■ ”O Magnum Mysterium ”
(演奏時間:約5分30秒)
・1994年に初演されたMorten Lauridsen作曲の無伴奏混声合唱曲。
・この曲は、広島中央合唱団がコンクールの自由曲として今回演奏する予定で、指揮者の寺沢 希さんが選曲されました。(私も隅のほうで歌わせていただきます)
・作曲者のMorten Lauridsenは米国人だそうです。
・聴いていただいてお分かりのように、大変美しい曲です。 テキストは、おなじみの O Magnum Mysterium そのものですからあえて申し上げませんが、この歌詞の持つ意味を十二分に表現した 素晴らしい作曲だと思います。
・S、A、Tは各2部、Bは3部に分かれるため、9声部の合唱ですが、ニ長調の調性以外に臨時記号が使われているのはアルトの2箇所だけです。 臨時記号を使うことなく、この”Mysterium”なハーモニーを作り出していることに寺沢先生も感心しておられました。
・例によって弦楽の音色で表現してみましたが、私のテクニックでは、原曲の持つ静かな感情の高まりを表現するのは困難でした。 本当の合唱曲をお聴きになることをお勧めします。