平成19年度 四国大会戦評・総括

大塚貴文

予選リーグC組み

 ☆嶺北1−3高松商(香川
 
戦評:
四国大会初出場で開会式直後の第一試合選手の緊張は隠せない。しかし、沢山の応援を背中に受け選手たちは試合に集中した。
試合の結果は敗れたが可能性のある試合内容であった。

先鋒、式地は緊張の中、慌てず試合を運んだ。惜しい場面もいくつかあったが一本にできず、一本負け。
次鋒、高橋は積極的に攻め一本勝ちでチームの勝敗を五分にもどした。
中堅、竹政は中心を攻めた剣道で勝負に出たが二本負け。
副将、澤田は何とかポイントをあげ大将戦に持ち込みたいところだが、リードされている厳しい状況
大将、和田はチームの勝ち星をあげるため攻めるが相互に大将同士譲れない試合の末引き分けとなった。
 
☆嶺北1−4帝京第五(愛媛)
 
戦評:
初戦を落とした状態で愛媛県1位の帝京第五高校との勝負厳しい試合が予想された。結果は大差で敗れたがいい経験になった。

先鋒、式地は何とかチームの流れを作りたい必死の思いで戦うが二本連取される。
次鋒、高橋は相手チームの流れを作らせないためにも踏ん張りたいところ。先をかけた内容で一本勝ち。なんとか繋いだ。
中堅、竹政も後に繋げるために攻め、惜しい引き小手などもあったが、二本負け。
副将、澤田は初戦に続き何とかポイントをあげ大将戦に持ち込みたいところだが、延長戦で一本負け。
大将、和田はチームの勝敗は決定したが大将として勝負に出る。しかし、上段相手に苦戦し二本負けとなった。
 
☆嶺北4−1城北(徳島)
 
戦評:
試合は大会二日目。予選リーム最終戦。四国大会初勝利を目指してチームが団結して試合に挑んだ。
先鋒の勝利を生かし勢いに乗りいいチームワークが発揮され勝利をつかんだ。

先鋒、式地は大きな責任を背負う。先取されたが慌てず二本取り返し勝つ。
次鋒、高橋は一気に流れに乗る試合運びをし二本勝ち。
中堅、竹政は流れを生かし勝負をつけたいところだが相手も必死。勝負に出たが二本負け。
副将、澤田は流れを取り戻したいところ。慌てず試合を運ぶ。うまく相手の技を利用して一本勝ち。チームの勝利が決まった。
大将、和田は上段の相手に対し強い気持ちで自分のペースで試合を運ぶ。相手のつばぜり反則を誘い1本勝ち。
 
1勝二敗でリーグ3位という結果で今回の四国大会を終えた。11月の秋季大会では全国目指して男女がんばりたい。
 
四国大会の応援ありがこうございました。