leaflet 連載 第171回
  第51回 広島県合唱コンクール
〜北の佐川、コンクールでマツダ合唱団を指揮!〜


職場部門にマツダ合唱団として参加。
今回、なんと私が指揮者を務める破目になりました!
        (2012.08.26 up)
   
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    第51回 広島県合唱コンクール
      2012年8月19日(日)
      広島市安佐南区民文化センターホール
      職場部門 マツダ合唱団
      演奏曲 
       課題曲:(G1)Ego sum panis vivus
       自由曲:「地球へのバラード」(詩 谷川俊太郎、曲 三善晃)より、
               V.鳥、 X.地球へのピクニック    
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   ◆マツダ合唱団は職場の合唱団として合唱連盟主催の(朝日)コンクールに参加しています。   
   ・広島県大会の職場の部には、長年 市役所合唱団とマツダの2団体が出場してきましたが、中国大会進出枠を2つ有しているため、1位でも2位(最下位)でも中国大会に行けるという無風状態。 マツダ合唱団は、長年その利点を活用して毎年、中国大会の演奏旅行を楽しんできました。    
   ・ところが、なんと来年度から「職場の部」が廃止されます。 「職場の部」がなくなると、マツダが出れるのは「一般Bの部」。 今年の参加団体でいえば、お相手は合唱団あると合唱団ぽっきり、になります。 これは厳しい! マツダ合唱団が中国大会の行けるのは今年が最後!?   
   ・・・来年以降どうするかは別として、最後に一発頑張ってみようということになり、今回は敢えて難しい三善晃の「地球へのバラード」から自由曲を選びました。 以前のコンクールでこの組曲の他の曲を取り上げたことがあり、その面白さと難しさに魅力を感じていたからです。    
   ・低音の美声の持ち主のマツダ合唱団代表幹事の久慈氏のナレーションをフィーチャーした第3曲「鳥」と終曲「地球へのピクニック」の組み合わせです。   
   ◆ところが、ここへ来て大きな問題が発生。なんと門野光伸先生がお仕事の都合でコンクールの指揮が出来ないことが判明。 コンクール不参加という案もありましたが、ぐるっと見回して私に代役の話しが回ってきました。   
   ・「私にはコンクールの指揮など出来ません!」と断るのは簡単なのですが、 「義を見てせざるは勇なきなり」。 結果、なんと”北の佐川”こと、この私がコンクールでマツダ合唱団を指揮することに相成りました。    
   ・とはいっても、本番までの練習は門野先生に細かい指導をしていただけるので何とかなるはずと、高を括っていました。。   
   ・ところが、一難去ってまた一難。 「鳥」と「地球へのピクニック」の2曲を楽譜指定のテンポで演奏したのでは8分30秒というコンクールの時間制限に到底収まらないことが判明。 個人的には、”あえて時間オーバーさせて失格となり中国大会での指揮を回避する”、という姑息なことも考えましたが、まあ頑張って時間短縮に努めることにしました。 皆も、「何があっても、お前についていいてやる!」と言ってくれました。   
   ◆・・・そうして、本番。   
   ・別に足が震えたわけではありませんが、コンクール審査員を前にしての緊張感と、時間をオーバーしてはいけないという焦りが交錯し、結果、8分30秒の時間オーバーどころか、これまでの練習でやったこともない7分という最速のスピードで指揮してしまいました。   
   ・当然、”鳥”のナレーションは予定範囲に収まらないし、皆さんに大変迷惑をおかけしました。 市役所さんとの競争どころでは有りません!! しかし、本当に、皆良く付いて来てくれました。   
   ・そして、結果発表。ご覧の通り、市役所オール1位、マツダオール2位(=最下位)。 しかしながら、共に銀賞。 もちろん中国大会参加OKです。   
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   ・市役所は基礎レベルか高く、普通に歌えば間違いなくマツダより上手い。 今回の評価も当然マツダより上でしたが、いつものように県大会は中国大会に向けての助走段階の様で、金賞ではなく銀賞。   
   ・逆にマツダは、決して上手いとはいえないが、良く頑張ったように聴こえたのでしょうか、銅賞ではなく銀賞をゲット。 指揮が焦ってアップテンポに終始したのが、逆に若々しい好印象を与えたのかもしれません。   
   ◆立場上、閉会式後の個別講評を聞きに行きました。 コテンパンに酷評されるかと思いきや、(いまさら言ってもしょうがないという諦めか、弱者に対する慰めかわかりませんが、)「良くやった。」、「勢いがあってよかった。」という評価を多くいただきました。 (審査員に対して、余り厳しい講評はしないようにという申し合わせでもあったのかもしれません。)   
   ・結果は素直に受け止めるとして、別途ノートルダム清心の講評を聞かれていた門野先生と一緒に、遅ればせながらマツダ合唱団の打上げ会場へ到着。 なぜかいつもより参加人数の多かった打上げで乾杯をすれば、後はハッピータイム。 ワイワイガヤガヤ2次会まで行ってお開き。   
   ・実は今回、職場の部最後のコンクールということで、市役所さんと一緒に打上げをやろうという計画が持ち上がってましたが、打上げの参加予定者が多すぎたため、会場に入りきれなくなり、別々に打ち上げすることになりました。 中国大会後は合同の打上げをやりたいものです。    
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   ◆確かにコンクールで指揮をするのは辛かったですが、それよりも夏期長期連休明けの月曜日となる20日の仕事のほうが二日酔いの身には辛かったです!   
   

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手