leaflet 連載 第134回

第47回 広島県合唱コンクール
第7回祈念コンサート 


 〜 マツダ合唱団、失格の危機を乗り越え堂々の金賞!? 〜

                       (2008.08.12 up)
  
********************************************************************************   
  第47回 広島県合唱コンクール   
  2008年8月10日 10:30開演   
  広島市安佐南区民文化センターホール    
********************************************************************************   
  ◆北京オリンピック真っ盛りの8/10(日)、恒例の広島県合唱連盟・朝日新聞社主催の広島県合唱コンクールが有りました。   
   今年の県大会参加は、全部で17団体。 (中学-4、高校A-4、高校B-2、大学-0、職場-2、一般A-3、一般B-2) 近年、参加団体が減ってきているような気がします。 他に色々楽しみがあって、合唱団自体が減少しているのか、合唱団の数は変わらないがコンクールに参加しないだけなのか? しかも、門野先生、岡村先生、寺沢先生はそれぞれこの中の複数の団体を指揮されており、何か妙に狭い世界で競い合っているようで、あまり居心地よくありません。   
   私はマツダ合唱団(職場部門)での参加ですが、今年の選曲は、自由曲がG1(Byrd作曲”Cibavit eos”)、自由曲は、三善晃作曲の「地球へのバラード」から、T”私が歌う理由”、U”沈黙の名”。  三善晃は初挑戦。 しかもアカペラです。  これは難しい!   
   広島中央合唱団(一般部門Bグループ)も先日の定演と同じ曲を演奏するからということでこちらでも歌いました。   
   門野光伸先生は、この県大会でノートルダム清心中学校音楽部、ノートルダム清心高等学校合唱部、マツダ合唱団の3団体を指揮されました。(清心は中学が音楽部で高校が合唱部。 安田と女学院は中学が合唱部で高校が音楽部。 この違いは何?)   
   ということで、(本業の?)清心中学音楽部&高校合唱部の直前練習があるため、いつものことながら本番当日のマツダ合唱団の直前練習は指揮者不在の自主練習。   
   特に今回、自由曲が難しくてとても指定テンポでは演奏できず、練習で時間を計ってみると演奏時間が9分を超えるような状態でした。 8/6(水)の門野先生指揮の最後の練習でも、8分45秒程度。 まずい、このままでは失格してしまう(自由曲持ち時間8分30秒)。 下手でも順位は付くが、制限時間をオーバーすると失格。 中国大会に行けなくなってしまいます。 当日朝の練習は、メトロノームとストップウォッチをにらみながら、不安いっぱいの自主練習。    
   本番、門野先生はストップウォッチを譜面台において、時間を確認しながら指揮をされました。   
   結果は御覧の通り。   
leafletleaflet      
leafletleaflet      
   マツダ合唱団は、職場部門、堂々の金賞。 これで3年連続県大会金賞です。 中央合唱団も”金”で、良かった良かった。 清心も中高共に中国大会進出で安堵。   
   まあ、どこの合唱団も事情は似たり寄ったりでしょうが、マツダ合唱団は今年、6/29聖母コーラス定演賛助出演、7/14マツダ病院演奏会、7/19大野万年青大学演奏会と本番が立て込んでいて、いつも以上にコンクールの練習に費やす時間がありませんでした。   
   曲が難しい上に練習が足りないということで、メンバーには相当の危機感が有った様で、その分、ひとりひとりが一生懸命練習したのが良かったのかもしれません。   
   ・・・とはいっても、マツダ合唱団はまだまだ地力が無いため、中国大会に行くと、職場の部は3団体しか出場しないのに、いつも市役所合唱団に先を越されたりして、マツダは銀賞止まりです。 今年はいつもにまして練習が足りていない分、今後の伸び代は残っていると思いますが、どうなることでしょう。   
   演奏後は、門野先生にも参加していただいて、いつもの通り盛大に打ち上げを行い、2次会、2.5次会が終わったのは飲み始めて7時間後でした。   
********************************************************************************   
  ◆最後に、8/10県大会の日に私が持参したGoodsをお見せしましょう。左側から、
leaflet    
   (1)失格にならないテンポを決めるためのメトロノーム。 銀座山野楽器そごう広島店(そごう広島店新館9階)で購入したBOSS製の電子メトロノーム、Dr.Beat DB-30。 購入の決め手は安かったこと。   
   (2)演奏本番の音取りにも使ったピッチパイプ。 昨年夏にドレスデンの楽器屋で23.90EURも出して買った、独PYRAMID社製クロマチックピッチパイプ(13Notes A-440 C-C)。 西欧の音色がしますが、吹き難い。   
   (3)制限時間を知るためのストップウォッチ。 広島の誇る大企業ダイソーで買った105円のストップウォッチ。 時計も曜日もアラームも付いている、ラップも計れる、操作音も鳴る。   
   (4)練習録音に使う録音機能搭載の小型デジタルオーディオプレーヤー。 ベスト電器広島店の特売のチラシを見て購入したJVC製のAlneo XA-C59。 L/R独立マイク内蔵で、WMAの高音質(最大128kbps)でステレオデジタル録音可能。 メモリーは512MBしかありませんがそれでも128kbpsで7.5時間録音できます。 再生は、MP3、 WAVにも対応。   
   (5)本番当日の自主練習の指揮に使う譜面台。 独Wittner社製の定番の譜面台(Nr.961d)。 オールスチール製で少々重いが、その分 高剛性で安定性良好。 シンプルで折りたたむと案外コンパクト。 プラスチック部品やバネ部品が無く耐久性抜群。 最大の利点は、パイプに抜け止めが施してあり、不用意に引き出しても抜けてしまわないこと。   
   (6)普通の音叉。A=440 。

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手