主の祈り 日本語/英語



2000年に改定されました、日本語版、聖公会(イギリス国教会)、ローマ・カトリック共通の、主の祈りを、以下に引用します。



主の祈り

天におられるわたしたちの父よ。
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり、
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を
今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
(国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。)


日本語だと、なんとなく感じはわかるけれど、どこがどう引用されているかは、はっきりわからないかもしれませんので、 ちょっと古いですが、17世紀の英国国教会のThe Lord's Prayerを、原文のまま引用します。



The Lord's Prayer

Our Father which are in Heaven,
Hallowed by thy Name,
Thy kingdom come,
Thy will be done, in earth as it is in heaven
Give us today our daily bread;
And forgive us our trespasses,
As we forgive those who trespass against us;
And lead us not into temptation,
But deliver us from evil.
For thine is the kingdom, and the power,
And the glory, for ever and ever.
Amen.


文語表現が目立ちますが、「そのまんま」も、けっこうありますね。
ちなみに二行目の「Hallowed 〜」は、Iron Maidenの曲のタイトルにもありました。
RUSHに限らず、欧米ではキリスト教文化が根強いせいか、聖書の引用がかなり使われるようです。

 

参考文献 : 八木谷 涼子 著 「知って役立つキリスト教大研究」(新潮社文庫)
 


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