今年はなかなか天気も良いように続かず、撮影できな日が多いがさすがに冬本番となれば太平洋側は 晴れてくれるに違いない。 2009年は早速明るい彗星が撮影できそうで、その名はルーリン彗星（C/2008 N3)、 2月から3月にかけ、おとめ座、しし座、かに座と黄道を移動していく。 地平高度がきわめて高く、しかも 冬の夜空の透明度を持ってすれば間違いなく捕らえることができるだろう。 強いて言えば彗星が太陽と 反対方向にあるため尾が出たとしても全貌が見えにくい。 去年到来したホームズ彗星の尾が見えづらかったのと 似たような条件にある。 ちなみに尾がよく見えるのは、地球・太陽・彗星の三者がきれいな三角形を描くときが 最低条件となる。 来年は不況が世界的に蔓延してさらに現実感が出てくる中、ちょっとうれしいニュースである。 しかも7月には皆既日食もあるのだから2009年は天文ライフを充実させることのできる1年になりそうだ。 TOP |