連載 第161回
広島版 当世 男声合唱 愛好家 気質 ( おまけ 男声合唱 各パートの楽しみ )

                           (2011.08.26 up)

   もちろん混声合唱も良いでしょう。  オケ付きの宗教曲も面白いです。  アンサンブルも楽しいですね。
しかし、誰が何と言おうと、歌うなら男声合唱、特に無伴奏男声合唱が一番。 ・・・最近、広大グリーのOB合唱団の練習に参加し、改めて男声合唱の楽しさを再確認しました。
そこで、徒然なるままに、男声合唱の持つ”独特の魅力”について独善的に考察すると共に、広島の男声合唱団を概観してみました。    
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【おまけ 男声合唱 各パートの楽しみ】
 ◆ トップテナー
   ・主に最高音の主旋律を担当しますが、普通の男声では音が高すぎてなかなか歌えません。皆の注目を集めるし音取りも楽で、高い声さえ出れば楽しいパート。
   ・混声合唱では一転して脇役(内声パート)となり、たまに出てくる対旋律を楽しみに比較的気楽に歌ってます・・・。
 ◆ セカンドテナー
   ・音楽的には内声パートの良し悪しが音楽の出来を左右するのでしょうが、歌う側からすればセカンドテナーは日陰の存在。トップテナーに上がれなかった影を引きずりながら、ハーモニーを充実させる為に、最初から最後までメロディーに寄り添い続けるのです。
   ・しかし、アンサンブルのクァルテットではリードボーカルとして格好よく旋律を担当できるのですが、メロディーを歌いなれていないもので・・・。
 ◆ バリトン
   ・セカンドテナーとは逆に、ベースほど低い音が出せない人の集まり。パート練習を聞くとお経を唱えているように聴こえますが、一見単純そうに聴こえるその音程とリズムは実は大変難しく、人知れず自分と格闘し続けているようです。
   ・このストイックな魅力にはまると抜けられなくなるとか・・・。
 ◆ ベース
   ・混声で歌っても男声で歌っても最低音の外声パート。全ての演奏は自分達の手のひらの上で展開されているという自負に支えられて頑張っています。低い音域なのに、さらに音程がぶら下がる不思議なパート。
   ・混声合唱で吼えるとヒンシュクを買いますが、男声合唱なら吼え放題・・・!?    
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 連載 『 広島版 当世 男声合唱 愛好家 気質 』
   その1 男声合唱と混声合唱、女声合唱の違い(2011.05.29up済み)
   その2 男声合唱の魅力(2011.06.05up済み)
   その3 広島の男声合唱団(2011.07.01up済み)
   おまけ 男声合唱 各パートの楽しみ(2011.08.26up)

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手