天体写真の楽しみの1つに散光星雲のHαを撮影することにある。 冷却CCDカメラと Hα用のバンドパスフィルタがあれば、光害の影響を受けることなく都会でも簡単に 撮影を楽しむことができる。 オールシーズン自宅で撮影することを考えると夏場でもよく冷えるカメラが良く、 できればフォーマットの大きいものが良い。 ナローバンドフィルタのバンド幅には いくつか種類があるが、初めてであればやや広めのものを使うと露出時間を短く 済ませることができる。 バンド幅がやや広くてもCCDのフォーマットが大きければ 解像度の高い映像が撮影できる。 光学系はカメラレンズの広角から焦点距離500mm前後の望遠鏡を選べば数年楽しむことができ、 1000mmクラスになればさらに今まで見たことのないような映像が出てくる。 さらに伸ばして 焦点距離が2000mmクラスになると未だ開拓されていない領域になる。 カラー撮影と 違ってトーンカーブだけをうまく調整すればフォトコンテストにも十分通用する 写真が比較的簡単に撮れるのだからぜひトライしてほしい分野だと思う。 TOP |