情報コラム 2005年12月17日 ふたご座流星群


  2005年のふたご座流星群は満月近くのため条件は最悪であったが、思った以上に楽しめた。  家の屋上に一眼デジカメと三脚を設置して自動的に撮影し、翌日パソコン上でチェックして 流星を見つけるだけでもけっこう楽しいのだ。 実際見てないだけに写ってるのがかなりうれしかったのかもしれない。

  露出時間はできるだけ短くしたほうが背景の恒星に比べ流星が明るく写るのだが、 あんまり短くしすぎるとインターバル間隔の間に流星が飛び込む可能性が高くなるので カメラの性能と相談する必要があるだろう。 今回使ったPENTAXの*istDLは約0.5秒くらいで 保存し次のコマへスタートしてくれるので10秒露光で撮影したから流星を見逃す確率は およそ1/20程度である。 一晩で6個の流星が写っていたから計算上見逃した流星は ない可能性が高い。

  冬は太平洋側はとても乾燥するのでレンズに夜露が付くこともなく簡単に撮影できるので ぜひやってみてはいかがだろうか。 流星群の時に限らず続けて観測していれば いつか火球が写ることもあるだろう。 おそらく火球が写る確率は宝くじに当たる確率より 高いはずである。

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