連載 第三十三回
『第17回 “ビバ・ラ・ビバコンサート” 参加』 (2005.02.26up) |
・今年も出ました、“ビバ・ラ・ビバコンサート”。
・広島県は安芸郡府中町(マツダ鰍フ本社所在地です)で毎年開催されている町民合唱祭で、今年で17回目(=17年目?)となります。2/19(土)13時30分開演、場所は府中公民館大ホール(=小さな体育館といったところです)。マツダ合唱団は数年前に声をかけていただき、その後毎年参加しています。持ち時間10分で全13団体参加。歌い手300人、総勢400人程度でしょうか。
・会場準備も後片付けも、最初と最後の挨拶も皆自分たちでやる音楽会です。町長も毎年挨拶をして最後まで聴いています。今年は、あいにくの雨で町長が20分ほど遅れて来ましたが、その挨拶を途中に挟むなど、アットホームな演奏会です。
・われわれは、先日行った”サードコンサート”のアンコール曲を2曲(”冬ソナ”の”最初から今まで”と”サウンドオブミュージック”の”すべての山に登れ”)歌いました。 歌はまじめに歌いましたが、某男声団員が例のヨン様の扮装をし、嫌そうな表情の女声団員をエスコートして退場したため大笑いとなりました。
・実は、例年マツダ合唱団は上手だけれども面白みに欠ける、または、楽しそうに歌っていない。・・・と言われていたので、今年は少しは名誉挽回できたでしょうか。
・と言うのも、この演奏会、”マツダ合唱団が楽しそうに歌っていない”と思いたくなるほど、他の合唱団が楽しそうに生き生きと演奏する合唱祭なのです。中学校の合唱祭ではありませんが、出演する合唱団員・指揮者・ピアニストもみんな客席に座って他の団の演奏を聴き、自分たちの番になったらステージへ上がって演奏し、終わったらまた客席に戻って聴きます。
・少年少女合唱団の音楽劇から、お寺の檀家で結成された”宗教曲?”を歌う混声合唱団まで参加し、老若男女が上手い下手を超越して楽しみます。いつものメンバーが、いつもの指揮者が楽しませてくれます。みんな生き生きしています。特に今年は新たに、障害者の福祉作業所の合唱団が参加して一生懸命うたっているのが印象的でした。
・また今回、たまたまマツダ合唱団の前の席に座っていらした他の合唱団の老人男性から話しかけられました。マツダのOBの方で、20数年前に東洋工業コールエコーの団員であったとのこと。歳を取ってもこうして地域の合唱団で歌い続けていらっしゃる姿を見て、こうありたいものだとうらやましく思いました。”マツダ合唱団頑張れ”と応援していただきました。
・昨年久しぶりに、広島県合唱連盟の合唱フェスティバルに(裏方として)参加し、コンクールや合唱団の定期演奏会とは違う楽しさを味わいましたが、この “ビバ・ラ・ビバコンサート”は、さらにその上を行く楽しさで、私の最も好きな音楽会のひとつです。マツダ合唱団の他のメンバーもこの演奏会に参加するのを楽しみにしています。
・この時期、演奏会の数は少ないですが、逆に、じっくりと楽しめる演奏会がいくつかあり、私にとっては、寒い日でも心暖まって帰ることのできるよい季節です。
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(!斬捨て御免!、!問答無用!)