九州の山はこんなにあります 

2004,03,21更新 ◎阿蘇 高岳 中岳 見直し ◎諸塚山 追加

登った後の楽しみは、温泉やキャンプ、見所の案内ペ−ジ(阿蘇周辺久住周辺)を参照。

九州の山を高い順番に並べてみました。同じ山群にあるものは代表のみの場合もあります。行ったことのある山は、タイトルがです。また、登山体験記も徐々に充実していきます。出かけられる前に是非ご一読下さい。

現在、適宜、地図、所要時間などの登山情報を追加しています。

No

山の名前

高さ(m)

所在地

山行記録や特徴など

01

宮之浦岳

1935.3

鹿児島県 屋久島

九州 最高峰で屋久島の真ん中にド−−ンとそびえています。
山が深く、相当の体力を要求されますが、是非一度行くべきです。
素晴らしい感動が待ちかまえています。
九州百名山案内 100:宮之浦岳(屋久島)参照

02

九重 中岳

1790.8

大分県 九重山群

九州本土最高峰です。天上の湖、御池を従え天狗が城となす
双峰はなかなかのものです。
久住山群の中心ですので、是非他の山々と共に尋ねて下さい。
九州百名山案内 95:久住山参照

03

大船山

1787.1

大分県 九重山群

坊ヶツル賛歌にも歌われた、名峰です。坊ヶツルより直登するより、
大戸越から段バルを経るル−トがお勧めです。ミヤマキリシマの
時期は平治岳と組み合わせた山行が素敵です。
九州百名山案内 95:久住山参照

04

久住山

1786.9

大分県 九重山群

言わずと知れた九重山群の雄峰です。熊本県側からは屹立する
姿がなかなか勇壮です。以前は前出の中岳より高いと考えられて
いましたが測量の進歩で3番目になりました。しかし、知名度では
相変わらず最高です。是非、訪れてみて下さい。
九州百名山案内 95:久住山参照

05 星生山 1765 大分県 九重山群 九重に出かけると、もくもくと白煙を吹き上げる山が目に入ります。これは、九重唯一の活火山、硫黄岳1550mです。このもう一つ上にそびえて見えるのが星生山です。メインル−トの牧の戸コ−スからは、西千里が浜より左手にその秀麗な姿を見ることができます。メインル−トから少しはずれていますが頂上からの眺望は素晴らしく是非出かけていただきたい山です。95:久住山参照
06 稲星山 1765 大分県 九重山群 久住山からだと東側、最高峰の中だけからだと南側に少し赤茶けた露岩の山が見えます。これが、稲星山です。沢水(そうみ)登山口や南登山口を利用する場合はちょっとよってみたい山の一つです。95:久住山参照

07

祖母山

1756.7

大分県 祖母、傾山群

九州で最大の祖母・傾縦走路の起点となる山です。自然が
豊富に残っており、近年、九州では絶滅したと考えられていた
野生の月の輪熊が捕らえられ、その懐の深さに驚かされたものです。
ここのアケボノツツジも見事なものです。
九州百名山案内 96:祖母山参照 案内を更新してあります。2000/7月

08 三俣山 1745 大分県 九重山群 飯田高原の長者原ビジタ−センタ−から久住方面を見上げると、目の前に柔らかい山容の鈍峰が3つ見えます。まるで、小学校で習った漢字の山の字の象形そのものです。これが、三俣山です。実際には4つの峰からなっていますが、どちらから見てもそのうちの3つが見えるのでこの名があります。スガモリ越えから、ほぼ一時間ちょっとで山頂に立つことができます。家族山行記vol,24鋭意編集中

09

国見岳
(大国見)

1738.8

熊本県 向霧立越

熊本県内最高峰です。自然の残る良い山で紅葉の時期は
特にお勧めです。熊本県側は内大臣の広河原からのコ−スが
一般的です。家族山行記vol,23参照

10

市房山

1721.8

熊本県 球磨郡

昔からの信仰の山です。中腹には市房神社があり、大きな
杉並木は一見の価値があります。私が中学の頃に登って山好きに
なってしまったという、罪深き???山です。

11

韓国岳

1700.3

宮崎県 霧島山群

霧島山群の主峰です。火山湖に囲まれたその山容は異様で
それ自体が火山です。えびの高原を含めたトレッキングはなか
なかお勧めです。野生の鹿に出会えますよ。

12

扇ヶ鼻

1698

大分県 九重山群

ミヤマキリシマの隠れた穴場で超お勧めです。牧の戸峠から
約1.5時間でたどり着けます。5月末が素晴らしい時期です
のでそのころに訪ねて下さい。
九州百名山案内 95:久住山参照 

13

向坂山

1684.4

宮崎県 霧立越

近年スキ−場が山腹に出来てとみに有名になりましたが、
もともと霧立越の最高峰にあたる山です。
夏にも訪れて見ませんか?

