連載 第116回
『 橋本勇夫 クリスマス チャペル コンサート 』
・聖ラファエロ教会のチャペルで行なわれた橋本勇夫さんのギターのコンサート。ゲストはバリトンの門野光伸先生です。
(2007.12.30 up)
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”橋本勇夫 クリスマス チャペルコンサート”
ギター:橋本勇夫、 江藤孝、 バリトン:門野光伸(ゲスト)
日時: 2007年12月20日(木) 開演19:00〜
於: 聖ラファエル教会 (広島市南区段原4丁目)
入場料 ¥3,000 ペアー券¥5,000
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◆12/20(木) 聖ラファエロ教会のチャペルで橋本勇夫さんのギターのコンサートを聴きに行きました。
・橋本勇夫さんは、日本ただ一人のオルゴール作曲家として有名? ギタリストで作曲・編曲もされます。 書道家。 オルゴール店経営者。 ・・・。
・”暮らしの手帖”で数ページにわたって紹介されたことがあり、上八丁堀に”グリム”というお店を開いていらっしゃいます。
・ノートルダム清心中高のクラシックギター部顧問として長く指導しておられ、門野先生とも懇意。
( グリム
http://www.gurimu.jp/
聖ラファエル教会
http://www.st-raphael.co.jp/f_01.html
)
◆演奏内容は、冒頭のプログラムの通りです。 このプログラムも”書道家”橋本先生の手書きです!
・会場の聖ラファエロ教会は結婚式場のような施設で、そのチャペルでの演奏です。 正面&左右にステンドグラス調の装飾が有り、雰囲気は良好です。
・お客さんは約200人、前売り券は完売。 そうとは知らずに会場へ来て無理やりチケットを売ってもらう人もいました。
・まず最初に、オルゴールとギター2本(橋本先生と○○さん)との合奏。 この組み合わせを聴くのは初めてだったのでどうなるのかなと思いましたが、オルゴールの音とクラシックギターの響きが良くマッチしていました。 どちらも弾いて音を出す点で共通です。
・続いて、橋本先生とわざわざ九州から駆けつけた江藤さんのギター2重奏。 懐かしいメロディーを橋本先生がギター2重奏に編曲されていました。 唱歌や童謡といった落ち着いた易しい気持ちになれる曲が教科書から無くなっていくことに不安を覚えられ、あえてこうした曲を取り上げて演奏しているそうです。
・そして、本日のゲスト 門野光伸先生が橋本先生のギター伴奏でバリトン独唱。 賛美歌3曲に続いて橋本先生が門野先生のために作詞・作曲したというオリジナル曲「今」を披露されました。 この曲は、静かに今を見つめ 力強く未来を夢見る内容で、盛り上がりのある素晴らしい曲でした。 歌の間奏部分で思わず客席から拍手が沸くほどの良い曲、そしてよい歌唱でした。
・ちょっと気になったのは、このチャペルの響きです。 門野先生のあの軟らかいバリトンの声に、妙な濁った響きが重なって聴こえてきました。 いつもこういう響きのするホールなのでしょうか?
・皆で「もみのき」と「きよしこのよる」を歌ったあと、最後のステージは橋本先生のギターソロ。 ギターのことはまったく分かりませんが、トレモロを利かした曲や、ラテン系の激しい曲など多彩な演奏でした。
・最後に橋本先生がアンコールとしてハーモニカで「埴生の宿」を独奏してお開き。 これがまた、最高でした。
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◆このチャペルコンサート、もう7回目だそうですが、橋本先生の心のこもった演奏とオジンギャグ混じりの優しい語りが味わえる魅力的な演奏会でした。 女性の固定ファンが大勢いらっしゃるのもうなずけました。
(!斬捨て御免!、!問答無用!)