連載 第七十八回
『 第45回 広島県合唱コンクール 』 広島県合唱連盟・朝日新聞社主催の合唱コンクールです。 職場部門マツダ合唱団と一般部門Bグループ広島中央合唱団でステージに上がりました。 (2006.08.25up) |
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第45回 広島県合唱コンクール
日時:2006年8月20日(日) 10:30開演
会場:広島市安佐南区民文化センターホール
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◆広島県合唱連盟・朝日新聞社主催の合唱コンクールです。 職場部門マツダ合唱団、一般部門Bグループ広島中央合唱団でステージに上がりました。
◆当日朝は、三篠公民館でマツダ合唱団の練習。 但し、いつものことですが、指揮者の門野先生は他で忙しく不在のため自主練習。 私がかき回してもいけないし皆気負い過ぎているようなので、短時間で切り上げて早々に本番会場の安佐南区民文化センターへ移動。
・早めに食事を済ませて、受付集合までの間、客席で高校の演奏を少し聴けました。 聴けたのは3校。
・朝鮮初中高級学校声学部は独特の美声。 ノートルダム清心高校は難しそうな自由曲を演奏していましたが、練習不足。 比治山女子高は軟らかく綺麗にまとまっていてよかった。
◆マツダ合唱団の受付で門野先生と合流し更衣。 楽譜を持とうか持つまいかと悩んで暗譜を決意し、リハーサル。 やっと自分で声を出すことが出来ました。 その後スケジュールが10分以上も押していて、待ちくたびれてステージへ移動。
・袖で広島市役所合唱団の演奏を聴きました。 市役所さんには珍しく、課題曲の前半が少し波に乗れず乱れ気味。 7月初めに定期演奏会をやって、練習不足だったのでしょう。 自由曲は期待通りの上手な演奏でした。 上手い下手とは関係ありませんが、今回、女声の声がかなり目立ったような気がします。女声メンバーが増えてきているのでしょうか?今後の動向が楽しみです。
◆さて、マツダ合唱団の本番。 実は、課題曲「とむらいのあとは」は昨年自由曲として歌った曲です。 門野先生は、一度完成させた曲をもう一度演奏するということでやりにくかったようです。 確かに中途半端にマンネリになってしまう危険性はあったと思いますが、絶対的に練習量不足のマツダ合唱団員としては、これでもまだまだだったようです。
・自由曲は先日の聖母コーラス定期演奏会の賛助出演で歌ったジョン・ラッターのレクイエムの中からアニュス・デイ。 これも、いろいろな意味でコンクールには不向きではという声もありましたが、非常に良い曲で歌いたかったのでこの曲に決めさせてもらいました。
・演奏自体は、ホールの響きに助けられて気持ちよく歌えました。 実力以上のことは出来ないので、個人的には無理をせずリラックスして演奏を楽しんだつもりです。
◆マツダ合唱団で歌い終わったら、写真撮影へ行かずに、広島中央合唱団のリハに合流。 しかし時間がずれていて2〜3分でリハ終了。 自由曲は今日一回も歌わないままステージへ。 こちらも暗譜です。
・ステージ袖で合唱団あるの演奏を聴きました。 課題曲は同じ「とむらいのあとは」。 男女ランダムな並びにして、ハーモニーを綺麗に決めていました。 自由曲はというと、う〜ん、すごい。
◆そして中央の本番。課題曲は同じ「とむらい・・・」。 マツダ合唱団とは少々ニュアンスが違いますが、暗譜して指揮を見ていればそこそこOK.。
・自由曲はMorten Lauridsen作曲のO Msgnum Mysterium。 テナーはのっけからCとDの音でぶつかりながら始まりますが、大変美しい曲です。 今回、中央合唱団に誘われたお陰でこの素晴らしい曲を歌うことが出来ました。 誘ってもらってよかったです。
・このホームページのBGMに私が作った下手なMidiを入れてありますので聴いてみてください。
◆そして結果発表。ついでに全部載せておきます。(※印:中国大会出場)
・中学(同声合唱):1.安田 金※ 2.高屋 銀※ 3.女学院 銀 4.清心 銀※
・高校A:1.女学院 銅 2.安田 金※ 3.朝鮮初中高級 銅 4.清心 銀※
・高校B:1.比治山 銀※ 2.崇徳 金※
・職場:1.市役所 銀※ 2.マツダ 金※
・一般A:1.うたがき 銀※ 2.L・S・O・N 銅
・一般B:1. ある 金(大賞)※ 2.中央 金※
◆マツダ合唱団金賞受賞。やったね。 中央合唱団も無事金賞受賞で中国大会へ出場決定。
・審査員2名の個別講評を伺って、マツダ合唱団打ち上げ会場の並木通りのお店に直行。 金賞受賞を祝い、次の中国大会の健闘を誓って大いに盛り上がりました。
・実際には、市役所がいつものように中国大会に向けて実力をアップするのに対して、マツダは昨年から歌っている曲ですから、後1ヶ月経ってももうほとんど伸び代は残っていません。 マツダ合唱団としては、現実は非常に厳しいと見るのが正解でしょう。
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◆しかしながら、マツダ合唱団がコンクールで金賞を受賞したのは、後にも先にもこれが始めて。 しかも好きな曲を気持ちよく歌って評価してもらえたのですから、今は素直に喜んでおきましょう。
(!斬捨て御免!、!問答無用!)