アンチャンできるだけニュース

3月のニュース

3/29
竹本、依然重篤状態続く
昨日中山5Rで落馬し、意識不明の状態に陥っている竹本貴志騎手の容態だが、JRA報道室からの発表によると「脳挫傷、びまん性脳損傷」の症状を発しており、依然余談を許さない状態が続いている。
この「びまん性脳損傷」とは交通事故で頭を打った時によく発症するらしく、「脳内の神経が広範囲で断裂し、広範囲な神経連絡機能の断絶を生じる病体で、重度の意識障害を生じる。」とのこと。 。
かなり容態は深刻な様子。回復しても重度の障害が残る可能性も高いらしく、正直復帰うんぬんを語れる状態ではないのは確か。ともかく、今は回復を信じるのみだ。
3/28
竹本、落馬で意識不明の重体
中山5Rでミツアキオペラオー(畠山重)に騎乗した竹本貴志騎手は障害飛越の際馬が転倒、落馬した。竹本騎手は病院に運ばれたものの頭部を負傷し意識不明の重体。現在精密検査を受けている。
なお騎乗していたミツアキオペラオーは頚椎関節脱臼を発症、予後不良となった。
3/7のニュースにもある通り、今年デビューの中では真っ先に初勝利を挙げていた竹本。しかしデビューからわずか1ヶ月も経たないのにこういう不運に…。とにかく今は竹本の無事を祈るしかない。
3/27
藤岡、痛恨の騎乗停止
中京4Rでシュートザピット(藤岡健)に騎乗した藤岡佑介騎手は他馬の進路を妨害し、降着処分を受けた。同時に藤岡騎手は4月3日〜18日まで実行6日間の騎乗停止処分を課せられた。
20期生初の降着→騎乗停止。この直後沈丁花賞で特別を初勝利し、現在3勝と好調だっただけにこの処分は痛い。
どうやら左によれてるのに右ムチを打ってしまったらしい…。まあ仕方ない、反省し、甘んじて処分を受けましょう。
生野、復帰初戦でいきなり勝利
昨年末ゲート内で右手の指を骨折し、休養余儀なくされていた生野賢一騎手が中京で復帰、1Rをシルクレーベル(松元茂)で勝利。自ら快気祝いを演出した。

去年12/21、中京3Rの枠入りのときに右環指基節骨を骨折、冬シーズンのほとんどを棒に振っていた。
3ヶ月遅れの2004年幕開け、予想以上に復帰が遅れて正直心配した。しかしやってくれますね。これをバネにして遅れを取り戻せ!
3/24
中山で若手3騎手のトークショー開催
第3回中山競馬開催中のイベントとして、3/28(日)のレース終了後、梶晃啓、五十嵐雄祐、石橋脩の3騎手が出演するトークショーが開催される。詳細はJRAのお知らせをどうぞ。

ちなみに進行は長谷川雄啓と岡部玲子。グリーンチャンネルの中央競馬中継WEST・土曜午前担当でおなじみのコンビ。ジョッキーの人選もなかなかツボを押えている感じ。興味のある方は是非とも足を運んでみてはどうでしょう。
ちなみにトーク終了後、チャリティ握手会&撮影会も行われる。抽選で50人限定だそうで。関東在住だったらぜひ行ってみたいんだけどね…。
高田、ドバイへ
週刊ギャロップによると、高田潤騎手が自厩舎でドバイワールドカップに出走するアドマイヤドン(松田博)の調教のためドバイに渡航していることが分かった。

そうやら既に調教に騎乗している様子。もちろん本番では主戦の安藤勝が騎乗するが、そのサポート役として高田もドバイに遠征しているようだ。
もちろん騎手としては本番のレースにも騎乗したいところだろうが…。それでもこういった大レースに関わることができるのは大きな経験になるはず。もちろんレースではテレビの前で応援させてもらいます。
追記…どうやら長谷川も自厩舎のマイネルマクロスとともにドバイに渉っていたらしい。情報が遅れてすいません。
3/22
高知・全日本新人王争覇戦で柴原が優勝、五十嵐は3着
高知競馬場で中央・地方の若手騎手が一堂に会して腕を競う全日本新人王争覇戦が行われた。JRAからは柴原央明騎手がダイナナワンダー(松木)、五十嵐雄祐騎手がポライトワールド(田中守)に騎乗、柴原が優勝、五十嵐も3着と健闘した。

