連載 第七十一回
『 聖母コーラス 第13回演奏会 賛助出演 』 マツダ合唱団の一員として賛助出演し、ジョン・ラッターのレクイエムを歌いました。 (2006.06.25up) |
聖母コーラス 第13回演奏会
日時:2006年6月18日(日) 開演16:00
会場:広島県民文化センターホール(広島市中区大手町)
プログラム
T.宗教曲集 アヴェ マリアを中心に
U.「愛する歌 女声・同声合唱による10のメルヘン」 (作詩:やなせたかし、作曲:木下 牧子)
V.レクィエム (作曲:ジョン・ラター)
指揮:門野光伸・中井郁夫
ピアノ:伊藤加恵
エレクトーン:岡川玲子
ソプラノ:益田由身子・門野 葉
フルート:山村奈未
オーボエ:大堀恵子
チェロ:大心地麻耶
ハープ:木岡祥子
賛助出演:マツダ合唱団
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・マツダ合唱団の一員として聖母コーラスの第13回演奏会に賛助出演し、第Vステージのジョン・ラター作曲のレクィエムを一緒に歌いました。
・共に、門野先生に指導していただいている繋がりで、今までも何度か賛助出演しています。 マツダ合唱団単独ステージとしての賛助出演ではなく、”聖母コーラス”さんが混声合唱曲を取り上げた場合に一緒に演奏します。 ですから、特に男声が重宝がられます。
・さらに、”聖母コーラス”と言う名の通り、か弱き女性の集まりですから、今回のように楽器を加えての演奏会では、事前の練習時の楽器運びから、当日朝のステージの山台組み、本番での譜面台の配置まで、マツダ合唱団男声陣は大活躍です。 でも、”聖母コーラス”さんは、本当に心の底からお手伝いしたくなる気持ちの良い合唱団です。
・さて、演奏。 TステとUステの途中まで、客席でゆっくり聴きました。
・第Tステージはオルガン製作マイスターである中井先生の指揮で、いろいろな「アヴェ マリア」ほかの演奏。 最初は硬さが見られましたが、徐々にリラックスしてきた様子です。 最後に歌った有名なカッチーニのアヴェ マリアは、ピアノ伴奏のほかにフルート独奏も加わって心地よい演奏でした。 その前の、パブロ カザルス作曲の「Nigra sum」という曲も良かったです。
・第Uステージは門野先生の指揮で、木下牧子の女声合唱曲。 日本語の曲になったせいか、非常に生き生きとした演奏に感じられました。 客席の最後尾で聴いていましたが、言葉もはっきりと届き、豊かな表情も十分に伝わってきました。 残念ながら、10曲中の5曲まで聴いたところで客席を離れ、自分が参加するVステの準備へと向かいました。
・15分間の休憩を挟んで最後の第Vステージ。 私も出番です。
・ジョン・ラター作曲のレクィエムには、小編成オーケストラ版と、オルガン&アンサンブル伴奏版があるそうで、今回は後者での演奏です。 この曲は、以前にマツダ合唱団で演奏会やコンクールで歌えないものかと門野先生に御相談し、諸般の事情で断念した経緯があるだけに、今回演奏に参加出来る事になり大変楽しみにしていました。
・本番までに聖母コーラスさんと4回ほど合同練習を行い、内2回はエレクトーンなどの楽器を加えた練習でしたが、なかなか難しかったです。 現代の作曲家による作品で、どうしても不協和音を多用してある上に、大人数での演奏、さらに我々にとって慣れない器楽アンサンブルとの合奏です。 それまでのピアノ伴奏による練習と全く違う周囲の響きに、皆大いに戸惑ってしまいました。 また、楽器の演奏やソプラノソロの歌声に聴き入って、自分が演奏するのをすっかり忘れてしまいます。
・個人的には、これで本番大丈夫かなと心配しましたが、皆が信頼する門野先生の指揮の下、「信ずるものは救われる」ということわざ通り、本番は上手く行きました。 (まあ、細かいところではいろいろあったようですが・・・。)
・以前、CDを買ってこの曲を聴いたときは、ジョン・ラターの曲ですから綺麗なメロディーが流れてはくるのですが、今ひとつ盛り上がりに欠ける印象を持っていました。 しかし、今回改めて聴き直し、演奏してみると、聴けば聴くほど、歌えば歌うほど味わいのある良い曲だと思えてきました。 この演奏に参加できて本当に良かったです。
・アンコールは、同じくジョン・ラター作曲の聖歌、”A Gaelic Blessing”。 オルガンとハープの伴奏付きです。 合同練習の最初の日にはまだアンコール曲が決まっていないという状態でしたが、何とか3回の練習で本番へ。 レクイエムを歌った後に、さらにこの曲を歌えることがうれしくて、思わず胸がつかえて1番は声が出ませんでした。
・因みに、この曲は私のHPのBGMとして5月の最初から流しています。 ちょっとした解説と歌詞も載せていますから、興味のある方はご覧になってみてください。 演奏の方は、混声4部合唱用の楽譜を私が無理矢理男声合唱風に打ち込んだmidiですから、それなりの演奏です。
・そして、演奏が終われば、お待ちかねの打ち上げです。 近くの宴会場を借りての立食パーティー。 メインはもちろん聖母コーラスさんで、ソリストの方々も全員参加され、門野先生御自らの司会で和やかに行われました。
マツダ合唱団のメンバーも隅の方に陣取って参加しました。 最初にも書いたように、聖母さんの演奏会には何度か参加し、毎回その楽しい打ち上げにも顔を出させていただいております。 今回も聖母さんと一緒にテーブルを囲んで楽しく歓談させていただきました。
・いろいろな方が、マイクを持ってスピーチされましたが、マツダ合唱団では、乾杯の音頭を長老のIさんが仰せつかり、代表幹事のKさんもスピーチを行いました。 私にまでマイクが回ってきて、今回の感想を述べさせていただきましたが、酔った勢いでついつい要らぬことまでしゃべってしまったようです。 要らぬことなので、ここには内容を書けませんが、反省。
・2次会はマツダのメンバー有志で居酒屋へ。 例によって、合唱について熱く語り合いましたが、ちょうどこの日はWカップサッカー、日本対クロアチアの一戦があり、OさんはこれをTVで見るからと言って先に帰ってしまいました。 後で聞いたら、酔っぱらっていたため、サッカーを見た記憶がないそうです。 合掌。
・以上、今回も楽しい演奏会に参加することが出来ました。 聖母コーラスの皆さん、本当に有難うございました。
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・この文章を書いている6/25現在、既にサッカー日本チームは1次リーグで敗退してしまっていますが、世界中の国々が参加してサッカーという競技が出来ることは幸せです。 同じ争いでも、今も続いている紛争や戦争とは大違いです。
・マツダ合唱団も、聖母コーラスさんの賛助出演を終えて、遅まきながら合唱コンクールの練習スタートです。 気持ちの良い争い?(競い合い)にしましょう。
(!斬捨て御免!、!問答無用!)