情報コラム 2008年10月8日 KODAKと火星探査機


  火星探査機といえば有名なのがマーズエクスプローラで、地上を走破しながら 斬新な映像を送り続けてくれる。 火星探査機はこれ以外にもいくつもあり、 たとえば火星の人工衛星として火星の表面を上空から撮影しているマーズ オービター リコネサンスというのがあり、一種の気象衛星がある。 火星の 大気の様子を観測するのが目的で、紫外線を撮影することにより希薄な 大気を観測し天気予報に役立てようというものらしい。

  この紫外線カメラにはKODAKのKAI-1001(KAF-1001Eではない)が搭載されており KODAKセンサの冷却カメラを持つユーザとしてはちょいとばかり嬉しいような 気がする。 このほかにも金星探査機のビーナスエクスプレスオービターに KAI-1010が使われたり、国際宇宙ステーションやスペースシャトルにも 宇宙飛行士の作業を監視するカメラにKODAKのセンサが使われているとのこと。  民生品のイメージが強いKODAKだが、実際にはサイエンスの世界でも多いに活躍している。

TOP
mail