北の佐川の"音曲捕り物帖"

leaflet 連載 第二十四回
『’04 サマーファイトシリーズ 第3弾 ”合唱コンクール広島県大会”参加』

8/22(日)、マツダ合唱団恒例、合唱コンクール広島県大会へ参加しました。今年は、もう一つ一般の部Aに大学時代のOB男声合唱団でも参加しました。
(2004.08.26up)

・マツダ合唱団恒例、合唱コンクール広島県大会へ参加しました。
・今年は、出身大学グリークラブのOB合唱団『コール・スローンチェ』も久しぶりの活動としてコンクールに参加することになり、そのメンバーにも加わったため、職場の部&一般の部Aの2回ステージに上がることになりました。
・本番の会場は、(響きすぎるほど)よく響く、廿日市市の“はつかいち文化ホール さくらぴあ”です。 数年前に始めてコンクールでこのホールで歌ったとき、声を出した瞬間に、その響きのよさにうれしくなって、歌いながら頬が緩んだのを覚えています。  

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・さて、本番。マツダ合唱団は、練習の時と同様ピッチが下がってしまいましたが、歌いたい曲を実力を出し切って歌ったので悔いはありません。 最近女声団員が増えて、やっと混声合唱団らしくなってきたところです。まだ荒削りでバランスや音程も悪いですが、それも実力の内。 
・結果は、職場の部で2団体出場の2位(銀賞)でした。 審査員5人の評価はオール2番目でした。
・音楽コンクールは、オリンピックと少し違い、評価の中に単純にタイムや距離で比較できない要素が多く含まれていると思います。 色々な審査員がそれぞれ違う視点で評価する。 マツダ合唱団も、自分たちが作っている音楽がどのように受け止められるかを試す肝試しのつもりで歌いました。 従って、一人でもマツダ合唱団の方を良いと感じてもらえればよいと思っていましたので、そういう意味では、この結果は自分自身に対する”負け“でしょうか。
・個別講評でも、音程や、発声のまずさを指摘されました。もっともっと、基礎的なところを鍛えてないと、自分たちの思いを表現出来ないということでしょう。  

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・一方、一般の部Aで参加したグリークラブOB合唱団『コール・スローンチェ』。 当日は、私がマツダ合唱団で歌い終って記念写真を撮り終えたときには、既に皆リハーサル室へ向かっているという状況で、あわてて皆を追いかけてリハーサル会場へ向かうという有様でした。
・3月に団として参加するかどうかの検討を始めて、参加人数もハッキリしないまま選曲にかかりました。練習回数はそれでも4〜5はあったでしょうか。課題曲・自由曲共に清水修の作品を取り上げ、これぞ男声合唱曲だといった感じで練習してきました。
・しかし、個人的には、練習日程が合わず、なかなか練習に出れませんでした。本番前日の練習や当日朝の練習もマツダ合唱団の練習とダブってしまい参加できませんでした。
・本番では、一部、途中の出だしでミスが有ったりした(私ではありません)ようですが、フォルテシモで上のAの音を歌えるのも男声合唱団のTopテナーならではということで、誰に何と言われようとも大満足でステージを歌い終えました。
・閉会式の全体講評で、審査委員長の堀 俊輔氏(指揮者)が「周到な練習をしなければ、コンクールには勝てない」旨のコメントをしておられましたが、審査結果はまさにその通りの銅賞でした。
・その後、一般の部Aの順位表や、個別講評の内容も知りませんので、第三者的な評価がどうであったかは分かりませんが、スローンチェのメンバーは私を含めて皆満足しているのではないでしょうか。
・元々、今年の年末に行われる現役グリークラブの定期演奏会にOBも賛助出演しようという話が持ち上がり、その練習も兼ねてコンクールに参加してみようかという話になりました。 真剣にコンクールに取り組んでおられる他の関係者には失礼かもしれませんが、とにかく参加して、コンクールを盛り上げたのではないかと思っています。
・客席で聴いていてくれたマツダ合唱団の人からも、大変良かった褒めてもらえました。私は参加できませんでしたが、スローンチェの打ち上げはさぞかし盛り上がったことだろうと想像します。
・ちなみに、この『コール・スローンチェ』の“スローンチェ”とは、アイルランド語かエール語で“乾杯”と言う意味です。然(さ)もありなん、といったところでしょうか。  

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・合唱コンクール広島県大会は終了しましたが、マツダ合唱団はさらに中国大会や来年早春の”サードコンサート”に向けて、コール・スローンチェも現役グリーの定期演奏会へ向けて、それぞれ忙しい日々が続きそうです。
請うご期待。  

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手