連載 第三十七回
『大洲小学校 創立50周年・屋内運動場落成記念コンサート(マツダ合唱団演奏中に地震発生!)』 (2005年3月20日AM 広島市立大洲小学校 屋内運動場) (2005.03.27up) |
・マツダ合唱団はマツダスペシャリストバンク(地域への人的社会貢献を目的としたマツダグループの人材バンク)の登録しており、依頼を受けて演奏することがあります。 今回、会社のお隣にある大洲小学校の屋内運動場(体育館とは呼ばないのですね)の落成記念コンサートへの出演依頼を受けて参加しました。
・元々、もう1週間前に催されるはずでしたが、建物の完成が遅れて落成記念式典が1週間遅れてしまったようです。おかげで、門野先生の都合がつかず、私が指揮することになってしまいました。
・在校生による花笠音頭の踊り、お隣にある大洲中学校吹奏楽部による吹奏楽演奏に引き続いて、マツダ合唱団が演奏しました。 おなじみの、”となりのトトロ”、”すべての山に登れ”、”翼をください”、”ふるさと”、の4曲を歌いました。ステージの大きさや響きがわからず一発勝負でしたが、まあまあ上手くいったと思います。
・が、この日は例の九州北部で地震が発生した日で、しかも、ちょうどマツダ合唱団の演奏中にゆれるという貴重な体験をしました。
・2曲目の”すべての山に登れ”の最後の部分で揺れ始め、おかしいなと思いながら何とか歌い終わりましたが、その後もしばらく揺れが続いたため、会場内はざわついて次の曲に入れません。 このとき、進行役の先生がマイクを持って、「この建物は、災害時の避難場所になってますから大丈夫ですよ。」と静かに説明されました。
・これを聴いて一同納得はしたものの、ざわめきが治まる様子はありません。 しかし、揺れ自体は止まったようなので、3曲目の”翼をください”を始めました。 歌い始めると、子供たちも落ち着きを取り戻してすぐ静かになりました。 最後の”ふるさと”を会場の皆で歌って無事演奏を終了することができました。
・今回の地震で被災されて九州北部の皆様にお見舞いを申し上げるとともに、もう、本番演奏中に地震に遭うという経験はしたくないものだなと思いました。
・誤解を恐れずに言わせてもらうならば、大洲小学校在校生諸君にとっても、記憶に残る、創立50周年・屋内運動場落成記念コンサートになったのではないかと思います。
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(!斬捨て御免!、!問答無用!)