◇ 編集後記 ◇ No,39
(平成16年(2004)2月発行)
『モー・ケッコー!』
・・・『牛』や『鳥』の、
そんな「叫び声」が聞こえてくるかのようです。
「狂牛病」や「鳥インフルエンザ」。
確かに『怖い病気』は克服していかなければなりませんし、
『人間中心』の考え方も、生きていくためには当然のことでしょう。
ただ・・・
一番の被害者(?)は、牛や鳥のはず。
それなのに、
つい『牛丼』や『卵』にむかってしまいがちな『人間の目』を、
牛や鳥たちはどう思っているのか・・・
少なくとも、日本の『いただきます』という文化は、
自分たちが生きていくために
『他のいのち』を否応なく頂戴することへの
『大切な気持ち』から生まれたものです。
『最後の牛丼』のテレビ報道も大切なのかも知れませんが、・・・
『感染を防ぐ』ためだけに『処分』されたであろう動物たちの『いのち』を、
「人間」としてしっかり考えること・・・
それが『中心』にいる『存在』として、
とても大切なことだと、思えるのですが・・・
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