≪ 北の佐川の音曲捕物帖 連載100回超記念 夏季特別報告 ≫

leaflet 連載 第104回

『 北の佐川の”ジョッキ片手にドイツ紀行”≪音楽編その3≫
< ベルリンの”フィルハーモニー”見学記> 』


・故有って、7月末にドイツに遊びに行きました。 せっかくなので、音楽に関係した内容を書き止めます。
・<音楽編その3> ベルリンフィルハーモニー ホール見学記  
(2007.8.13 up)

********************************************************************************
  ◆7月27日、滞在中のベルリンで”フィルハーモニー”に行きました。   
  ・ベルリンフィル(=ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)はベルリンの”フィルハーモニー”に本拠地を置くオーケストラ。  したがってここで言う”フィルハーモニー”とはコンサートホールを指します。 ま、どうでも良いか。   
  ・せっかくベルリンに来たのだから、ベルリン・フィルを聴きたいと思いましたが、確認してみるとこの時期(6月上旬〜8月下旬)ベルリン・フィルは本拠地では何もやっていません。 当然、夏期休暇だと思います。(遠征しているのかどうかは知りません。)   
  ・しかし、本拠地であるこの「フィルハーモニー(ホール)」の内部を見学するツアーは、正月の数日を除く毎日午後1時からやっているというので、悔し紛れに行ってみました。 (ツアーと言っても、説明員の解説を聞きながらフィルハーモニーの中を歩き回るだけです。参加費:3〜5ユーロ/人)
********************************************************************************    
leaflet・これがフィルハーモニーの外観です。
・と言っても、こちらは隣の室内楽ホールで、左端に半分見えるのがフィルハーモニーホールだったと思います。
   
leaflet・これは通用門側の写真。守衛さんのいるこの通用門がツアーの受付&出発点です。 外には巨大なゴミ収集BOXが置いてあります。
・この集合場所の通用門についたら、もういっぱいでダメとの事。  溢れた人を対象に午後2時からもう一回ツアーをやってくれることになって、1時間ほどして再集合。
   
leafletleaflet・集まったのは十数名。  最初に説明役の男性が、何語での説明が良いかと皆に聞き、英語に手を上げた人が多かったので英語での説明に決定。  ロビーから客席・ステージサイドまで歩いて移動しながらみっちりと1時間説明していただきました、・・・流暢な英語で。(ドイツ語よりはまだマシです。)
・ほとんど理解できませんでしたが、わかったところだけかいつまんで列記してみます。
  ♪ 196?年に、事前の研究を重ねてホールを建設。当初はコンクリート打ちっ放しの革新的な外観だったが、後年、周囲の景観との調和が取れないという理由で、現在の黄土色の外壁を取り付けた。 
  ♪ 最初はエントランスやロビーも安っぽいと評判が良くなかった。(私もそう思います)  しかし、何とかいう有名な建築家の設計。
   
leaflet  ♪ まずは全体を鳥瞰。
  ♪ 演奏するオーケストラの周囲を360度ぐるりと客席が取り囲むレイアウトの先駆け。  すり鉢(ボウルと言っていました)の中心(=底)にオーケストラが位置する。 (最近日本でも、サントリーホールなど、ステージの後にも客席のあるホールが出来ていますね。アリーナ形式と言うのですか?)
  ♪ ステージ側面や後ろの席は、指揮者の表情や、演奏者のやり取りが手に取るように判る、音楽生や一部のマニア向けの席。
  ♪ ステージは後半のコーラス席を含めて自由に高さを変えられる。(山台を組む手伝いをする必要はありませんね。)
   
leafletleaflet  ♪ 最後列の客席へ移動して説明を聞く。
  ♪ 巧みに配置された壁と天井・反射板によって、一番後列の客席でも豊かな音がするらしい。(確かに壁が集音機の役をしそうです。)
 
leaflet  ♪ 天井から吊るしてある反射板の向きや構成を変えることによって音響効果を最適化できる。
  ♪ 残響時間は2.?秒。(聞き漏らしました。)
  ♪ ステージサイドの上に設けた広い音響ミキシングルームと照明コントロールルームによって、オーケストラ以外の多彩な演奏にも対応可能。
  ♪ この日は、天井からスピーカーか何かを下ろして調整中でした。
  
  (上記記述に誤りがあったらご勘弁ください。私の語学力では、この位が精一杯いでした。)   
  ◆質問を交えながら約1時間見てまわり、「この次は、ぜひ演奏を聴きに来てくださいね。」という説明員の最後の言葉に皆、感謝の拍手を送って解散。
********************************************************************************   
  ◆通用門のツアー受付に、総頁数192ページの豪華な2007-2008シーズン年間プログラムがフリーペーパーとしておいてありました。    
  ・中をのぞくと、月毎のプログラムの見出しに音符を使ったセンスの良いイラストが並んでいたので、サンプルを掲載しておきます。   
leafletleafletleaflet  

(!斬捨て御免!、!問答無用!)

十手