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1606034                    新生銀行

             売国的な旧長銀売却




 巨額の公的資金投入で新生銀行が、今年2月に東証一部に上場したもの
の5月7日以降、安値を更新している。新生銀行の前身である旧長銀は
倒産処理として既に1766億円の公的資金が注入されていた。その後、
更に金銭譲与、損失補填分、資産買収で9兆3527億円を追加。

 これを米国投資会社のリップルウッド社に譲渡したが、売却代金は僅か
10億円、その上、瑕疵担保特約を付けて。つまり譲渡後、貸出債権の
時価が簿価に比べ20%下落した際、リップルウッド社が政府に債権を
簿価で買い戻せる内容だ。この特約だけでも8530億円を新たに浪費
した。

 売国的な「持参金付き売却」の恥知らずな無責任を問うなら、当時の
金融再生委員会の柳沢伯夫越智道雄谷垣禎一の各委員だろう。また
金融庁長官に上りつめた森昭治氏も同罪といえる。


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(平成16年6月25日号)

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