2010映画マイベスト10

順位 映画名 監督
ハート・ロッカー キャスリン・ビグロー
十三人の刺客 三池崇史
告白 中島哲也
インセプション クリストファー・ノーラン
マイレージ・マイライフ ジェイソン・ライトマン
悪人 李相日
ゴールデンスランバー 中村義洋
クロッシング キム・テギュン
時をかける少女 谷口正晃
10 ハリーポッターと死の秘宝 Part1 デヴィッド・イエーツ
 今年の第1位は「アカデミー賞作品賞、監督賞など6部門の栄冠に輝いた作品です。緊迫感あふれる映像で、失礼ながらこれが女性監督の撮った作品なのかとびっくり。作品賞受賞もうなずけます。
 第2位はリメイク作品である「十三人の刺客」です。この映画、最後の50分に及ぶ戦いのシーンだけでも観る価値があります。いや〜おもしろかったです。
 第3位は湊かなえさん原作「告白」の映画化です。あまりに衝撃的な原作でしたが、この映画の成功は、主人公の教師役に松たか子さんを起用したことにあると思います。素晴らしい演技でした。
 第4位は「インセプション」です。ディカプリオ主演ということよりも、渡辺謙さんが共演しているということの方がインパクトがあります。さらには、クリストファー・ノーラン監督の映像世界は素晴らしかったです。
 第5位は2010年のアカデミー賞作品賞等にノミネートされた「マイレージ・マイライフ」です。リストラ宣告人を主人公にしたどちらかといえば地味な作品です。でも、最近の不況下では身につまされる作品でした。
 第6位は吉田修一さん原作の同名小説の映画化「悪人」です。今年のモントリオール映画祭で深津絵里さんが最優秀女優賞を受賞したことで大きな評判となりました。確かにこの映画は深津さんの熱演が見ものです。
 第7位は伊坂幸太郎さんの原作小説の映画化「ゴールデンスランバー」です。主人公役の堺雅人さんがよかったですねえ。出演陣も豪華。中でも父親役の伊東四朗さんには拍手です。
 第8位は北朝鮮から脱北した家族の悲劇を描く韓国映画「クロッシング」です。韓国から描いた北朝鮮なので、割り引いて観なくてはならないのですが、それでもあまりに悲しく観ているのが辛くなる映画でした。
 第9位は筒井康隆さん原作の同名小説の映画化「時をかける少女」です。評判はいまひとつだったようですが、私にとって「時をかける少女」は、学生時代に夢中で見たNHK少年ドラマシリーズの第1作、青春時代を思い起こさせる作品で、外すわけにはいきません。
 第10位は年末に観た「ハリーポッターと死の秘宝 Part1」です。久しぶりに映画館で観たハリーポッターシリーズですが、シリーズの中でも一番おもしろかったと思うほどのできです。最終話であるPart2が大いに期待できます。
 今年劇場に観に行った映画は33本。昨年が53本でしたから、20本の大幅な減となりました。仕事が忙しくなったことと、観たい映画がなかなか地方劇場では公開されないことが原因です。4月にはようやく地元にも3D上映館ができることですし、来年は週1本を目標に映画館に足を運びたいですね。