曇りセンサなるものがあるらしく、赤外線センサを上下に向け地表から放射する赤外線を 雲が反射するかどうかで雲があるかどうかの判定を行うそうである。 簡単な装置としては ペルチェ冷却素子を上下に向けて地表と空からの放射熱の違いによる発電を利用することが できる。 では晴れセンサなんてモノができないかなと考えてみたら、1ついい案が浮かんだ。 写真の 好きな人なら空の青さを強調するために偏光フィルタを使ったことがあるだろう。 青空は 太陽の光を散乱しているためにおき、それと同時に強い偏光特性も生じている。 さらに、透明度が高いほど偏光がよく観察されるので、晴れセンサというよりも 快晴センサとでも呼んだほうが適切な装置ができそうである。 空の偏光度がもっとも高くなるのは太陽と空と観測者のなす角度が90度のとき、 つまり日の出日の入りのときで、偏光度は80%にも及ぶ。 日中でも50%程度あるので 快晴センサとして十分機能するだろう。 ちなみに偏光サングラスとは偏光度90%以上の ものをさす。 TOP |