情報コラム 2004年9月14日 ワンポイント英文 その1


  インターネットはとても便利で、瞬時にメールが送れるだけでなく日本に居ながらにして 海外の人とのコミュニケーションもとれる。 海外のホームページを読んで興味がわいてきたら ぜひメールを出してみよう。 ただ、それなりの書き方があるのでメールを出す前に参考にしてほしい。

  冒頭は Dear Mr.XXX, で始まり、簡単な自己紹介をする。 たとえば、 I am an amatuer astronomer ・・・ と数行自分がどんなことをしているかを明確に書き、次に聞きたいことなどを 列挙する。 単に質問だけだと何でそんなことを知りたいのか疑問を抱かせてしまうので、自分の 考えや経緯などを書き綴ると良い。

  日本語と米語では話の仕方がだいぶ違うため、自分の考えをそのまま翻訳して書いても 通じにくいことが多い。 特に日本人はある事象を単語に集約して話すのに対し、アメリカ人は 具体的な例を挙げて話を進める。 たとえば、日本人では「遠征」という言葉をよく使うが、 アメリカ人は「砂漠の真ん中へ望遠鏡を立てCCDカメラで撮影した」と書いて相手にイメージを 作らせる話方をする。 アメリカ人がよく言う「TalkではなくShow」の書き方である。

  さらに日本人特有と思われがちなあいまいな表現は実は米語でも存在し、われわれが思っている 以上に頻繁に使われている。その書き方は次回に紹介しよう。

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