北の佐川の"音曲捕り物帖"

連載 第五十九回

『 広島県合唱連盟H17年度合唱講習会「コーラスクリニック」参加 』


マツダ合唱団が大阪府合唱連盟副理事長の清原浩斗先生によるコーラスクリニックを受講しました。
(2006.2.11up)

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広島県合唱連盟H17年度合唱講習会「コーラスクリニック」
   日時:H18年2月5日11時〜12時
   場所:広島市安芸区民文化センター スタジオ
   講師:清原浩斗先生(大阪府合唱連盟副理事長)

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  故有って、急遽「マツダ合唱団」が広島県合唱連盟主催のH17年度合唱講習会「コーラスクリニック」を受講しました。
  クリニックを受けた曲は、混声合唱とピアノのための曲集「初心のうた」(木島始 詞、信長貴富 作曲)の一部です。  この曲は、マツダ合唱団が昨年の合唱コンクールで自由曲として演奏した曲であり、今年のコンクールの課題曲のひとつにもなっています。

  最初に門野先生の指揮で演奏して清原先生のクリニックを受けましたが、清原先生には、非常に熱心に指導していただきました。  直前に、コーラスクリニックに参加することが決まったにもかかわらず、楽譜の持つ奥深いところまで引き出してくださいました。  今回の
合唱講習会のテーマが「ミュージカルを楽しもう」であったこともあり、曲の持っている内容の積極的な表現、お客様にアピールする効果的な表現方法などについて、アドバイスを受けました。

  私個人は、今までこういった講習会に参加したことが無かったので、大変勉強になりました。  昨年のコンクールで歌った曲でもあり、かなり歌いこんでいたつもりですが、清原先生の違う切り口でのアドバイスにより、この曲に対する解釈・表現の幅が広がりました。

  しかし、せっかくの清原先生の指導に対して、十分に反応し切れなかったのも事実です。。  頭では理解できたつもりでも、なかなか実際の表現に繋がりません。  基礎的な歌唱技術・技能が身についていないことや、大袈裟な表現をすることに対する照れくささが原因になっているのかもしれません。  改めて、基礎の大切さと演ずることの重要性を痛感しました。

  クリニックを終えて、定期的にこうした形で外部からの刺激を受けることも必要かなと思いました。   平生使わない筋肉を使った運動をした後のような心地よい疲労感が残りました。

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  一方で、門野先生による歌の心を大切にした誠実な指導の下、頑張ってはいるけれどもぶきっちょでなかなか上手にならない「マツダ合唱団」・・・そんな”演技の下手な”、「マツダ合唱団」に何故か愛着を感じながら一人帰途についた私であります。

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(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手