求めている。
彼はアメリカン・インディアン・ムーヴメント (AIM) の中心的人物としてFBIからマークされていた。
そして、1977年にネイティブ・アメリカン居住区で起きた一人のネイティブ・アメリカンの青年と二人のFBI捜査官が殺された事件の、FBI捜査官を殺した犯人として逮捕され、以来22年に亘り公正な裁判を経ずして投獄され続けている。
レイジは1stアルバムの「ボムトラック」でFBIによる居住区の襲撃を取り上げ、「フリーダム」のビデオでもレナード・ペルティエの冤罪を主張している。
94年4月にビースティー・ボーイズ、サイプレス・ヒルを前座にチャリティー・コンサートを開催している。

Refuse & Resist

死刑、警察権力、移民戦争などの問題に闘う団体
レイジの最も興味を引く問題の一つであり、当然彼らは支持を表明している。

Parents for Rock and Rap

子供のいる親や幼児虐待、いじめ、差別などの問題の中でのアーティストの表現の自由を保護する団体。
表現の自由に対して問題提起をしているレイジはこの団体の支持もしている。

Guess?

世界的に有名な企業である"Guess?"に対してもレイジは戦いを挑んでいる。
Guess?の縫製工場労働者に対する扱いが劣悪であるとして、レイジはクリスマス・シーズンにUNITE(衣類製造行員組合)と共に各地のショッピング・モールの広告看板を借りて"Rage Against The Sweatshops"という広告を出したり、トムがラジオで「Guess?は東南アジアなどの各地で労働者を不当に低い賃金で長時間強制労働させている。こんな不当な行為をしているGuess?の商品は決して購入などしない。」とCMを出したりもした。
しかし、どちらもGuess?社の圧力がかかりレイジが思うほどの効果を上げることは出来なかった。
それでもトムはGuess?の店舗のあるデパート前で抗議デモを行い、逮捕されている。


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