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笠形山  762m  2004/2/28

高松市内からも見えるはずだが、前山の後ろで稜線がはっきりしない。
竜王山から見ても、手前のの950m峰に遮られて東の端の電力塔しか見えない。
柏原渓谷と、黒部渓谷に挟まれて花の素敵な山だと聞くが、今まで登ったことがなかった。
ただ、大川山からと琴南町のゴルフ場のあたりから小さなピークが連なった山が見えるので、
多分これが笠形山だと思っていた。
レポートを読むと登山口とか登山道がはっきりしていない模様。
心配しながら出発する。9時に登山口近くに到着。

案の定、川東上側からの登山口が見つからない。「三頭トンネルに向かい皆野の駐在所前を左
折して柏原渓谷方面に行ってすぐの神社の手前を右にはいる」と調べていたが神社の手前には
入るような道がない。
聞く人もいなかったので、あきらめて塩江琴南線の電力鉄塔登山口を目指す。
舗装路が、未舗装路になりどんどん塩江に近づくがそれらしい鉄塔が見えない。
ついに諦めて、戸石まで出て元の神社前まで帰る。なんとか地元の人に聞いてやっと入り口が解る。
すでに10時40分になっていた。 

この八幡神社の手前20mが登山口
八幡様は長い階段がある。
古い大きな塀のある民家の左を用水路沿いに入る。畑のおばあちゃんにハッサクを5個もらう。すぐ上の分岐を右に行く様に教えられる。 山の中の小さな畑を耕しているおばあちゃん。
笠形山に登る人のためにハッサクを持ってきているそうだ。ありがとう。
かなりきつい道が続く。倒木、イバラ、ガレ場あり
所々、東に展望が効く。大川山が見える。
ハッサクをいただく。
美味しい。
高鉢山が見える。 大きなガレ場の横を通る。 ガレ場上からは琴南のゴルフ場方向が見える。 植樹林の中を行く。道はしっかりしてくる。
倒木が多い。潜ったり乗り越えたり 突然峠の広場に飛び出す。7人連れのパーティに遭う。とても急いでいる。 巨大な赤松の下を笠形山頂上方向へ行く。 10分ほどで頂上。
丁度12時。
三角点があるのみここにも温度計があった。250回記念の鉄板はさびている。 更に稜線を下る。はっきりした踏み跡はない。次のピークを目指す。赤テープが所々ある。 次のピークで道を失う。赤テープが無い。
右奥に下りられそうだが引き返す。
峠まで引き返し、南への巻き道を行く。
平坦で快適な道だ。二軒茶屋の縦走路と似ているる ピークを結ぶ尾根道と交差するところに看板がある。ここから尾根道にはいるとよい。 そのまま巻き道を行くが失敗。どんどん道が悪くなり、所々崩れている。 113号鉄塔と112号の分岐。左113号方向へ上がる。真っ直ぐ行くと雨島峠

巨大な赤白鉄塔(113号)が飛び出す。 ここからの南方向の見晴らしは最高。徳島の矢筈山が白く輝いている。
竜王山は手前の「島の峰」950mに遮られてほとんど見えない。電線の間に竜王山の鉄塔がかろうじて見える。手前は雨島峠上の790mのピークか?
エントツ山さんに教えていただいた島の峰950m 笠形山頂上向こうには、大川山 鉄塔下広場でお弁当。14時になる。 鉄塔を見上げて寝ころぶ
すぐ114号鉄塔に着く。ここからは北側方向の眺望が最高 前山の右には八丁山 前山の向こうに空港が綺麗に見える。 鉄塔は更に西にも続く。
高鉢山方面
114号鉄塔下に、尾根道への分岐がある。 115号鉄塔、林道方向へ下りる。 綺麗な植林帯を下りる。 急だが、合成樹脂の階段が続く。
115号鉄塔横から、今朝通り過ぎた林道が見える 林道登山口。今朝は見落としてしまった。 琴南町から、綾上町の境界で、未舗装路となる。その5m先が登山口 林道をひたすら歩く。笠形山の尾根が連なっている様子がよく見える。
三角点のあるピーク(頂上)の特徴あるとんがりが見える。4時30分に車に着く。約6時間の山歩きだった。やっと念願の笠形山に登れた。次は雨島峠から登ってみたい。 帰りにちょっと寄り道して、道の駅みかどの温泉に入る。ここのお湯は硫黄分があって、乳白色でとってもやわらかく、肌がつるつるになる。とてもよい湯だ
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