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連載 第115回
『 広島観音町教会クリスマスコンサート 2007 』
・教会の礼拝堂で聴くハンドベルの演奏は素晴らしかったです。
(2007.12.18 up)
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広島観音町教会クリスマスコンサート 2007
2007/12/16(日)13:30開演
第1部 広島観音町教会ハンドベルクワイア (ハンドベル合奏)
第2部 The Maple Mates (コーラスアンサンブル)
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◆12月16日(日)の午後、広島市観音町にある小さな教会のクリスマスコンサートに、「ザ・メイプルメイツ」のメンバーとして参加しました。
・第1部は、この教会付属のハンドベル合奏団「ハンドベルクワイア」の演奏で、客席で聴きました。メンバーは女性5名男性4名+指揮者。
・演奏した曲は、ジングルベルやヘンデルの「水上の音楽」、ホルストの「ジュピーター」など全6曲。 本格的なハンドベルの演奏を聴いたのは初めてで感動しました。 済んだ音が重なり合って華麗な響きを発するかと思うと、落ち着いた幻想的なメロディーが流れたりと、多彩な演奏が続きました。
◆途中、お話をされた牧師さんは、ハンドベルは誰でも分け隔てなく参加できる楽器で、教会の趣旨に合っていると話されていました。
・演奏メンバーも 「握って振れば誰でも音が出ますから」と謙遜されていましたが、ハンドベルの奏法について指揮者が解説されているのを聞くと、色々な奏法と音色の変化が有って奥深いでようです。
・高音のベルを担当する人は片手の2個ずつ、両手で合計4個のベルを持って鳴らし分けていました。 低音用のベルは1個数キロの重さがあるそうで、複数個を持ち替えながらタイミングよく鳴らしていました。
・しかも、合唱と違い、ひとりひとりが固有の音程(ベル)を担当するので、一人欠けても音楽になりません。メンバーが全員揃わないと練習も出来ないわけです。 メロディーも皆で繋いで創って行きますから息を合わせるのが大変だと思います。
◆一見簡単で楽しそうに見えて、実は大変な合奏だということを知りましたが、その難しさを表に出ださない素晴らしい演奏でした。
・但し、演奏するメンバーの表情は、一瞬たりともタイミングを外すまいと真剣そのもので、楽しそうには有りませんでした。
(携帯電話のカメラでとっさに撮影したもので画像が悪くてすみません)
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・途中 牧師さんのお話を挟んで、後半が「ザ・メイプルメイツ」の演奏です。
◆「ザ・メイプルメイツ」は現在S4、A3、T3、B3 合計13名で構成されるヴォーカルアンサンブルです。 私は2年ほど前に誘われて仲間入りしましたが、男声は全員大学の時の同じ男声合唱団の大先輩で私はまったく頭が上がりません。
・また、メンバーの中には夫婦3組6名がおり、その内の2組は今回の広島観音町教会で三十数年前に結婚式をしたという因縁深い教会での演奏でした。
・演奏はアンコールを含めて全部で10曲。 第1曲目がパレストリーナ作曲の8声のモテット。 最初から無伴奏の8パートの曲を13人で指揮無しで歌おうというのですから大変でした。 男声4部合唱「箱根八里」を男声6人で歌うのもちょっときつかったですかね。 その後は段々と楽な曲に移っていって、破綻することなく無事に演奏終了。
◆コンサート終了後、会場の皆さん、教会関係者、ハンドベルクワイアメンバーらと茶話会をしてお開き。
・教会の礼拝堂で聴くハンドベルの演奏は素晴らしかったです。
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・隣でいっしょにハンドベルの演奏を聴いていた人が、「ハンドベルも、女性が高音を担当して男性が低音を担当するのですね。」と言われたので、「低音用のベルは重たいから男性が持つのではないでしょうか?」と答えておきました。
(!斬捨て御免!、!問答無用!)