同日には交流重賞である黒船賞、そして武豊がハルウララに騎乗することで話題となったYSダービージョッキー特別も行われたが、このサイト的にはメインはやっぱり全日本新人王争覇戦でしょう。このレースはJRAデビュー3年未満の騎手(地方は2年未満)で行われ、過去にJRAからは北村宏、白坂、嘉藤、小林慎、石神、難波の各騎手が参加している。 ちなみに柴原はこれが地方初勝利となった。
関係ないけど実際に盛り上がったのはやっぱりハルウララなんだろうけど…。とりあえず売上も凄かったようで、その点では高知競馬にとってはよかったと実感。
3/21
津村、天国の後に待ち構えていた地獄…
中京5Rで津村明秀騎手が1番人気のマグマヴィーナス(伊藤伸)に騎乗し勝利。16レース目で初勝利を挙げた。しかし次の騎乗レースだった7Rでスタート直前に騎乗馬のマイティーキングが放馬、津村は指を骨折というアクシデントに見舞われた。

「なんだかなあ…」という言葉しか出てこない。ここまで素直におめでとうと言えない初勝利はないなあ。
まあこれが後々笑い話として語れるようになればいいんだが。今年まだ騎乗のない生野も同じようなアクシデントで長期離脱しているだけに、ここは腐らず早くケガを治す事に専念してほしい。
3/20
川田、初勝利ゲット
阪神8Rで川田将雅騎手が3番人気のホーマンルーキー(安田隆)に騎乗し、 好スタートを決めそのまま押し切って逃げ切り勝ち。4レース目で初勝利を挙げた。20期生では藤岡騎手に次いで2人目。

先週は騎乗がなく「どうしたの?」と思わせたが、デビュー3週目、4戦目にして待望の初勝利。 先週初勝利を挙げた藤岡は今週も勝ち早くも2勝目と好調。川田も負けずに続け!
とは言うものの、実は今年の新人、例年に比べて騎乗の絶対数が明らかに少ない気が…。 やはり昨年の出走ルール変更の影響だろうか。
岩崎、池江寿厩舎の初出走初勝利を演出
阪神5Rで岩崎祐己騎手が4番人気のソニックサーパスに騎乗し勝利、 これが厩舎デビュー戦であった池江泰寿調教師は初出走で嬉しい初勝利を飾った。

名伯楽、池江泰郎師の息子にしてあのフサイチ3億円馬を任されたことでも話題の新人調教師である池江寿師だが、 まさか初勝利が障害になるとは想像しなかったかも。 とにかくこれで厩舎にも勢いがつくか。
にしても岩崎は絶好調、この日は結局障害と平地で計2勝、2着1回の大活躍。 今若手騎手の中で最も波に乗っている騎手かもしれない。 もしかすると来年2月までに「☆岩崎」が見られる日が来るかも…?
北村浩ダウン、脱水症状を発症か
北村浩平騎手が今週の騎乗を全てキャンセルした。脱水症状を発症し、頭部に打撲も負っているとのこと。

あくまで推測の域を超えないが、おそらく風呂かサウナで脱水症を起こし、倒れたときに頭を打ったのでは…と考えられる。
厳しい物言いかもしれないが、北村には猛省を促したい。 減量に苦労していたのだなあ…というのはわかるが、 それで騎乗機会(今週は9鞍騎乗予定だった)を全てフイにしたばかりでなく、 乗せてくれる予定でいた調教師をはじめとする関係者に迷惑をかけ、 心証を悪くしてしまったのは避けられない。 正直ただでさえ騎乗に去年のような勢いが見られない上にこの失態、 信頼回復には想像以上の時間がかかるかも…。
3/18
鈴木&竹本、障害初騎乗
21日(日)の中山5R、障害未勝利戦にて鈴木慶太騎手がミツアキオペラオー(畠山重)、竹本貴志騎手がパープルラルゴ(新関)でともに障害に初挑戦する。

正直「この2人が…しかも同時に初障害かい」と思ってしまった(汗)。 しかし18期生は岩崎が重賞を勝ったばかりだし、他にも黒岩や五十嵐、 今年は騎乗していないが高野容など積極的に障害に騎乗する騎手が多い。 個人的にも障害は好きなので、ガシガシ騎乗してほしい。
で、また裏サイドのネタだけど…この2頭、かってはどっちも平沢が騎乗してたのね。 それが減量なくなった途端コレだから…(笑)。 あっち立てればこっち立たずとはこのことか…。
3/13
岩崎、阪神SJで重賞初勝利
阪神9R、阪神スプリングジャンプ(J・G2)で岩崎祐己騎手が7番人気のマイネルイースター(加用)に騎乗し勝利。岩崎にとって初の重賞勝ちとなった。 このレースは去年小坂忠士騎手がやはり重賞初勝利を果たしており、 まさに若手騎手と相性のいいレースのようだ。

