2005年は新年早々から彗星を楽しむことができる。 1月のマックホルツ彗星(C/2004 Q2)の高さはほとんど天頂付近まで やってきてこれだけ明るい彗星がここまで高くなるのはめったにない。 一眼デジカメが 登場して以来初めての明るい彗星なので、押入れにしまってある赤道儀を引っ張り出して ぜひ撮影してほしい。 多くの彗星は地平線近くの登場してすぐに沈んでしまうため1時間も撮影できれば良いほうであるが、 マックホルツ彗星は何時間も撮影する時間があるので、あわてて機材を組み立てることなく 落ち着いて作業ができる。 その分失敗も少ないであろう。 高度が高いということは透明度もよければ街明かりの影響も少なく済む。 青いイオンテイルは この好条件の下よく写るに違いないから、テイルの変化を動画で捕らえるのも面白いだろう。 ダストテイルも アンチテイルになるほど立派にダストが蓄積している。 百武彗星以来の好条件であるから、何はともあれこのチャンスは逃してはならないだろう。 この 機会に一眼デジカメを購入しても良いかもしれない。 TOP |