情報コラム 2004年5月7日 画像処理に必要なパソコンスペック


  画像処理に必要なパソコンスペックを考えてみよう。 最近の画像は数メガピクセルもあるため メモリ容量が大きい方が良いのは当然であるが、最も必要とするスペックが何かというと システムバスと画面サイズである。 画像処理を行うときコンピュータは1ピクセルずつ操作し、ピクセル間 を移動する速さはシステムバスそのものである。 パソコンの仕様書をみるとFSBとかバススピード とかいう項目があり、最近では800MHzのシステムバススピードが出ている。 CPUが同じ3.0GHz でも システムバススピードが533MHzと800MHzとでは、コンポジットなどの単純計算で後者のほうが数字分だけ 速くなる。 画像復元などの場合でもピクセルを処理するので数字どおりではないがやはり システムバススピードの速いマシンの方がパフォーマンスは上である。


  もう1つの重要なスペックが画面サイズである。 たとえば1500x1000ピクセルの画像をモニタ表示しようとしたら UXGAのモニタが必要になる。 さすがにUXGAのモニタは高価なので一歩譲ってSXGAを用意したい。 ノート パソコンでもSXGAタイプで20万円以下で買え、具体的にはSonyのVAIOかパナソニックの2機種がお勧めである。


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