最新情報
- 2023/12/08・・・「日記(2023/11-12)」 追加「「新文庫 別冊」昭和23年11月号」
- 2023/11/23・・・「日記(2023/11-12)」 追加「「月刊西日本」昭和24年8,9月号」
- 2023/11/08・・・「日記(2023/11-12)」追加「「日本ユーモア別冊」昭和23年7月号」
- 2023/10/24・・・「日記(2023/09-10)」 追加「「綺談」昭和23年6月号」
- 2023/10/09・・・「日記(2023/09-10)」 追加「「狂艶」昭和23年4月号」
甦る推理雑誌シリーズ
光文社発行・ミステリー文学資料館編で、戦前の探偵雑誌シリーズ「幻の探偵雑誌シリーズ」10巻が出版されました。
これに引き続き戦後の探偵雑誌「甦る推理雑誌シリーズ」10巻が出版されました。
その第1巻として出版されたのが、「ロック」傑作選 です。初出小説のアンソロジーと随筆等を掲載し、末尾に索引をつけた 本書は雑誌のほぼ全貌を示しています。
しかし、マニアにとっては実際の古書となった雑誌をも読みたいものです。その結果、不揃いですが入手した雑誌は現在の目で 見れば薄くみすぼらしい外観ですが、時代を超えた世界に呼び込まれます。
短命で、ページ数も少ないものですが、逆に既に読みにくい状態になっています。読みやすい新刊書の合間に、時間をかけて 読み難い活字を追うのもたまには良いものです。
古書雑誌を集め・読む人は今も多くいると思います。思いは個々に異なるでしょうが、感想・内容を書いて行きたいと思います。
探偵雑誌 ロック(LOCK)
古雑誌は、一般に入手困難です。それに経時変化で活字が読みにくくなっています。同時に出版当時の紙質の問題もあります。
特に戦後の紙不足により、ページ数もすくなく詰め込んだ感があります。内容的にも豊富な掲載はむりです。
全巻入手にはほど遠いので、上記のアンソロジーの索引をナビゲーターにして不足を補う方法でこの雑誌の歴史と内容をたどって 見たいと思います。