14

上福根山

1645.3

熊本県 五家荘

五家荘のほぼ中央に位置する山で自然が多く残っており
ツクシアケボノツツジも沢山あるそうです。残念ながら
まだ登ったことがありません。行ってみたい山のひとつです。

15

親父山

1644

宮崎県 祖母.傾山群

残念ながらまだ登ったことがありません。
是非登りたいと狙ってはいるのですが。

16

大崩山

1643.3

宮崎県 大崩山群

『おおくえ山』と読みます。
多くの花崗岩の岩峰があり、その景色は千変万化のすばらしい
山です。山体が大きいために何処から入っても体力を要求され
ますが、行く価値のある山の一つです。
ここのツクシアケボノツツジも見事です。
花崗岩の一枚板の岩床が続く三里河原の紅葉も見物です。

17

平治岳

1642.8

大分県 九重山群

 久住の中でもミヤマキリシマが全山を覆っていて、
花の時期にはちょうどピンクのピラミッドのように見える
素敵な山です。登山は、坊ヶツルか男池から大戸越し経由と
なります。登山道はガレ場となっていますので、注意深く
上り下りをして下さい。ただし、この山は登るより、
花の時期に離れたところから眺めるほうが趣があるようです。
6月初旬がベストです。
九州百名山案内 95:久住山参照 

18

白鳥山

1638.8

熊本県 五家荘

未だ登ったことがありません。
五家荘は樅木の部落から登るのが一般的です。

19

白岩山

1620

宮崎県 霧立越

 その名の通り、山頂は白い石灰岩に覆われています。
展望がよく利き、市房、祖母、大崩が一望の下です。
先に出た、向坂山の尾根続きになる山です。
岩峰特有の珍しい植物の宝庫でもあります。

20

傾山

1602.2

宮崎県 祖母.傾山群

 言わずと知れた、祖母傾縦走の一方の雄です。
頂上付近は荒々しい岩峰になっており、草木の根に
すがりながらの登坂となります。
しかし、山頂からの眺望は素晴らしく登路の苦しみを
いっぺんに吹き飛ばしてくれます。
ツクシアケボノなどの貴重な植物も豊富です。

21

高岳

1592.4

熊本県 阿蘇

 わが故郷、熊本のシンボル阿蘇の主峰です。
カルデラの真ん中に位置し、煙を噴き上げる活火山の
中岳を睥睨してそびえています。
北尾根にある鷲が峰は九州岳人の良いゲレンデでもあります。
一般的に仙酔峡からバカ尾根を登るル−トが一般的で、
九州百名山案内 97:阿蘇山に詳しく案内を載せています。

今回、家族山行記Vol.25に、さらに詳しく案内を追加しました。
2001.03.17更新 登山地図は右のバ−ナをクリックして下さい。

22

黒岳

1587

大分県 九重山群

 黒岳は久住山群で最も古い地層の山で全山自然林に
覆われており、別格の観があります。
春にはツクシシャクナゲ、秋は全山を覆う紅葉と見所が
いっぱいです。登路は七里田温泉か男池からで風穴の前から
直登のガレ場になります。頂上は高塚と呼ばれる岩峰です。
ここのシャクナゲは花期に当たればとにかく見事の一言です。
九州百名山案内 95:久住山参照 

23

由布岳

1583.5

大分県 由布・鶴見山群

 最近有名になった湯布院盆地の直上にそびえる、
双峰の姿が素敵な名山です。正面登山口から草つきの尾根を
スイッチバックよろしく右に左に折れながらのジグザグの登路と
なります。頂上部は西峰と東峰の二つに分かれ、東峰は登り
やすいのですが、西峰は頂上直下にクサリ場があり慎重さが
要求されます。展望は素晴らしく遠く四国まで遠望できます。
帰りは温泉でくつろぐのも一法です。

24

高千穂峰

1574

宮崎県 霧島山群

 坂本龍馬も日本初の新婚旅行でお竜さんと登ったという、
天之逆鉾で有名な山です。一度、登りかけたのですが、
あまりの強風に引き返した思い出の山です。
それ以来、再挑戦を期しているのですがなかなかその機会が
ありません。是非、再挑戦します。

25

中岳(阿蘇)

