北の佐川の"音曲捕り物帖"

leaflet 連載 第五十五回

『 入場無料ワイン付きコンサート!(広島グリークラブ 演奏会) 』


12/4(日)の午後、広島グリークラブの演奏会を聴きに行きました。なんと入場無料でワイン付きのコンサート!
(2005.12.10up)

********************************************************************************

広島グリークラブ 8th ファミリーコンサート
日時:2005.12.04(日)14:00-
場所:ゲバントホール(広島市中区本川町)

 ・広島グリークラブは広島ターフェルオーケストラの指揮者山路進朗さんが指揮をされている男性合唱団で、この度、演奏会の案内を頂き初めて聴きに行きました。 パンフレットによると、学生時代に男声合唱をやっていた社会人が中心となって、再びその楽しさを味わうために活動しているようです。
 ・トップ3名、セカンド3名、バリトン5名、ベース5名の合計16人の合唱であちこちで見た顔もあります。 トップテナーの御三人は皆さん体格もよく、いかにもすごいテナーの容貌です。  期待に違わず、どなたも明るく張りのある美声の持ち主ですごかったです。

 ・1ステはお馴染み 清水脩の"月光とピエロ"です。  少人数の為どうかな?と思いながら聴き始めましたが、前述のトップ3人衆をはじめ皆さん実力者揃いで、立派に音楽してました。  山路さんも極端な指揮はせず、団員を伸び伸びと歌わせていたようです。
 ・2ステはボイストレーナーのソプラノ歌手 久保幸代さんと団員とのデュエット2曲。  バリトンとベースの団員がミュージカル”オペラ座の怪人”と、歌劇”魔笛”をそれぞれ一緒に歌いました。  ハラハラドキドキ、プロのソプラノ歌手とデュエットする男声団員の初々しさが印象的でした。
 ・その後の休憩時には、なんとロビーでワインやジュースが振舞われるという気の利いたはからいが有りました。  皆さんワインとおつまみを持って歓談していました。  会場のゲバントホールはホール内でも飲食OKでした。 私は、この後に用事があるためワインを口にすることは出来ませんでしたが、これで入場無料の演奏会ですからスゴイ!!
 ・3ステはバラエティーに富んだカルテット。  3つのグループに分かれてスピーチを挿みながら競い有っていました。 各団員共、これに一番力を入れて練習したとか・・・。  私も、大学時代に夏合宿の夜にやったカルテット大会のことを思い出しました。
 ・4ステは、”学生王子”ミュージカル曲ということですが、残念ながら私は次の用事のためこの前に退場しました。  4ステもさぞ楽しかったことと想像します。

 ・会場のゲバントホールへは初めて行きました。  小さいけれどなかなか良いホールだと聞いたことがあります。  今回は特殊な残響制御装置を使ったとかでよくわかりませんでした。

 ・広島グリークラブの演奏を聴いたのは初めてでしたが、全体として非常に面白い演奏会でした。  こうした、肩の力を抜いた楽しい演奏会を企画できる懐の深さに改めて感心しました。  音楽を楽しむことを決して忘れない大人の合唱団ならではの余裕と言ったものが感じられる演奏会でした。  また、聴きに行きたいです(今度はワインも頂きに・・・。)。

********************************************************************************

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手