連載 第175回
 世界平和記念聖堂 第443回パイプオルガン定期演奏会

   〜第18回 合唱団ある 教会演奏会〜
        (2013.03.09 up)    
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leaflet     
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    「第443回パイプオルガン定期演奏会」    
      〜第18回 合唱団ある 教会演奏会〜    
         オルガン:和田之織    
         合唱:合唱団ある    
         指揮:福原泰弘    
      2013年3月3日 (日)16:00〜17:00    
      世界平和記念聖堂    
      主催:/カトリック幟町教会      
      入場料:無料(自由献金)    
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   ◆知人が出演するというという事でお誘いがあり、久しぶりに幟町教会のパイプオルガン定期演奏会を聴きに行きました。   
      
   ◆お目当ては、言うまでもなく合唱団あるです。 あるといえば、もちろん広島随一の実力派合唱団ですが、上手すぎてというか、先に行過ぎていて私のような凡人には良くわからない演奏が多くあり、演奏会に行って聴いていてもどうも落ち着かない場合が多くあります。   
   ・しかし、今回は幟町教会での演奏ですから、突飛な曲は無く落ち着いて聴けるだろうという期待を持って聴きに行きました。 あるは教会演奏会出演18回目なのですね。 流石です。   
   ・演奏曲目は、プログラムの表紙の通りですが、これまた、幟町教会のパイプオルガン演奏会には珍しく中身の詰まったプログラムで、堂々A4サイズ8ページを使って演奏者や曲目解説、作曲者紹介が丁寧にわかりやすく紹介してありました。   
   ・オルガン演奏はバッハ。 合唱は現代のアメリカおよびノルウェーの作曲家による無伴奏混声合唱曲で、交互に演奏されました。 オルガンはもちろん後方の聖歌隊席の奥での演奏、合唱は前方祭壇側での演奏でした。   
   ・あるの演奏は、期待通り上手でした。 教会のお御堂のせいか少々子音が聞き取りにくかったですが、柔らかな演奏で教会演奏会にぴったりでした。 曲はもちろん初めて聴くものばかりですが、どれも美しく魅力的なものでした。 私的には変に難解な曲でなくてよかったです。 本当は相当難しい曲なのでしょうが、さらっと聞かせるところがあるの実力ですね。   
   ・敢えて難を言うと、割と前側上手寄りに座った為もありますが、一部バリバリというベースの生声が耳について大変気になりました。 せっかくの緻密な合唱を乱している様に感じました。   
   ・オルガン演奏は、はじめて聴く曲ばかりでしたが、力みの無い落ち着いた演奏でよかったと思います。 特に9曲目のKyrie,Gott heiliger Geist という曲が気に入りました。   
   ・入場料は無料ですが自由献金。 プログラムに献金袋が挟んであり、出口でアンケートなどと共に回収。 もちろん献金するだけの価値は十分ある満足のいく演奏会でした。   
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   ◆この時期の幟町教会、覚悟はしていましたが相当寒かったです。 特に足元が冷えてきます。 美しい音楽を集中して聴こうと思いながらも、寒さという邪念から逃れられない自分がそこにいました。 まだまだ、修行か足りないようです。    

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手