1506

熊本県 阿蘇

 世界で有数の活火山の火口がのぞける山です。といっても、
火口があるところより山頂は少し離れています。仙水峡・高岳との
縦走がお勧めです。私の住んでいる熊本県のシンボルです。
九州百名山案内 97:阿蘇山に詳しく案内を載せています。

今回、家族山行記Vol.25に、さらに詳しく案内を追加しました。
2001.03.17更新 登山地図は右のバ−ナをクリックして下さい。

26

涌蓋山

1499.5

大分県 九重山群

 なんだか漢字ゲ−ムのような名前の山ですね。『わいたさん』
と読みます。久住山群では珍しい単独峰で一目山からの縦走が
素敵です。特にこの時期(5月末)はミヤマキリシマのお花畑の
中の散策となります。大分県の山としていますが実は熊本県との
県境の山で地熱で有名な岳之湯からも登路があります。
山頂はとても広く、展望は360度遮るものは何もありません。
とても気に入っている山の一つです。家族山行記vol,20参照

27

京丈山

1472.5

熊本県 五家荘山群

 カタクリの群生で有名な山です。いろんな珍しい植物があり、とっても楽しめます。葉木からのワナバノ谷登山道が面白くてお奨めですが、少しハ−ドです。カタクリだけが目的なら、柏川林道からが最短コ−スです。家族山行記vol,19参照

28

根子岳

1433

熊本県 阿蘇

 阿蘇の中でも一風変わった山体です。かなり崩壊が進み、
登山者が年に何人か犠牲になる厳しい山でもあります。
 私のペ−ジの阿蘇の写真でも一番左に牙のようにギザギザして
映っているのがよく分かります。
 初心者は東峰が無難で西峰や天狗だけは絶対に行っては
なりません。ザイルを装備した熟練した岳人だけの世界です。
でも、是非一度登ってみられることをお勧めします。97:阿蘇山

29

新然岳

1421

宮崎県 霧島山群

韓国岳から高千穂河原への縦走路途中にあり、雄大な
噴火口に コバルトブル−の美しい火口湖を有した
霧島山群唯一の 活火山。
  昭和34年、なんと私の生まれた年に 最後の
噴火をしているという私にとっては思い入れの深い
山である。

30 尾鈴山 1405 宮崎県 尾鈴山群 故郷の尾鈴の山の悲しさよ 秋もかすみのたなびきており
は、若山牧水の代表作の一つである。
日向灘に注ぐ名貫川の源流にあたるこの山群は、
30あまりの瀑布からなる尾鈴山瀑布群を有し、
風光明媚な地として知られています。
31 普賢岳 1359? 長崎県 雲仙 死者まで出てしまった『大火砕流』で有名になりましたが、
元々は普賢菩薩が住んでいらっしゃることからこの名が
ついた山で、穏和な感じの猛々しさは全くない山でした。
火山活動も収まり、また登れるようになりました。
詳しくは、お奨めの九州の山【普賢岳】新山行紀参照。
32 諸塚山 1342 宮崎県 七つ山山地 五ヶ瀬町から、延岡市までを結ぶ、山上ドライブウエイ『六峰街道』の
最高峰、七つ山山地の主峰でもある。周辺で、自然林が残る
数少ない山である。特に、春の『アケボノツツジ』は圧巻である。
家族山行記 Vol.2 1995年 と Vol.26 2001年を参照。
登山地図は右のバ−ナをクリックして下さい。    
33 烏帽子岳 1337 熊本県 阿蘇 阿蘇の火口見物に行くときに、草千里という非常に
なだらかなお盆状の高原がある。この草千里の背後に
そびえるのが烏帽子岳(えぼしだけ)である。
実は、草千里は高原ではなくこの烏帽子岳がなす火山の
火口後なのである。のどかに牛が草をはむ光景からは
想像できない事実である。
草千里側から見たそれは、ちょっとした草付きの
小山だが、 反対の阿蘇谷側からは、夜峰山を
太刀持ちにした立派な山容である。 97:阿蘇山 家族山行記vol,22参照
33 杵島岳 1321 熊本県 阿蘇 これまた、阿蘇五岳の一つ、ちょうど烏帽子岳の
草千里を挟んで反対にそびえる山である。
きじまだけと読む。
コンクリ−トの遊歩道が山頂まで出来、
面白みのない山になってしまったが、頂上からの展望は
阿蘇中岳の火口をはじめとした阿蘇山群の
パノラマが広がり悠大の一言である。97:阿蘇山
       

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登った後の楽しみ、温泉やキャンプ、見所の案内ベ−ジ(阿蘇周辺久住周辺)を追加しました。

みなさまの、九州山行の一助になればと思います。

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