◇ 編集後記 ◇ No,15

            (平成13年(2001)2月発行) 



      新世紀が始まって二ヶ月。

      今年最初の『義空独白』にも書いたのですが、
      西洋風の
「カウントダウン」には、少し抵抗を感じました。

      5・4・3・2・1・・・

      ・・・と、すべて
『0』が中心の考え方のようで、
      
『5』『4』の立場を鑑(かんが)みると、何となく可哀想で・・・

      日本語には
『元旦』だけでなく、

      『
小晦(こつごもり)』   (12月29日のこと)
      『
(つごもり)』       (12月30日)
      『
大晦(おおつごもり)』  (12月31日)

       ・・・と、一日一日に
名前が付いています。

 
     神様が ムダ毛を創る はずがない
  

      新聞で見かけた川柳ですが、
      
目的結果だけを大切にしがちな昨今を反省したくなりました。

      子供を授かる可能性のある日が『危険日』で、
      出来ない日が『安全日』。
      誰が名付けたんでしょうね・・・?
 
      少なくとも
『新成人』でないことは事実・・・
      
大人だって反省が必要なことも事実のはずです。

      「海の日」や「みどりの日」。
      これからも
『一日』にいろいろな名前が付けられていくことでしょう。

      新世紀には
ステキな名前の日が、たくさん増えることを祈って・・・

      ・・・そうですね、『祈る
だけ』じゃなく・・・、
      ですよね!


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