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検査・治療等に係わるアレコレ

病院の選択
 医者、病院等を選ぶ際に、住居の近くであることを条件にする方がいらっしゃいますが、あくまでもよい先生、設備のより整った病院から選ぶようにしましょう。
最近の医療、特に検診、検査は機器類なしでは行えなくなってきています。設備面の充実もよい病院の条件の1つです。

 現在、都心の乳腺科は非常に混んでいます。それは定期検診を受ける方、異常を感じて検査を受ける方、セカンドオピニオンを希望する方などが渾然一体となって外来を受診するからです。セカンドオピニオンは専門のセカンドオピニオン外来がある所、検診は乳腺クリニック、各病院の検診コース、各自治体の検診診療所等で受診しましょう。病院の診察は異常を感じてからでも大丈夫です。

 しかし、混雑している病院では予約から受診まで1〜2ヶ月、さらに手術までに1〜2ヶ月かかるのが普通です。異変に気づいてからの期間を含め、手術までどのくらいかかるかをよく考えましょう。

 乳がんは進行の早いがんではありませんが、手術がいやだという理由から、手術をしないですむ先生探しでドクターショッピングを繰り返さないようにしましょう。

誰でも手術はいやです。でも、単純くり抜きの温存手術が可能であったのに、不細工な温存手術になったり、さらには乳房切除せざるを得なくなったりしないようにしましょう。ものごとタイミングが大事です。

 パソコンでマンモグラフィ検診に関する情報を検索することができます。下記のホームページに都道府県名ごとにデータが掲載されていますので病院を選択する際の参考にして下さい。

マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 http://www.mammography.jp/
1)マンモグラフィ検診施設画像認定施設
2)検診マンモグラフィ読影認定医師リスト
3)検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線科技師・医師リスト



専門医の選択
 添付のリストは乳腺専門医である日本乳癌学会の評議員リストです。
 リスト中1の基礎医学系は病理医、2は乳腺外科医、3は放射線科医と腫瘍内科医です。
 乳腺外科医、乳腺専門の放射線科医、腫瘍内科医を選ぶ際の参考にして下さい。

 専門医を選ぶ際、実際の病状には関係なく、先に自分の希望する治療法を決めてしまい、自分の答えに合った専門医が見つかるまでドクターショッピングを続けている方がいらっしゃいます。あくまでも症状に合った、正しい治療法を求めるようにしましょう。

 乳腺外科医、放射線科医、腫瘍内科医はあくまでもそれぞれの分野の専門医です。精神科医ではありませんので、お含みおきを。

 できれば主治医は変えない方がベターのようです。主治医選びは慎重にしましょう。 混雑している病院で主治医が患者の名前と顔と症状が一致するには何回か会わないと無理です。主治医との関係構築にはかなりの工夫と努力が必要かもしれません。主治医との関係の半分は患者の責任でもありますが、いろいろ工夫を重ねても努力をしても駄目な場合は躊躇なく変えましょう。

情報の活用
 知らないこと、煩わしいことに直面すると、自分で調べたり、試みたりすることなく、「わからない!」、「どうするの?」という方がいらっしゃいますが、いろいろ自分でやってみましょう。努力してみましょう。患者は子供ではなく、大人なのですから、できるだけ自己責任で処理するようにしましょう。

 現在、闘病のための最大の武器は情報と言われています。正しい情報を入手するよう努力しましょう。情報入手のため、患者会を利用するのはひとつの方法です。しかし、患者会は専門医ではありませんし、資格をもっていません。

 情報入手後、その情報に関する相談、どんな治療法が良いか、どんな薬、そして薬の量、試用期間の相談は主治医とするのが賢明です。患者の身体を科学的に一番よく知っているのは主治医です。

 今は情報がいっぱいです。自分が望む情報、自分に都合がいい情報のみを頭に詰め込むことはやめましょう。あくまでも正しい情報を。
 以下の情報提出先を参考にして下さい。

国立がんセンター(築地) http://www.ncc.go.jp/jp/
癌研究会附属病院 http://www.jfcr.or.jp/hospital/
キャンサーネットジャパン http://www.cancernet.jp/



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