情報コラム 2007年2月5日 海外旅行での慣習その1(ドライブ編)


     天文イベントが海外であると現地で日本人に出会うことは良くあり、毎回同じことを耳にするのが スピード違反である。 日本と違って海外特に欧米では交通ルールは厳守で、スピード超過はもちろんのこと 一時停止や追い越しの仕方なども注意しないとすぐに切符を切られてしまう。 まっすぐな道路だから ついついスピードを出してしまうのだろうが、スピードで楽しむのではなく雰囲気でドライブを満喫したい。

    ルール以外にも独特のエチケットのようなものがある。 日本だと前の車に追従するドライバーは多いが、 アメリカやオーストラリアではそれを嫌う。 土地が広だけに人と人の距離が離れているのと似ていて 車と車の距離も長く取ることが当たり前である。 追い越しする意思がないのなら前の車の後ろを走るのは あまり芳しくない。 交通量にもよるが前の車が見えないくらい離すのが良いだろう。

  大らかな国でありながらなぜルールに厳しく人との距離を置くのかというと、個人主義が 強いからかもしれない。 自分の好きなことを思う存分打ち込める一方、他人に迷惑をかけないよう ルールには厳しく、また干渉されないよう人との距離を取るのかもしれない。 そう考えるのが 正しいかどうかわからないが、そう考えるとつじつまが合う。    

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