デビュー年は1勝もできず、忸怩たる思いをした岩崎。それだけに2年目以降の躍進、そして18期生初の重賞勝利は本当に価値あるものとなった。
一方、去年の覇者の小坂はルドルフロードに騎乗も落馬、馬は予後不良で騎手は大事には至らなかったものの、日曜の騎乗は全てキャンセル。まあこんなものだよねえ…。
藤岡、20期生初勝利一番乗り
中京1Rで藤岡佑介騎手が2番人気のアスカクイーン(作田)に騎乗し、 好位追走から直線差しきりゴール。8レース目で初勝利を挙げた。

やはり同期の中で真っ先に勝つことができたのはうれしいだろう。藤岡自身にとってもいい記憶、はずみになるに違いない。
しかし将来の栄光はまた別の話。千里の道も一歩から、と言うしね…。
3/10
吉田隼、早くも重賞初騎乗
今週末の重賞・中山牝馬S(GIII)に出走予定のトーセンリリー(戸田厩舎)の鞍上に吉田隼人騎手が決まった。同期ではもちろん初の重賞騎乗となる。

近走の成績からは正直勝ち負けはどうかという馬ではあるが、大きなレースを経験できること自体に大きな意味がある。きっといい経験になるはずだ。
ということで石橋脩は降ろされた格好になるが…まあがんばれ。
3/9
生野、復帰か?
昨年末のレース直前にゲート内で指を骨折し、戦列を離れていた生野賢一騎手がどうやら調教に参加したようだ。

新聞などの確固たるソースが無いので伝聞形になってしまうのですが…。今年若手騎手で唯一人レースに騎乗していなかった生野がようやく復帰できそうな感じ。
焦ることなく、じっくりとこの3ヶ月の遅れを取り戻してほしいな。
3/7
竹本、2年遅れの初勝利
中京9Rで竹本貴志騎手が5番人気のナイキアカウント(古賀史)に騎乗し、 中団待機策から直線伸びを見せ先頭でゴール。6レース目で初勝利を挙げた。

もともと18期生として2年前に競馬学校を卒業したものの、色々なアクシデントで2年もの遠回りを強いられた竹本。同時デビューの後輩に対する意地を見せた格好になったか。
にしても勝利インタビューを見たが…もうちょっとシャキっとせいよ(笑)
1日遅れで川田、上野も初騎乗
前日には騎乗機会がなかった川田将雅、上野翔両騎手がともに中京競馬でデビューを果たした。川田は2Rで5着、上野は7Rで4着とともにデビュー戦で掲示板を確保し、まあまあの滑り出しだった。

何はともあれまずは全員無事デビューできてよかった。ただデビューは同じでも、その先は各々違う道を進む。勝負の世界、全員が脚光を浴びることができることはできないだろう。ただ願わくば、全員が何ひとつ志を果たせないままターフを去ることが無いように祈りたい。
正直厳しいとは思うが…ファイトあるのみ!
3/6
ルーキー、次々にデビュー
競馬界では年度始めとなる3月、新人騎手も次々にデビューした。吉田隼人騎手は中山で、高野和馬、丹内祐次、津村明秀、水出大介、藤岡佑介、竹本貴志の6騎手は中京で騎乗。最高着順は2R、藤岡騎手の3着で初勝利を飾った騎手は残念ながらいなかった。

同日、一方では公営兵庫のトップジョッキーだった小牧太、赤木高太郎騎手もJRAデビューを果たし、特に赤木騎手は先述の中京2Rで中央初勝利を挙げたのをはじめ人気薄でことごとく連に絡む大活躍。同時デビューのアンチャン達にはいい刺激になったか。
正直キャリアが違うので同列に比較するのはどうかと思うが、ルーキーたちには対抗意識を大いに持っていい騎乗を見せてほしい。
3/2
高野和、地方初騎乗で初勝利
公営高崎競馬で行われたJRA交流競走・弥生特別で4番人気のJRA所属馬コウテイノユメ(小桧山厩舎)が差し切り勝ち。鞍上の高野和馬騎手はキャリア初勝利を地方競馬で飾った。

高野和の師匠である小桧山師は自厩舎の馬をとにかく地方の交流競走に出走させることで有名。ブックなどの交流競走の成績欄には頻繁に名前を見かける。そんな厩舎の所属である高野和も、交流競走に騎乗する機会が多くなるかもしれない。
しかし小桧山師のコメントには爆笑。「どうせ指示してもその通りに乗れるわけはないんで、『みんなと一緒にしっかり乗ってこい』とだけ言った」「ちょっと眠ったような顔つきに見えますけど、勝って行くことでだんだんしっかりした顔になって行くんだと思います」などなど…。小桧山師、グッジョブ(笑)

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