◇ 編集後記 ◇ No,5

            
 (平成11年(1999)10月発行) 


        10月を迎え、ふと顔を上げると、
        向こうに
2000年が見えてきました。

        
【区切り】というものは、
        
「新たな気持ち」を生み出す『源泉』のような気がします。

        一周忌や中陰(初七日や二七日のこと)などにも
        この【区切り】の要素があります。
        【区切り】を越えることで、
        悲しみや苦しみから
『一歩』前に踏み出して行く。


        夫を亡くした妻の悲しみを和らげるため、
        天は
【夜】を創り出したそうです。
        「今日」が
『昨日』になり、そして『一昨日』になる。

        目の前にも
『源泉』は、あるのですね。


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