とうとう5000万画素CCDセンサKAF-50100がKODAKからオファーされることになった。 大きさは35mm判 フルサイズ2個以上という大きさで、中判フォーマットを意識した仕様である。 画素サイズは 6ミクロンと小さく、これなら恐らく色モアレはあまり目立たないだろうからローパスフィルタは 不要かもしれない。 天体写真用に適したセンサであるかは見方によってかわってくるだろう。 従来CCDセンサの 評価ファクタとして感度が取り上げられてきたが、これはフォーマットサイズが小さいからこそ 重要となるファクタであって、ラージフォーマットであれば感度が絶対的評価であるとは 限らない。 事実、KAI-11002はフルフレーム型センサに比べると感度は落ちるものの、フォーマットが 大きいがゆえにプリント時の拡大率を低く抑えられるため天体写真用に十分使うことができる。 フォーマットが大きさを生かして固定写真や屈折望遠鏡との組み合わせが適した使い方だと 考えられる。 解像度が高いことはリアル感と奥行き感を出しやすい。 KODAKは1億画素に向けて開発していくに違いないが、この5000万画素は しばらく注目の的であろう。 TOP |