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連載 第126回

 The Maple Mates 第2回定期演奏会 


     〜ヴォーカルアンサンブルの楽しみ〜
                    (2008.05.03 up)
  
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         The Maple Mates 第2回定期演奏会  
              2008年4月29日(火) 昭和の日  
                15:00開演(14:30開場)  
           広島市東区民文化センター スタジオ1(小ホール)  
                  入場無料  
                = プログラム =  
            第1ステージ:ルネッサンス期の宗教曲  
            第2ステージ:同声Maple Mates  
            第3ステージ:The Maple Mates 愛唱曲集    
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  ◆The Maple Mates 第2回定期演奏会に出演しました。  
  ・11年前に大学グリークラブのOBが集まって創設し、その後、混声アンサンブルとして活動中。  私が参加したのは2年半前からです。  
  ・現在活動中の団員13名で女性7人+男性6人。  男性の中では私が一番若輩。  
  ・還暦以上のメンバーが6人おり、サークル名からして老後の楽しみとして茶話会のついでにアンサンブルを楽しんでいるように見えるグループですが、どうして中々真剣です。  
  ◆今回は、昨年に続き東区民センターの小ホールでの演奏会。  ステージ横幅はありませんが天井が高く気持ちよく響く歌いやすい会場です。  客席数141席に対し、プログラムは90部出たそうで、私の友人も何人か聴きに来てくださいました。  
  ◆第1ステージは、いきなりパレストリーナの複合唱のモテット”Laudate Dominum"から入って、バードの5声のためのミサ(抜粋 Kyrie、Credo、Agnus Dei)と続きます。  前者は4声×2=8声の曲、バードの5声のミサもSATTBでテナーが2つに分かれており、テナー3人が分担してとても歌い甲斐がありました。  
  ・一番の難曲はバードの5声のためのミサの2曲目に歌ったCredoで、これだけで演奏に10分近くかかります。  この演奏の途中で、一時パート間にズレが生じてしまいました。  皆さん打ち上げのときに自分がミスったと反省していらっしゃいましたが、録音を聴いてみたら、どうやら最初にずらしたのは私のようです。  失礼しました。陳謝。  その他、私はもう一箇所完全に1拍早く歌い始めた箇所がありますが、これはご愛嬌ということで・・・。  
  ・でも、ピッチは安定していたし、全体としてはエネルギーの充実した演奏だったようで、聴きに来てくださった方々はこのCredoが一番良かったと仰る方が多かったです。  このCredoの終わりで会場から思わず拍手が出たのもそれを裏付けているかもしれません。  
  ◆1ステさえ終わればこちらのもの。  第2ステージは、女声と男声に分かれて2曲ずつ演奏。  
  ・女声合唱に前を譲って、後半の男声はパレストリーナの4声のモテット”Adoramus te Christe”と、”箱根八里”。  
  ・”Adoramus te Christe”は、練習を通して1番の出来だったし、お馴染みのピアノ伴奏付きの”箱根八里”も、軽快なテンポで男声合唱の魅力を発揮できたと自分では信じております、ハイ。  
  ◆15時に開演して、ここまでで、たったの30分余り。この調子だと1時間で演奏会が終わってしまうのではないかと心配しながら、10分間の休憩を挟んで最後の第3ステージへ突入です。  
  ・第3ステージは、愛唱歌全8曲。  愛唱曲といっても実は今回のために必死で練習した曲も多くありますが、各メンバーのソロが入ったりして最終的には楽しく歌えました。  
  ・演奏の合間にメンバーが分担して曲紹介を行うというパターンも定着してきましたが、何を話すかは本番まで本人以外誰も知らないので、我々にとってもどんな話が出てくるのか楽しみです。  今回も、”モスクワ郊外の夕べ”の紹介で、三十数年前の自らの新婚旅行の思い出話でのろけるメンバーや、思わず紹介をとばしてすぐ演奏に入ってしまう人など色々有って楽しませてもらいました。  
  ◆最後は会場のお客様と一緒に”箱根八里”を合唱し、代表者の高橋さんの締めの挨拶、アンコール1曲を無事終了すると、時刻は丁度16時30分でした。  
  ・ご来場頂いた皆様、有難うございました。楽しんでいただけたでしょうか。  私はまだ見ていませんが、アンケートも多数記入して頂いたようで楽しみです。
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  ◆本番後はもちろん懇親会。  歌った後は話が弾む、食事が美味しい、酒がうまい。  お陰で予想通り飲み過ぎてしまいました。  
  ・アンサンブルは、少人数故のミスしてはいけないという緊張感と、自分が直接表現できるという歌う楽しさが調和していて、非常に面白いですね。  自己満足で終わってはいけませんが、演奏する側として十分楽しむことが出来ました。  
    
  ◆P.S. プログラム等に掲載した”アンサンブル”の英語(仏語)の綴りが間違っているとの指摘をいただきました。 有難うございました。  
    【(正)ensemble ← (誤)ensamble 】

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手