2004年に2大彗星を撮影しにオーストラリアへ行き、撮影の合間は 7.6cmの望遠鏡で南天を楽しんでいた。 オーストラリアの中でもかなり 空が暗い方だったので口径7.6cmといえどもかなりの見え味であった。 南天といえばやっぱりイータカリーナ星雲を見るべきで、オリオン大星雲よりも 大きく明るい。 よーく見るとなんとなく赤っぽく見えたような気がしたのだが、 赤く見えるという記述も見たことがなければ聞いたこともなかったので 半信半疑で日本に帰ってきた。 半信半疑といっても半分以上の確信があるつもりでいたのだが、誰に聞いても Yesという返事は返ってこないしNoという答えも返ってこない。 ちょうど 運良くオーストラリアの眼視派天文家に会う機会があり、ここぞとばかりに 聞いてみたらやっぱり赤いそうである。 自分の目に狂いは無かったという 自信もだが、赤く見える星雲があったことが何よりも嬉しい。 TOP |