冷却CCDカメラの流行を見てみると、KAF-401Eを天体写真のデジタルカメラの 第1世代と考えるならば、KAF-1602Eは第2世代といって良いだろう。 第2世代以降 チップの種類も急速に増え第3世代の代表格を決めるのは難しいが、KAF-6303EやKAI-11000M といったAPSまたは35mmフルサイズが主流となったといえる。 これと同時に 一眼デジカメも徐々に天体写真としての実績を増やしてきたので、第3世代は APSや35mm判のラージフォーマットと言える。 カラーチップはその特性から3色分解合成による画像に比べ1段解像度が落ちるため、 35mm判フルサイズモノクロに比べると600万画素クラスであってもやや力不足は否めなかったが、 ここへきてKODAKが2000万画素前後から4000万画素近い中判サイズのカラーCCDチップをいくつも投入してきている。 これだけの画素数があればカラーチップといえども解像度は十分だし、なんと言っても カラーフィルタがいらないのでフィルタホイールは不要だし画像処理も楽である。 簡単に 凄い映像が撮れるカメラとして中判サイズのカラーCCD冷却カメラは第4世代の1つになることは間違いないだろう。 TOP |